SF 短編 完結済
読了目安時間:13分
総エピソード数:1話
産業革命から芽生えた科学文明は次世代へ次世代へと問題を先送りした末、21世紀末とうとう崩壊した。 しかし一世代をかけ、科学文明は復活した。 その復興前の数十年間を人々は「大崩壊後」と呼んだ。 「大崩壊後」の世界は人類にはあらゆるものが足りなかった。 とりわけ深刻だったのが食糧であった。 有機物は殆ど再生されて食糧になった。 必要最低限の栄養素とカロリーを摂取する行為、それが「食事」だった。 「大崩壊後」の世界では人は生きるために食べ、食べるために生きた。 現在、空腹を知らない無邪気な子供たちの歴史の学習において「大崩壊後」の食糧難の事情はそう語られている。 特にその画像は嘲笑の的である。 画像には「カタストロフ飯(カタスト飯)を食べる人々」とのキャプションがふられている。 豊かな文明が、文化が再度花開き、所謂、「カタスト飯」は消え去ったかに見えた。 しかし、「古き良きカタスト飯」を密やかに愛する人々が存在した…。
総エピソード数:1話
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感想コメントで『キャラ多すぎで覚えらんねえ』と言うことで減らして『特殊装甲隊 ダグフェロン『廃帝と永遠の世紀末』 甲武の闇』となりました ほとんど事件の内容は同じですが、キャラは覚えやすいよう『濃く』しました ギャグも増えました 地球人類が初めて地球外人類と出会った辺境惑星『遼州』の連合国家群『遼州同盟』。 その有力国のひとつ東和共和国に住むごく普通の大学生だった神前誠(しんぜんまこと)。彼は就職先に困り、母親の剣道場の師範代である嵯峨惟基を頼り軍に人型兵器『アサルト・モジュール』のパイロットの幹部候補生という待遇でなんとか入ることができた。 しかし、基礎訓練を終え、士官候補生として配属されたその嵯峨惟基が部隊長を務める部隊『遼州同盟司法局実働部隊』は巨大工場の中に仮住まいをする肩身の狭い状況の部隊だった。 さらに追い打ちをかけるのは個性的な同僚達。 直属の上司はガラは悪いが家柄が良いサイボーグ西園寺かなめと無口でぶっきらぼうな人造人間のカウラ・ベルガーの二人の女性士官。 他にもオタク趣味で意気投合するがどこか食えない女性人造人間の艦長代理アイシャ・クラウゼ、小さな元気っ子野生農業少女ナンバルゲニア・シャムラード、マイペースで人の話を聞かないサイボーグ吉田俊平、声と態度がでかい幼女にしか見えない指揮官クバルカ・ランなど個性の塊のような面々に振り回される誠。 しかも人に振り回されるばかりと思いきや自分に自分でも自覚のない不思議な力、「法術」が眠っていた。 考えがまとまらないまま初めての宇宙空間での演習に出るが、そして時を同じくして同盟の存在を揺るがしかねない同盟加盟国『胡州帝国』の国権軍権拡大を主張する独自行動派によるクーデターが画策されいるという報が届く。 誠は法術師専用アサルト・モジュール『05式乙型』を駆り戦場で何を見ることになるのか?そして彼の昇進はありうるのか? 表紙絵 ぶぶききさん
読了目安時間:53時間26分
1500年のイギリスの女王の依頼により、王(名前が)は南アフリカに金のマイニングに行くことになった。
読了目安時間:2時間27分
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青山りんご、彼女は幼いころに両親を惨殺され教会へと保護される。 そこが経営する児童養護施設は、表向きにはモデル事業として取り扱われるほどの優良施設である。 しかして、そこには裏が、そして闇があった。 令和××年3月20日に施工された生活困難者支援法。 それは世間の注目を集める事なく静かに世に解き放たれた。 弱者救済と言う美辞麗句の影に隠された呪い。 正義を盾に我意を押し付ける邪悪。 歴史の陰に存在し続けた妖。 全てを超越した慮外の存在。 今、全てを奪われた少女は復讐の刃を振るう。 「あの女は、私が殺す」 表紙画像:たっぴー様@mihtd ※この作品はフィクションです。実際の人物や団体などとは関係はありません……多分。
読了目安時間:52分
ジャンル日間/週間/月間1位・総合日間4位 ウァー⁉マジカー!!!! 皆様のおかげ過ぎて五体投地_(:3」∠)_ 香港に巣食う東洋の魔窟、九龍城砦。 犯罪が蔓延る無法地帯で、日々をのんびり暮らす何でも屋の少年と、周りを取りまく住人たち。 今日の依頼は猫探し…のはずだった。 散乱するドラッグと転がる死体を見つけるまでは。 話は繋がっていますが章ごとでも読めるのでお暇なときにごゆるりとどうぞ_(:3」∠)_ みんなで九龍城砦で暮らそう…!! ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません ※キネノベ大賞1次通ったよ
読了目安時間:7時間18分
作者からの一言コメント
管理に抗い喰いたいものを喰う人々の物語。