今回は抑うつ病などでほとんどの場合症状と出てくる「罪悪感」について、です。

戦う者たち

 こんにちは、どうやっても柴見です。  「心と身体」をテーマにここまでやってきましたが、今回はそのお題に沿って「精神疾患を持った身体」がどうなっていくのか、の体験を交えて書いていこうと思います。  まず「鬱の兆候」。  一般的には「妙に甘い物がほしくなる」「朝早く起きてしまう」「疲れがとれない」「あまり眠れない」などといったものがあります。  そして個人の感覚のものですが、「罪悪感」というものが芽生えてきます。  柴見は比較的病院へ (精神科、心療内科) 行ったためそれらが爆発する前になだめられたと思いたいのですが、自分が蝕まれていると分からずそのまま日常生活を過ごし、徐々に崩れていくとなると……そら恐ろしいものになります。その中でも一番強い症状がこの「罪悪感」なのです。  抑うつ、うつ病にかかると必ずついて回る「罪悪感」は、心が限界まで弱ってしまい、それまでの「今までできていたことができなくなる」という感覚のズレから始まり「こんなことができないで申し訳ない気持ち」が生まれ「何でこんな簡単なこともできないんだろう」という自身を苛む感情がマイナスに拍車をかけ、「できない自分は駄目な奴だ、生きていて申し訳ない、生きるに値しない」と自ら烙印を押してしまう……大雑把な流れはこのようなものです。  そこからなんのサポートもなく生きていくのは限りなく難しいでしょう。もし思い当たる節があれば、この「罪悪感」というワードにひどく当てはまるなら、1度はお医者さんへ相談してみてください。  柴見もこの症状が強かったです。特に初期。抑うつになりたてのころです。  できればご両親、ご家族の理解が必要なのですが……ここばかりは全て同じとあてはまりません。理解できないものは理解できない、理屈ではないのです。  「罪悪感」に捕まると、何一つまともに行動できなくなる、と思ってください。それだけ驚異的な症状です。なので医師による判断の治療が必須となります。それはカウンセリングだったり投薬だったり、決してすぐ改善するものではありません。  薬には副作用があります、通院は楽なものではありません。カウンセリングも、人によっては担当してもらうカウンセラーと合わないこともあります。  なので、何度も何度も「治ることへのチャレンジ」を繰り返してください。  薬を変えてみる、細かに症状をメモし、そんな気力もなくなってしまえばただそれだけを医師に告げましょう。精神科、心療内科の医師は百戦錬磨です。すぐわずかなヒントだけで今ある症状に気づくはずです。  でも時には医師を変え、カウンセラーも変えてみるのも重要です。合わない、無理がある、このままでは死んでしまう。  その前に、なんとしてでも別の医師や病院を当たってみる……必ずしも初めの病院で治す、という決まりはありません。何度も渡り歩いている、という人も事実たくさんいます。  なので、治ることを諦めないでください。  完治はともかく、改善する方向へ行っただけで、一気に視野がクリアになることがあります。  と、ここで「完治します、治ります」と言えればいいのですが。しかし柴見の口からは言えません。自分自身、ああこりゃ治らんわと諦めている部分もあるからです。なのでそんな人間が言っても説得力はありません。  でも。少なくとも。こうして今こんな文章を書けるまでに回復しました。知識も増えました。それだけは事実で、ここから先をどう転がしていくか。いくらでもアレンジができるものだと思えるからです。  作家、ヘミングウェイは言いました。  世界は美しい。戦う価値がある。  さあ、生きる覚悟を決めましょう。

心身の弱りから来る「罪悪感」にはカラクリがあります。それを暴いて、突破しましょう。 あなたは、強い。

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