書籍版『ようこそおいでませ、あやかしの商店街へ~巡り巡ってまた巡る~』

読了目安時間:1分

エピソード:1 / 9

※書籍版とのタイトル違います。(添付画像が書籍版になります) ※書籍版(改稿済み)の一幕の一部投稿になります。 ※設定や諸々は違いますが、続編は連載中です。 皆さんとのご縁が紡がれますように。

プロローグ

プロローグの挿絵1 ㅤ大阪府の南側にある街、堺市。その噂は学生の間で流れていた。 「なぁなぁ、知ってる?」 「なにが?」 「あかしや橋の噂」 「それってたしか……」 ㅤ――子の正刻に神社へと続く『あかしや橋』を渡ると、橋に書かれた文字が『あやかし橋』に変わり、橋は妖怪の町であるあやかし商店街へと繋がる。 「でもさ、それって本当なんかな?」 「さぁ~?ㅤあ、なら試してみるか?」 「怖いから無理!!」 ㅤ彼らの隣ではある少年が密かに話を聞いていた。その少年は目を隠すような長い前髪を垂らし、俯くように猫背気味に本を読んでいる。少年はかおをあげるとズレた黒縁メガネを少し上げ、本をゆっくりと閉じた。 ㅤ――妖怪の町。あやかし商店街……。

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