異世界ファンタジー 短編 連載中
読了目安時間:9分
総エピソード数:3話
少女は死印により不老不死、そして死に場所を探す。そこで見つけたひとつの希望の少年。 「僕が君の止まった時間を動かすよ」
総エピソード数:3話
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およそ百年前、女勇者アルウェンと後の伴侶となる少年によりサッキュバスの王クシモは敗れ封印された。 しかしその直前、クシモは『お前達の子が余を復活させる神官となる』という不気味な予言を残す。 そして現在、クシモは既に復活しており魔王としてではなく地母神として崇拝されていた。 復活させたのは予言の通りアルウェンの息子であった。 彼はクシモを信仰する慈母豊穣会を組織し教皇として君臨している。 しかも彼は復活したクシモを征伐しにきた数多の勇者を悉く屠っている強大な守護者でもあった。 これは勇者の息子でありながら神々に『魔人』と呼ばれ畏れられている男と神に未来を托された勇者達との闘争の物語である。 今日もまた一人の勇者が斃され、教皇ミーケの手向けの言葉が紡がれる。 「生まれ生まれ生まれ生まれて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」
読了目安時間:2時間51分
作者からの一言コメント
物語が交差する同じ世界の2つ目の出来事