SF 短編 完結済
読了目安時間:2分
総エピソード数:1話
人類はデータになることを選択した。時間の間隔を失い、データの海で変容していく……。
総エピソード数:1話
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元は日記とかも書く予定だったんですが、予想以上に掌編の確率が高かったので2022年はほぼ掌編で月頭に日記って構成になると思います。 ジャンルはマジでその日の気分で決めてるので迷いましたが、とりあえずSFにしとく。 投稿時間は夕方~日付変わるまでのどっか。 pixivファンボックスで清書版を投稿してます。 元を頂いている診断メーカーはコチラ→https://shindanmaker.com/828102
読了目安時間:1時間13分
「隕石衝突の日(ジャイアント・インパクト)」 そう呼ばれた日から、世界は雲に覆われた。 明日は来る 誰もが、そう思っていた。 ごくありふれた日常の真後ろで、穏やかな陽に照らされた世界の輪郭を見るように。 風は時の流れに身を任せていた。 時は風の音の中に流れていた。 空は青く、どこまでも広かった。 それはまるで、雨の降る予感さえ、消し去るようで 世界が滅ぶのは、運命だった。 それは、偶然の産物に等しいものだったが、逃れられない「時間」でもあった。 未来。 ——数えきれないほどの膨大な「明日」が、世界にはあった。 けれども、その「時間」は来なかった。 秒速12kmという隕石の落下が、成層圏を越え、地上へと降ってきた。 明日へと流れる「空」を、越えて。 あの日から、決して止むことがない雨が降った。 隕石衝突で大気中に巻き上げられた塵や煤が、巨大な雲になったからだ。 その雲は空を覆い、世界を暗闇に包んだ。 明けることのない夜を、もたらしたのだ。 もう、空を飛ぶ鳥はいない。 翼を広げられる場所はない。 「未来」は、手の届かないところまで消え去った。 ずっと遠く、光さえも追いつけない、距離の果てに。 …けれども「今日」は、まだ残されていた。 それは「明日」に届き得るものではなかったが、“そうなれるかもしれない可能性“を秘めていた。 1995年、——1月。 世界の運命が揺らいだ、あの場所で。
読了目安時間:10時間15分
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機械の四肢で空を駆けるメカ娘『奉姫』が人を支える空中世界『カエルム』 空の底、野盗に捕えられた奉姫商社の一人娘『アリエム・レイラプス』を助けたのは奇妙なAIと奉姫のコンビだった。 『奉姫の神』を名乗るタブレット、カミ。 『第一世代』と呼ばれた戦艦級パワーの奉姫、レミエ。 陰謀により肉体を失ったというカミに『今』を案内する契約から、アリエムの冒険が始まる。 カエルムと奉姫のルーツ、第一世代の奉姫とは? 欲する心が世界の秘密を露わにする、蒼空世界の冒険譚。 ・強いて言えばSFですが、頭にハードはつきません。むしろSF(スカイファンタジー) ・メカ娘を率いて進む冒険バトル、合間に日常もの。味方はチート、敵も大概チート。基本は相性、機転の勝負。 ・基本まったり進行ですが、味方の犠牲も出る時は出ます ・手足武装はよく飛びますが、大体メカ娘だ。メカバレで問題ない。 ※2020.3.14 たのの様(https://twitter.com/tanonosan)に表紙およびキャラクターデザインを依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます ※2020.8.19 takaegusanta様(https://twitter.com/tkegsanta)にメカニックデザイン(小型飛空艇、十二姫装)を依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます ※2021.9.17 Gen様(https://www.pixiv.net/users/1479993)にキャラクターおよびメカニックデザインを依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます
読了目安時間:32時間10分
自殺一歩手前まで行った女の子が、高校に入学して七癖も八癖もある同好会に所属したことを転機に、先輩たちの心の闇を取り払うまでになる一年間の物語。 【あらすじ→】 高校に入学して間もなく、『報われない者たち』という謎の同好会に勧誘されてしまった水野舞湖。「なんだか面白そう」という理由でつい入会してしまうが、その活動実態は工作に筋トレに読書、小難しい議論をしているかと思えば、ボランティア活動と称した地域の七不思議の解明まで!? クラスマッチ、夏休み、体育祭に文化祭。高校生の日々を過ごす中でそれぞれの思想信条を持つクセ強な先輩部員たちに揉まれ、水野も段々と自分なりの ”ものの見方” を身に着け、人生に悩む先輩たちの心を支えていく。そしてそれは、水野の心を救い、『報われない者たち』に水野を勧誘した張本人である、代表の杯賀にも……。登場人物たちはみな日陰者、人生に社会にすべてを憂うアンチ“青春”ストーリー、ぜひご一読ください。 各編予告動画↓ https://www.youtube.com/channel/UCJBNqWcDGjwyLRYqipiggIQ ※表紙は「©遠田とまたろう」様に描いて頂きました。画像は使用許可を得ております。無断転載NG。 ※Twitterにあとがきのようなものを置いてます。 ※すべての発言、仕草、状況、展開を伏線だと思ってもらって構いません。本小説は群像劇、ないしは全体論的小説の一面を持ち合わせています。 ※本小説に登場する人物、集団、思想、発言、組織、商品、サービス、現象、地名、その他のすべてはフィクションであり、現実のそれとは何ら関係するものではなく、特定の何らかを推奨、勧誘、斡旋、揶揄、非難等をするものでもありません。
読了目安時間:8時間2分
作者からの一言コメント
『海をまとう』短編小説コンテスト参加作品