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七夜の月本編から、約一年。 七夜というペットから、宮ノ木葉月という人間に戻って初めての冬のこと。 葉月は初めての小料理屋でのおせちづくりのバイトで頭がいっぱいになり、同居人で大切な姉であるゆかりと過ごす大晦日の晩御飯のことをすっかり忘れていた。 「こたつに入ってテレビ見ながらご飯をわくわくしてるに違いない姉の期待を、裏切るわけにはいかない!」 数年の同居ですっかり胃袋を掴んでしまった責任を取るべく、葉月は思いを込めた晩御飯を作ることを決めたのだった。 * * * 七夜の月 -心を見失った人間と、人間を捨てた料理上手なペット-から約一年後。 大晦日の夜、少しだけ柔らかくなった二人と、あったかいごはんの物語。 「お待たせしちゃいましたね、どうぞ」 ----------------------------- 七夜の月 -心を見失った人間と、人間を捨てた料理上手なペット- 本編 https://novelup.plus/story/592000660
読了目安時間:11分
どちらかと言えば陰の者ですけれど、ある想いを抑えている内にバレンタインデーを迎えてしまいました
住む世界がちょっと違う二人のバレンタイン
3,400
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現代/青春ドラマ
短編
3話
9,170字
2021年2月10日更新
『あたし』は地味で根暗な、いわゆる陰の者。 趣味はソシャゲとマンガ、クラスで得た場所は『何、考えてるかわかんなくて怖い』というボッチポジ。 そんな学校で居場所がないあたしだけど、放課後になるとちょっと違う。 スクールカースト上位だけど、隠れオタらしい境翠ちゃんとこっそり盛り上がっている。 いつまでもこの幸せが続いてほしいと願いながらも、あたしは本当の想いに気が付いてしまって……。 翠ちゃんとの幸せは壊しちゃうの怖いけど、いいよね? そう、バレンタインデーがあるんだから!
読了目安時間:18分
七夜の月 -心を見失った人間と、人間を捨てた料理上手なペット-
明日を向くのには、美味しいご飯ですよね?
33,400
10,000
現代/青春ドラマ
短編
18話
57,707字
2020年9月9日更新
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ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~
媚びない&頑張るケモ耳っ娘の今と過去
821,600
2,065
異世界ファンタジー
長編
322話
757,924字
2023年9月18日更新
~前世の記憶を持つ少女は、再び魔王討伐を目指す~ 私には前世の記憶がある。 Sランクの冒険者だった前世の私は、あるダンジョンでうっかり死んでしまい、狼の耳と尾をもつ獣人として転生した。 生まれ変わっても前世のスキルをそのまま受け継いでいた私は、幼い頃からこっそり体を鍛えてきた。 15歳になった私は、前世で暮らしていたこの町で、再び冒険者となる。 そして今度こそ、前世で果たせなかった夢を叶えよう。 ==================== 再び冒険者となったリリアンは、前世の知識と縁で手に入れた強さを隠しながら、新しい仲間たちと共にさらに上を目指す。そして前世の仲間との再会し、仲間たちのその後を知る。 リリアンの成長と共に、次第に明らかになっていく彼女の前世と世界の謎。。 その前世ではいったい何があったのか。そして彼女は何を成し遂げようとしているのか…… ケモ耳っ娘リリアンの新しい人生を辿りながら、並行して綴られる前世の物語。そして彼女と仲間たちの成長や少しずつ解かれる世界の真実を追う。そんな物語です。 ------------------- ※一部の話を『『ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい』おまけ閑話集』への別掲載の形に変更いたしました。 https://novelup.plus/story/910065455 ※若干の残酷描写や性的な事を連想させる表現があります。 ※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載しております。 『HJ小説大賞2020後期』一次通過 『HJ小説大賞2021後期』一次通過 『第2回 一二三書房WEB小説大賞』一次通過 『ドリコムメディア大賞』中間予選通過 『マンガBANG×エイベックス・ピクチャーズ 第一回WEB小説大賞』一次通過
読了目安時間:25時間16分
聖都の子爵邸で働くダイアナは、失敗ばかりのぽんこつメイド。 ある日、聖女である子爵の娘が行方をくらませてしまう。 娘の失踪をごまかすため、子爵は背丈と顔が瓜二つのダイアナに身代わりを命じる。 替え玉に扮することとなった彼女は、本物顔負けの聖女を演じて世間を騒がせる一方、社交界の貴公子達から熱烈なアプローチを受ける。 しかし、彼らは口にできない秘密と心の闇を抱えていた。 ダイアナは持ち前の明るさと聖女への〝なりきり〟で彼らの心の闇を払い、共に乱れた国家、宮廷、社交界を世直ししていく。 その果てに、奇跡も魔法も使えない一少女のがんばりが、真の聖女ですら成し得なかった世界の理を改革する!! ※恋愛成分よりも冒険成分が多めです。 ※中盤からマスコットキャラ(もふもふ)も登場します。 ※敵味方ともに人間キャラの死亡退場はありません。 ※本作は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」でも公開中です。 ※HJ小説大賞2021後期 二次選考通過作品です。
読了目安時間:14時間29分
GTとは市販の車種から派生したレース専用車両のこと、元は市販車を改造したツーリングカーだったが、それを発展させたレースのためだけに新造したシャーシに市販車風のガワをかぶせたものをグランツーリスモと呼ぶ。 唸るエンジン、回るタイヤ、空気を切り裂くボディ、青い空、白い雲、眩しい太陽、美人のねーちゃん、積み上がる残業、上がらない給料、速く走る事しか考えていないGTカーがサーキットを駆け抜ける。 これはとにかく速いけどスタミナがないF3上がりの"キリノ"と、そんな速くないけど延々と同じペースで走り続けられるS耐上がりの"リンカ"が日本のGTレースに参加する話。 表紙画像はとあるサイトで550円で買いました(白目)
読了目安時間:6時間3分
田舎町で妖狐が経営する喫茶店での日常
18,700
350
現代/その他ファンタジー
長編
20話
42,055字
2021年10月30日更新
オカルト記者の忌志田悠馬は圧倒的なネタ不足のため、似たようなオカルト話を雑誌に投稿し続けていた。その結果、購読者が減り始めたことで編集長から『新しいオカルトネタを見つけてこなければスペースを無くす』と通告を受ける。 そして必死に新しいオカルトネタを探していた悠馬はついに新しいオカルト話の情報を手に入れ、その真偽を確かめるためにとある洋館を訪れ、一人の少女と出会う。自身を霊能者と名乗る少女もまた仕事が減ってしまい困っていると語り、悠馬にある提案をする。 こうして、協力関係となった二人はこの街のあらゆるオカルトに立ち向かっていく……
読了目安時間:1時間4分