清十郎
Lv
36
称号
ノベルアップビギナー
ジョブ
男戦士
アバター
男戦士
作品数
1
レビュアーポイント
18pt
歴史小説が好きで、いつかは歴史物を書きたいという希望は持っていますが、まずは身近な私小説から書かせていただきます。身近な処となりますと、そこはそれ、やはり男ですのでちょっとエッチな話しから始めています。……と思いましたら、最初の恋愛物とファンタジー物の2作品が、表現が過激過ぎるとのことで、運営様より公開停止をくらってしまいました。 というわけで、当面は歴史物を続けてまいります。処女作が非公開となったのは残念ですが、本来の目的の歴史小説に全力を尽くしたいと思います。 極力、完成度を高めるべく校正を徹底して頑張ります。皆様のご意見などは謙虚にすべて参考にさせていただきますので、応援だけでなく、罵詈雑言でも大歓迎でお聞かせください(私の心が折れない範囲で)。どうぞ、よろしくお願いします。
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21世紀になってもなお、力による現状変更という大国の暴挙がまかり通る現実世界にあって、かつて、世界平和の理想実現に邁進し、全世界からその高潔な人品を称賛された日本人がいました。 彼は、幕末激動の明治2年、賊軍の地であった出羽国に誕生し、教育熱心な家族の愛情の中で成長していきます。 彼こそ、後にポーツマス日露講話条約の随行員として堪能なフランス語を駆使して講話締結に尽力し、第一次世界大戦後に成立した国際連盟の日本全権として活躍、その人格的高潔さは世界的にも称賛されて、アジア人として初の国際司法裁判所所長に満場一致で選出された、法学博士安達峰一郎です。彼は恒久世界平和の理想を信じ、国際法に基づいた争いのない社会の実現を目指しました。彼こそが日本人として最初の、真の世界平和主義者でした。 当時の日本は、明治維新による政権交代を終えたばかりで、世界列強に伍するために急激な殖産興業政策を実施していました。そのような中、彼の郷土は産業振興と国土防衛を目的とした東日本広域交通網整備計画という国策事業の一端に組み込まれていきます。維新の元勲である大久保利通卿の遺志を継いで、国策事業遂行に燃える山形県令三島通庸が、峰一郎たち住人の前に立ちはだかります。権力に対抗する住民運動の推移の中、少年・安達峰一郎は法律家としての精神を少しづつ育んでいきます。 力による秩序破壊と現状変更がいまだに続く混沌とした21世紀、世界平和を目指した法律家としての彼の信念を育くんだ少年時代を振り返り、彼の原点に学ぶことが今こそ必要かもしれません。
読了目安時間:13時間26分
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長らく「青天を衝け」関連の話を書いてなかったので 久しぶりに書きます。 先日「英雄たちの選択」という歴史番組を見ておりましたら、徳川慶喜を採り上げていました。 徳川慶喜と渋沢栄一には 意外なつながりがあり 慶喜との関りが今後の物語の主軸のひとつになっていくとは思うのですが 磯田先生が興味深いことを言っておられました。 幕末から明治にかけて なぜ慶喜はあっさりと恭順の意を表したのか 慶喜自身がとても頭がよくて 先が見えたということもありますが 出身母体である水戸藩の混乱やら 腹心の部下である平岡円四郎などが暗殺されてしまっていて 動くに動けなかったのではないかと。 その点恵まれていたのは 島津久光でした。西郷や大久保 小松帯刀など 久光の意向を忖度しつつ 手足となって動ける実働部隊を構成する優秀な部下に恵まれていたからです。 この違いにおいて 慶喜は不運だったというほかありません。 トップがどんなに秀でていても トップの意向を忖度しつつ 自主的に動ける優秀な部下に恵まれなければ成果は残せません。 磯田先生のお話を伺いつつ ふむふむ確かにそうだよなと相槌を打つ私がおりました(笑) もっとも 西郷も大久保も非業の死を遂げたのに対し その後の慶喜は悠々自適の生活を送り天寿を全うしたので 一概にどちらが勝ち組 どちらが負け組ということは言えないのですがww
読了目安時間:1分以内
ドキドキしたり、きゅんとするような句を毎日投稿しています。 読んだ人それぞれに思いを馳せて頂きたいので、短歌の説明はあえて書いておりません。 「詩/短歌」のジャンル別累計1位ランクイン(2021年3月11日) ブックマーク数100を突破(2021年6月26日) 「詩/短歌」のジャンルで、五冠を何度もとっております。 10万PV達成(2022年8月5日) いつも応援してくれている方、読んでくださってる方、本当にありがとうございます。 これからも、言葉を磨いていきます。
読了目安時間:1時間14分
時は江戸時代、関東の小藩・峰澤藩の領内で織りなされる男女の物語。 料理屋や蕎麦屋で下働きをしながら長屋で子供たちに学問を教えている町娘・紘子は、蕎麦屋の常連・清瀬重之介と知り合う。封建的で閉鎖的な世にありながら、重之介の前衛的で開放的な思想や言動に興味を持ち始めた矢先、紘子は料理屋で藩主の弟・清平従重と出会う。 傍若無人な振る舞いの陰に憂いと優しさを覗かせる従重、器用に距離を詰め紘子の心に踏み込んでくる重之介……彼らが関わり始めた事で、紘子の「過去」も動き出す―― ※この物語の中には、精神的または肉体的に苦痛を与えるといった暴力的表現や残酷な描写、または身体的接触を伴う性的描写が入るエピソードもたまにございます。目安としてはR15指定程度を想定しています。閲覧される方は何とぞご承知おき下さい。 ※表紙はイラストレーターのyuki様にご制作頂きました。無断使用・無断転載などはご遠慮下さい。
読了目安時間:9時間42分
たとえ君を忘れて、悲劇を繰り返しても。
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2,082
ミステリー
長編
119話
469,658字
2023年9月24日更新
もしウィンクだけで人を殺せる力を手にしたら、貴方はその力、何に使いますか。 誰かを守るため? 自分を守るため? それとも――憎い相手を、殺すため? ☆★☆ 別れたはずの元恋人に殺されかけ、死の間際にあったある一人の女子高生。 彼女が手に入れたのは、右目を瞑ることで人を殺めてしまう事ができる、wink killerと呼ばれる死神の力だった。 「この力は、大切な人を守るために使う」 彼女はそう誓い、大切な者を守るために生きると決めた。 ――はずだった。 ※同一作品を「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。 ※素敵な表紙絵は瑞樹くりむ様(@773_cream)に作成していただいたものになります。著作権は瑞樹様にあり、画像は小説表紙として使用許可を頂戴しておりますので、無断使用・無断転載はお控えください。 ※この作品には、本編ラストにハッピーエンド保証が付いています。
読了目安時間:15時間39分