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あらすじ 自作の同人タイトルのシナリオを本人が小説にした だからWEB版です 某DLsiteで先行中 ゲーム版の方もチェックしてくれと友人がつぶやく (゚д゚)! 内容は色々違うので ハイファンタジーでオリジナル戦記の、旅路で料理の企画で 万人受けはしないだろうと 眼に止まり気になって眺めてみたらハマる君だった。 ※原案と小説版は共通点は多いですが異なる内容です プロデューサー本人の執筆 説明より実際に見た方が速い人向け 書かせたのは読者のアナタです―― 第二部を開始いたしました 毎週更新 月曜、金曜日の21時過ぎだと思います
読了目安時間:7時間50分
東岳情報専門学校の講師・東風 貴哉(こち たかや)は、少しばかり世話好きなだけの一般人だ。 彼からどことなく漂う犬っぽさと苗字から、学生たちに付けられたあだ名は「ぽち」。老猫の空(くー)と気ままな一人暮らしをしている。 11月の冷たい雨が降る夜、コンビニに猫缶を買いに出掛けたポチは、その帰り道の公園で“彼”と再会した。 傘も差さず雨に打たれて一人立ち尽くしていた彼は、3年前に東専から巣立った卒業生・多麻 永(たま はるか)。 震える彼を家に連れ帰ったポチは、細かい事情は聞かずにタマを家に住まわせると決めた。 タマは特殊な能力を持っている。 音声の異常な認識能力。それは、百メートルほどの範囲より届く雑音の中から、多くの人が話す言葉をすべて聴き分けることができる。 多少耳がいい程度と周辺の親しい人物にのみ伝えられた、タマの真の能力を知るものは誰一人としていない。 本人はしっかりしているつもりなのに、どこかにふらふら行ってしまいそうに見えるタマ。 彼に向ける自分の感情の正体を理解できずに悩みながら、ポチは今日も、逃げ回る猫のようなタマを追ってその名を呼ぶ。 名を呼べば、タマにはちゃんと聞こえている。 降りかかる災難を乗り越え、彼らは自身の気持ちに気付くことができるのか。 *** 表紙絵:Kamaneko ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
読了目安時間:6時間33分