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【あらすじ】 王淑公国の公孫・簡家に使える徐云は、原伯国の虜囚となった父・簡公孫學文を心配する女主・明璇のために縦横家になることを決め、英邁な章弦君の食客の一人、高偉瀚の門を叩いた。 桃原の都、境丘の地で出会った若者は、それぞれの大望を胸に学問に勤しんでいた。 偉瀚の友で墨家の南宮唐。胡服の兵家・洪大慶とその友で怜悧な遊説家である蕭尊寶……。 自らを〝亡涼の人〟という何捷が同窓となり、彼との友情を育む徐云。 そんな彼らの想いとは裏腹に、時代は大きく動き始める…──。 古代中国(春秋戦国時代)、周礼を意識した架空の中華世界──。 そこに生きる若者たちを中心に描く大河ファンタジー。 〝神仙〟も〝妖魔〟も〝術〟の類も出てきません。人間ドラマが中心の架空の歴史小説の趣となります。 1話当たり1600字~2000文字、3分~5分程で読めます。
読了目安時間:5時間26分
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戦乱渦巻く大陸の覇権。手にする者はただ一人。 ヘラス都市連合の将軍テオドロスとアリアナ帝国の大王ダリウス。 二人の若き指導者が舞台に立ったとき、エウリシア大陸の歴史が大きく動き出す。 そんな中、帝国の魔術師クシャはかつての友に請われ、 彼が望むかどうかに関わりなく時代の荒波に飛び込んでいくこととなる。 その手は時代を打ち砕くか、繁栄を守り抜くのか。 剣戟と神秘、軍靴と策謀が織りなす大河ファンタジー戦記、開幕。 *** この小説は、古代ギリシア・オリエント風の世界観で繰り広げられる、 戦争や政治をテーマにしたファンタジーです。 戦闘、軍事、策謀など戦記物が好きな方はぜひ一度御覧ください。 ・この小説は戦争、紛争、民族問題などをテーマに含みます。 ・作中に一部差別的な言葉を用いていますが、作品世界上のもので、 特定の人たちを差別する意図は一切ありません。 ・この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
読了目安時間:10時間6分
東西に長く伸びる大陸。その大陸のほぼ中央に東西を分つかの如く南北を横断している山脈がある。その山脈の中腹に〈霧の国〉と呼ばれる小さな、小さな国があった。その〈霧の国〉で若き君主を支える少女、名を華仙。この〈霧の国〉で代々将軍を司る家の娘である。 とある日〈霧の国〉の領内にある東の狩場で起こった出来事を発端として、隣国である〈熊の国〉との間で争いが起きてしまう。 一方で近年、大陸内で急激に勢力を伸ばしている東の大国〈陽の国〉。 〈熊の国〉の動きと連動するかのように東の大国〈陽の国〉が不穏な動きを見せ始めるのだった。 中華風ファンタジー 少女と若き君主の物語 〈他サイト重複掲載〉
読了目安時間:3時間41分
【中華ファンタジー超汎用設定】ニーハオ異世界、汝は中華に転移せり
簡単に出来る!中華ファンタジー講座です!
14,200
350
異世界ファンタジー
設定・プロット
6話
9,999字
2022年4月18日更新
当設定は題名からも分かるように、「中華風異世界」の設定である。 今回は利用者の便宜を図る、則ち汎用性を高めるため、簡易設定と詳細設定とに分け、簡易設定ではこの設定を土台に積み上げられるように、詳細設定ではこの設定を一部改変する事によって史実風世界を形成できるようにしてある。 「簡易設定」は本編の事であり、ここを読むだけでも創作可能である。決して軽薄なものではない。世界観をガチガチにして「めちゃくちゃ史実中華に寄せたい人」が「あとがき」を見て創作を行えるようにしてあり、これを詳細設定と呼称しているだけの事である。 この設定の利用者は「この設定を順守する」といった必要性は全くないという事を先に明記しておく。というのも、中華風のみならず近年のファンタジー界隈全体の悪習として「史実に沿っていないものを非難する」、いわゆるジャガイモ論争なる事態が発生しているからである。これが中華風ファンタジーの発展の阻害要因になっている事は言うまでもない。そこで当設定は、この論争を巧妙な手段で回避してある(「第1回・神仙要素」参照)。 「2022年は中華ファンタジー元年」、こういう言説が最近広まりつつある中(広めたのは私だが)、当設定はこの言葉を現実にすべく、「誰でも平易に」中華風異世界を形作る事ができるよう、いわゆる欧州風異世界に並ぶ存在として普及させる事を目標として書いたものである。なので、設定フェアの期間中、改良意見等あれば気兼ねなく私まで言ってほしい。感想欄でもTwitterでも構わない。また設定フェアの要項にもある通り、当設定中の文言や画像については全てフリーソースである。自由に転用・改変して貰ってOKである。
読了目安時間:20分
大陸の覇を競って三十数年間に渡って争うガジール帝国とイスダリア教国。ガジール帝国所属の兵士、ボルドは戦地で負傷して左腕を失ってしまう。一方、ガジール帝国は徐々に劣勢となりつつある戦況を打開する為、人族の特性を生かした特別部隊の設立を決定する。十五歳になる人族の少女ルーシャは長引く戦争で困窮する家族の為に、その特別部隊の招集に応じるのだった。片腕を失った兵士と少女が紡ぐ物語。 【他サイト重複掲載】 ●イラストは私にとって、神の「銀竹」さまより頂戴しました。こちらを覗いた皆さまも、宜しければ「銀竹」さまの作品を覗いてみてくださいませ。
読了目安時間:3時間50分