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「――それは蜂蜜を舌先で受け止めたような、甘ったるくて最低な恋でした」 舞台は異能が蔓延る現代日本 。 自称【幸運体質】の夕波帆高は、異能を用いた犯罪を取り締まる組織『夜行』での任務中に、快楽殺人鬼の女子高生・天咲よひらと出会う。 よひらは自身が持つ異能の影響で、過去の恋人の命を奪い続けてきた。その毒牙は帆高にも向けられてしまい、帆高は呆気なく命を落としたかに見えた。 だが、帆高は自身の体質で一命を取り留める。その姿を目の当たりにしたよひらは、死なない帆高を運命の相手と位置づけ、盲信するように。 かくして、快楽殺人鬼のよひらを無力化した帆高だったが、『夜行』は彼女を手中に収めるべく帆高にある命令を下す。 そんなさなか、帆高は生き別れた妹の居場所を探るために追い続けてきた警視総監・京終和平との接触に成功する。 だがそれは、衝撃と絶望の幕開けだった。 恋と毒、復讐と贖罪。 異能を持つ少年少女が、未来を勝ち取るため巨悪に挑むファンタジー。 表紙はノーコピーライトガール様よりお借りしております。
読了目安時間:3時間30分
「なんとかなるでしょ、だって夏だし」 京都市内で一人暮らし中の高校生、墨染郁人は『ノリと勢いだけで生きている』と評される馬鹿だ。そんな墨染の前に、白谷凛と名乗る少女の幽霊が現れる。 なんでも凛はドッペルゲンガーに存在を奪われ、死に至ったらしい。不幸な最期を遂げた凛が願うのは、自分と成り代わったドッペルゲンガーの殺害だった。 凛の境遇に感じるものがあった墨染は、復讐劇の協力を申し出る。友人である深谷宗平も巻き込んで、奇想天外かつ法律スレスレの馬鹿騒ぎを巻き起こしながらドッペルゲンガーと接触を重ねていく――――。 幽霊になった少女の、報われない恋心と復讐心。 人間として生きるドッペルゲンガーが抱える、衝撃の真実。 ノリと勢いだけで生きる馬鹿達の、眩い青春の日々。 これは、様々な要素が交錯する夏の京都で起きた、笑いあり涙ありの青春復讐劇。
読了目安時間:4時間34分
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ネタバレ
変身しないで縺ゅj縺ちゃん5
2021/3/5 19:37
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【毎週火・金17時更新】 将棋を知らなくても、楽しめます。 将棋を知っていれば、もっと楽しめます。 でも、一番楽しめるのは、今から将棋を始めるあなたです。 Written by 深山希様⇒https://twitter.com/GUQBGgexDZww58y 新感覚!将棋×恋愛×バトルファンタジー! 【あらすじ】 新妻・園瀬香織(そのせ かおり)には夢があった。 それは、愛する夫・修司(しゅうじ)との甘々の新婚生活。新妻ならば当然の幸福を、彼女は思い描いていた。 だが。待ち受けていた現実は、あまりにも非情だった。彼女の他には誰も居ないリビングルーム。夫の帰りを独り寂しく待つ日々。居たたまれなくなり飛び出した先で、香織はついに涙を流してしまう。 不倫相手に負けたのなら、まだ諦めもつく。 よりによって、ただのボードゲームに敗北してしまうだなんて。 妻である自分よりも夫を夢中にさせているもの。それは──『将棋』。 そんなに面白いのか、そんなに魅力的なのかと思考を巡らせたところで、彼女はあることに気付く。 自分が将棋について、ほとんど何も知らないということに。 もしかして。自分が将棋の魅力を知って、その上で将棋を指せば、夫も振り向いてくれるんじゃないか? 一度気付けば、彼女の行動は早かった。 夫が通う、将棋道場へと向かう。目的は唯一つ、将棋を指すために。 そして、何より。 夫の愛を、取り戻すために。 【前書き】 将棋入門者にとって、初段は遥か雲の上の存在に見えます。 駒の並べ方・動かし方を知っている程度の主人公が、夫を振り向かせるために、少しずつステップアップしていく様子を描ければ良いなと思います。 将棋をよく知らない方にも読めるよう配慮した内容になっております。 どうかご一読いただけますとありがたいです。 なお、続きはTwitterにて連載中です⇒https://twitter.com/shinya1120 ※表紙イラスト&第一章~第三章挿絵提供:大福餅(山浦大福)様⇒https://twitter.com/daih033 第一章を丸々漫画化して頂いた上に、なんと新しい表紙イラストまで戴きました!(2021.8.21) ※作中の局面図は、アプリの『ぴよ将棋』を用いて作成したものです。
読了目安時間:13時間38分
「ぼくを生み出した主を探して欲しいんだ」 絵本作家を目指す大学生、ユズハの前に現れたのは、小さな付喪神の少年と大きな化けガラス。少年の主を探そうと町中を奔走するユズハ達の前に、同じく自分の主を探している付喪神や、子どもの頃一緒にいた付喪神が、ある日突然いなくなってしまったという叔母。そして、少年を捕まえようとする男が現れて……!? これは、付喪神達との不思議な出会いと別れを繰り返しながら、子どもの頃から抱いていた夢と、厳しい現実の狭間で苦しみながらも、夢へ向かって成長していく女の子のお話。 夏は今まで何度も来たし、これからはもっと沢山の夏が来るけれど、この十九才の夏を。私は、一生忘れない━━
読了目安時間:4時間45分
魔力過多と道具屋 〜「私、詠唱が使えません!」「こちらの魔術道具がおすすめデス」「二人で儲けをざっくざく!!」〜
魔力の持ち腐れとヘンテコ道具は使いよう
336,700
5,622
異世界ファンタジー
連載中
長編
97話
177,441字
2022年8月5日更新
イラスト:山下真響さん エスターは生まれつき大きな魔力を持っているが、魔法が使えない。 一般職にも冒険者にもなりきれずくすぶっていた彼女は、ある日「魔術道具」の露店商アレンと出会い、衝撃の事実を知る。 「それはァ……たぶん『詠唱魔法が使えない』というだけでショウ?」 彼女は魔法そのものが使えないのではなく、「魔術道具」を使いさえすれば、魔法を使えるというのだ。 それでも詠唱魔法が諦められないエスター。王都にいる名医に診てもらいさえすれば、診察費さえあれば、詠唱魔法が使えない体質も治るはず! 魔術道具を作りたいアレンと利害が一致したエスターはふたりでコンビを組み、冒険者としてお金を稼ぐ、稼ぐ、稼ぐ! 果たして彼女は無事に治療を受けることができるのだろうか……? お人好し魔力過多少女と変人魔術道具屋の最強コンビが送る、ほのぼのおしごとファンタジー! 毎週金曜日午前10時更新中! ※小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
読了目安時間:5時間55分