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追放道士の成り上がり ~無能者と大富豪の屋敷から追放されて野良道士となった俺、異国の金毛剣女と出会ったことで、皇帝すらも認めるほどの最強の仙道使となる~
その道士は追放されたあとに成り上がる
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異世界ファンタジー
長編
17話
46,857字
2022年5月24日更新
「龍信、貴様は今日限りで解雇だ。この屋敷から出ていけ」 孫龍信(そん・りゅうしん)にそう告げたのは、先代当主の弟の孫笑山(そん・しょうざん)だった。 数年前に先代当主とその息子を盗賊団たちの魔の手から救った龍信は、自分の名前と道士であること以外の記憶を無くしていたにもかかわらず、大富豪の孫家の屋敷に食客として迎え入れられていた。 それは人柄だけでなく、常人をはるかに超える武術の腕前ゆえにであった。 ところが先代当主とその息子が事故で亡くなったことにより、龍信はこの屋敷に置いておく理由は無いと新たに当主となった笑山に追放されてしまう。 その後、野良道士となった龍信は異国からきた金毛剣女ことアリシアと出会うことで人生が一変する。 とある目的のためにこの華秦国へとやってきたアリシア。 そんなアリシアの道士としての試験に付き添ったりすることで、龍信はアリシアの正体やこの国に来た理由を知って感銘を受け、その目的を達成させるために龍信はアリシアと一緒に旅をすることを決意する。 またアリシアと出会ったことで龍信も自分の記憶を取り戻し、自分の長剣が普通の剣ではないことと、自分自身もまた普通の人間ではないことを思い出す。 そして龍信とアリシアは旅先で薬士の春花も仲間に加え、様々な人間に感謝されるような行動をする反面、悪意ある人間からの妨害なども受けるが、それらの人物はすべて相応の報いを受けることとなる。 笑山もまた同じだった。 それどころか自分の欲望のために龍信を屋敷から追放した笑山は、落ちぶれるどころか人間として最悪の末路を辿ることとなる。 一方の龍信はアリシアのこの国に来た目的に心から協力することで、巡り巡って皇帝にすらも認められるほど成り上がっていく。 中華風・追放ざまぁ活劇、ここに大開幕!!
読了目安時間:1時間34分
空手家は勇者より最強だ! ~勇者たちから無能と罵られて追放された空手家の俺は、あいつらの没落など気にせず、可愛い弟子たちと武の頂点を目指す~
最強の物語と、最高のカタルシスをあなたに
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異世界ファンタジー
長編
97話
248,051字
2022年5月22日更新
「ケンシン、てめえは今日限りでクビだ! このパーティーから出て行け!」 ある日、サポーターのケンシンは勇者のキースにそう言われて勇者パーティーをクビになってしまう。 そんなケンシンをクビにした理由は魔力が0の魔抜けだったことと、パーティーに何の恩恵も与えない意味不明なスキル持ちだったこと。 そしてケンシンが戦闘をしない空手家で無能だったからという理由だった。 ケンシンは理不尽だと思いながらも、勇者パーティーになってから人格が変わってしまったメンバーのことを哀れに思い、余計な言い訳をせずに大人しく追放された。 しかし、勇者であるキースたちは知らなかった。 自分たちがSランクの冒険者となり、国王から勇者パーティーとして認定された裏には、人知れずメンバーたちのために尽力していたケンシンの努力があったことに。 それだけではなく、実は縁の下の力持ち的存在だったケンシンを強引に追放したことで、キースたち勇者パーティーはこれまで味わったことのない屈辱と挫折、そして没落を経験していくこととなる。 一方のケンシンは勇者パーティーから追放されたことで自由の身になり、国の歴史を変えるほどの戦いで真の実力を発揮することにより英雄として成り上がっていく。 その途中においてケンシンは自分しか使えない継承スキル【神の武道場】を使い、王女(おうじょ)、漢女(おとめ)、聖女(せいじょ)を自分の弟子として鍛え上げることで、一人の空手家としても大きく成長することとなる。 これは後世において【大拳聖(だいけんせい)】と呼ばれた空手家と、その空手家を最後まで支えた【三拳姫(さんけんき)】と呼ばれた三人の女性の若き日の物語――。
読了目安時間:8時間16分
新しい恋人のために、俺は今の恋人をパーティーから追放した。でも、それが破滅への始まりだったと気づいたときはもう遅かった……本当に遅かったんだ
ちょっと変わった恋愛話です
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恋愛/ラブコメ
短編
5話
8,340字
2022年3月26日更新
俺ことテリー・ダマスカスは一仕事を終えたあとに、今まで一緒に闘ってきた幼馴染であり仲間であり恋人であったアリスにこう言った。 「アリス、悪いが今日で君はこのパーティーから抜けて貰う。正直なところ、君の実力では今後も俺たちのパーティーでやっていくことは難しいだろう。このままだと君は確実に大怪我するか、最悪だと死に至るかもしれない」 これは本心であり本音ではなかった。 それでも俺は今後の自分たちのためにも伝えるしかなかった。 「……うん、分かったよ。そうだよね。これ以上、足手まといの私がいたら皆の迷惑だもん。ごめんね、テリー。今までずっと嫌だったんだよね?」 アリスは俺に対して怒りもせずに、俺と僧侶のマイアを見て「お幸せにね」と薄っすらと涙を浮かべた笑みとともにパーティーから抜けた。 そして、これは2週間前にパーティーに入ってきた僧侶マイアに提案されたことだった。 アリスがこれからもっと危険な目に|遭《あ》う前に辞めさせるべきだと。 Aランク冒険者となり勇者パーティー候補となった【飛竜の牙】の中で、アリスだけがCランクを超えるほどレベルが上がらず、この国では珍しく魔法が使えない体質だったからだ。 それでも俺は一向に構わなかった。 俺が頑張ってアリスを守ればいいのだと。 そう、今の恋人であるマイアに提案される前までは……。 だが、このときの俺は知らなかった。 アリスを追放したことが俺の破滅に向かう大きな一歩だったことと、愛くるしかったマイアという女の本性が別にあったことに――。 これは自分勝手な理由で恋人と別れたことによって、後悔と絶望と懺悔する男の物語。
読了目安時間:17分
俺のお母さんは世界最強の大賢者 ~勇者パーティーを追放された荷物持ちの俺、家に帰って元大賢者のお母さんに事情を話したら「お母さんが話つけたるわ」と勇者パーティーに【カチコミ】に行きました~
異世界ギャグです
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異世界ファンタジー
短編
1話
9,346字
2022年3月19日更新
「グレン、お前はクビだ! この勇者パーティーから出て行け!」 ある日、荷物持ちのグレンは勇者であるアレスにクビを言い渡される。 理由は荷物持ちのくせに、満足な働きができなかったからだった。 くそっ、俺は頑張って荷物持ちをしてきたんだぞ。 などと思っても遅かった。 余計なことを言ったことで殺されそうになったグレンは、家に帰るなり元大賢者の母親に事情を話す。 「はあ? いきなりクビでパーティーから追放ってどういうことやねん!」 事情を知った元大賢者の母親は怒り狂い、グレンを連れて冒険者ギルドへと向かう。 その後、元大賢者の母親による冒険者ギルドでのカチコミが行われることとなる。 当然ながら単なる荷物持ちだったグレンは、事の成り行きを盛大に心の中でツッコみ続けた。 やがてすべてが終わったとき、なぜかグレンは冒険者たちの神と呼ばれる存在になってしまう。 これは後世において、魔王を倒した荷物持ちの物語?
読了目安時間:19分