作品(7件)
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2021年1月22日更新
西暦2022年。世界各地で遺物と呼ばれる異文明の痕跡が見つかり始めて半世紀以上が過ぎようとしていたこの時代、世界は東西の冷戦を経て今なお戦禍の炎に包まれていた。遺物は兵器に革新をもたらし、その技術によって作られた拡張人型機動戦車――EPTと呼ばれる大型の人型兵器が戦場の主役になっていた。大国政府がこぞって遺物の収集と確保を推し進め、その過程で巻き起こる領土紛争や小国への蹂躙。人類に破滅を告げる時計の針は確実に加速していた。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係がありません。 また、この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
2020年11月20日更新
時代に取り残された犬神使い達がひっそりと寄り添い暮らす村。そこで育った少年、實崎颯馬は命の危機に陥っていた。幼少期に狂った歯車がある日の夜を境にもう一度狂い始める。彼はいったい何処へ向かうのか。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係がありません。現在または過去における実際の出来事や人物との類似が存在する場合は、全て偶然に起因するものです。 また、この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
2020年8月6日更新
中学生の暮緒蜜香(くれおみつか)は春休みの旅行で友人達と旅行に向かった。その先で起こる大量殺人事件。その犯人として現行犯逮捕されたのは蜜香だった。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係がありません。現在または過去における実際の出来事や人物との類似が存在する場合は、全て偶然に起因するものです。 また、この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
2020年7月24日更新
ある夏の日、アパートの裏手に佇む燃え尽き先生の耳に、絹を切り裂くような悲鳴が聞こえた。事件の匂いはしない。それは彼にとって日常だった。
レビュー
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2
2020/12/25 7:06
ネタバレ
黒神の聖女 〜言葉の紡げない世界で〜3
2020/12/22 11:02
ネタバレ
冥界加速・星女神(ほしめがみ)1
2020/12/22 6:32
3
2020/6/26 11:59
ブックマーク
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2021年1月24日更新
梅雨の季節、俺は家に帰る途中に雨に全身を打たれながら走る少女を見かけた。 その少女は雨で視界が悪いせいか、俺の隣を通る瞬間に地面に躓き、転びそうになった。 俺は、反射的に彼女の腕を掴み助けた。 「お前、もしかして彼方か?」 偶然にも、俺が助けた少女は、俺の隣の席に座る、桜城彼方だった。 彼方は学校で相当な人気がある、美少女だ。 「このままじゃ風邪ひく。とりあえず俺の家に来い」 俺は、傘も持たない彼方を家に招いた。 すると彼女から意味の分からない言葉が出てくる。 「付き合って」
2021年1月23日更新
僅かな島嶼部と人工の要塞に追い詰められた人類は、何を思う─ 百年近く前から行われている、人類の存続をかけた戦争は、人類の敗北に終わろうとしていた、敵─「メビウス」の正体すら不明のまま。 絶望的な戦況の中、「メビウス」に一矢報いんとする人類は、人的資源の消費を防ぐために軍艦や空軍の整備や乗員の大半を無人・機械化。その過程で生まれた機械知性は、軍艦の場合は「艦魂」と俗称され、艦長以下艦橋要員の一人として艦に乗り込む。 機械知性の一人、戦艦「桜蘭」の艦魂である桜蘭は、その艦長である浅野愁とともに今日も戦場を駆け巡る。 「メビウス」を、この世から放逐するために。
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2021年1月23日更新
B級週刊誌の記者のバイトをしている女子大学生、高虎エマ。そんな彼女は怪奇事件の取材を追う中で、この世のものとは思えない謎の生物、愚魔に出会う。このピンチを突然現れた「降魔術師」と名乗るイケメン、降磨竜護に助けられる。しかし、助けられたエマに対し、最強にだらしない態度の彼が要求したのは、彼女の連絡先と、自分の助手になることだった……
2021年1月23日更新
西暦二一三〇年。 災厄が地球に墜ちた。 その災いの名は“アポフィス”。 古代エジプト神話における邪神の名を付与された驚異。323.5日の公転周期で地球と金星の周回軌道をまたぎ周回していた、「地球に衝突する可能性が最も高い」とされていた小惑星がそれである。 当時、地球では規模の大きな地域紛争の最中であったが、このアポフィス衝突により紛争は一気に世界各地に飛び火する形で世界大戦となった。人類はアポフィスという悪魔ではなく自らの両手でその軛を強く締め、自らを滅亡の縁寸前まで追いつめてしまったのである。 やがて戦争は終結を向かえたが、大地の多くは放射能によって汚されてしまい、人類は――地球は長く苦しい暗黒時代へ突入した。 復興への転機となったのは、二二〇〇年代初頭に締結された『火星条約』の発効であった。人類が超大型人工知能群との間で取り交わしたこの条約は、『火星』を有償で人工知能達に譲渡する見返りに、人工知能群がこれまで人類に対して秘匿していた幾つかのテクノロジーを開示するというものであった。また、この条約締結にともない人工知能には人間と同等の権限が保証されることとなり、しいてはこれが後のロボット開発へ拍車を掛かる要因となったのである。 そして、人工知能群によってもたらされた技術により、人類の復興はようやく軌道に乗り始めた。二二〇〇年代の半ばには、人類は本格的な月面への本格的な移民を開始、二三〇〇年代には、火星を飛び越えて木星圏へ。人類の宇宙進出は急ピッチで行われるに至った。 そしてこの頃、社会はすでに人類とロボットが併存する世の中へと移行していた――
2021年1月23日更新
青年はヤトと名乗る男に捕まった。 その男は憎悪や悲哀、痛みを司る異世界の黒神ヤト。 無理矢理に加護という名の刻印を体に刻まれた青年は異世界に飛ばされてしまう。 眼が覚めると身体は少女に転じて、更に話すことも言葉を理解する事も出来なくなっていた。 会話すら出来ず強大な癒しの力を持った事で、誰一人として信じる事が出来なくなった少女は苦悩する。それでも……何度傷付き倒れても、自らの血肉を捧げて人々と世界を救済していく。 これは、後に黒神の聖女と謳われる一人の少女が歩む物語。
「右の核を撃たれたら左の核を撃てよ!」