時は江戸時代の初期辺り。場所は大江戸浅草浅草寺(せんそうじ)そこから、物語は始まる。 古き月の他に新しき月があらわれ、江戸の町に不安があふれる。月詠という新しい月から生まれ落ちた存在に、里を抜けた伊賀の天才忍者才蔵は命を救われる。 次々と現れる個性の強いキャラクターたち。柳生家の双子、宗冬(むねふゆ)と宗春(むねはる)。天才陰陽師、土御門泰誠(つちみかどやすまさ)。そして、何処からか現れた古き四神(ししん)……青龍、朱雀、白虎、玄武。 彼らが時に競い合い、時に対立し、時に力を合わせて、襲いかかる様々な怪異に立ち向かっていく。 月詠が持つ抗いようがない力、仲間が増え、やがて……それは、大きなうねりとなる。 歴史伝奇ファンタジーです。 史実とは明らかに異なります。あくまでも伝奇ファンタジーとして、お読みくだされば嬉しいです。 イラストは権兵衛こと弓削是雄です【芳乃カオル様よりいただきました】
読了目安時間:38時間47分
目を覚ますと、俺の視界に現れたのは見た記憶の無い女の子。 「おはよう。」 思わず頭をポンポンと触ってしまったが、嫌がる様子もない。 女の子は部屋の隅にある観葉植物を指さしてマナの木だと言い、育てて欲しいから私の世界に来て欲しいとのこと。 実家から盗ん・・・持ってきた観葉植物が異世界のモノだとは流石に信じられないが、既に目の前の異変すら理解を超えている。 俺の家庭環境はとても悪く、一人暮らしをしてからも長く付き合っていた恋人にはフラれ、38歳になってしまった。 「後顧の憂いもないしな。」 今の生活に魅力は無く、今後の人生も薔薇色になる予定はない。異世界というのは俺がプレイしたビデオゲームのように魔法が存在するようだが、ちゃんと生活できるのか? 通貨は? 言語は? 衣食住は? 神さま・・・? 元の世界に戻れないの!? それでも俺は行くことにした。何しろゲームのような幻想世界にはそれなりに興味は有ったからだ。行けるのならそれはもう幻想ではない。 詳しく話を聞けば更に興味は湧く。 結婚する為に溜めていた貯金を全て引き出し、色々と準備を終えると、いよいよとなった。 「おおおお・・・。」 辿り着いた異世界は大小幾つもの戦いが続く、予想以上に生きていくのが大変な世界だった―――
読了目安時間:45時間41分
色んなジャンルのショートストーリー集を不定期に配信します。 不思議系のダークファンタジーが多めかな。 序盤は、約10年以上前に書き溜めてた作品をちょろちょろ出してきます。 当時は、文章を書き始めなので、かなり稚拙な文章力だったりもしますが、そこはご愛嬌です。 (今も変わってなかったら残念・・・) オチもあったりなかったりと、マジで妄想を吐き出すだけのショートストーリーなのでその辺りもご愛嬌。 あなたの琴線に触れるような作品があります事を祈りながら・・・ ※一目でわかるようにタイトルの横に、おおよそのジャンルを書いておきます。ご参考までに。
読了目安時間:2時間4分
螢火学園高校、木造の旧校舎。 その3階に位置する探偵部の部室には、なぜかいつも摩訶不思議な怪事件が舞い込んでくる。 あくびをしながら赤髪を掻き乱す、部長で私よりもひとつ上の先輩・綺田冴子さんは興味が湧いた事件を見つけるたびに、私や他の部員を使って調査をさせる! 粗暴だし、人使いは荒いし、自分ではほとんど働かない冴子さんに不満を抱く私だが、彼女は間違いなく天才だ。 怪事件の裏にも必ず真相あり。 華麗な謎解きで全てを明らかにする綺田冴子が織り成す、五つの探偵物語。連載中!! 『投稿頻度』 二週間に一度 『表紙イラスト』 寿司なぎさん 『執筆状況』 【第一部】 登校前の黒猫事件 全7章(予約投稿済み) 【第二部】 緋の幻想曲 全19章(予約投稿済み) 【第三部】 紫???? 全50章(プロット練り直し中) 【第四部】 青???? 全60章(構想中)
読了目安時間:3時間12分
時は、建保7年正月。 鎌倉幕府 三代将軍 源実朝の御世 下総国千葉郡千葉荘を本拠とする、御家人 千葉胤綱は、あろうことか幕府の重鎮 三浦義村の上座に着座した。 『下総の犬は寝床を知らぬのか』 犬と罵られた胤綱は、年若いが下総権介 通称『千葉介』と呼ばれる立派な肩書きを持っていた。 売り言葉に買い言葉か、 『三浦の犬は、友を喰らうなり』 そう放つ千葉介には、そうする理由があった。 ※第1章は 話の触りのような物で 第2章から 『下総の犬』 ★ 2023.2.24 ~ 少しずつルビをはずしています。時代背景的に、通り字があり名前が混同するかな?と フルネームで書いたり、常にフリガナを振っていましたが、5話以降 減らしていく作業を始めました。 ★表紙は スタチュン様に描いて頂きました。 本編『たまゆらの日輪』の中表紙より。 竹御所鞠子 北条時氏 三浦光村
読了目安時間:5時間23分
タクラマカン砂漠の何処かにあった小さな国の物語り。 小さなオアシスの国に一つの恋が芽生えた。オアシスに栄えた小さな国。王と王妃は仲睦まじく、水量豊かなオアシスは地を潤し、交易と農業により国は安定していた。 だが、西の大国が大きな戦争をはじめ、その庇護下にあった小さな国の王は僅かな兵を連れ、戦いに行く。 それから…… 『シルクロード幻想』は詩のような掌編です。架空のオアシス国の王妃の恋を描きました。その掌編を短編にしてみました。 モデルは楼蘭王國。シルクロードの「さまよえる湖」ロプノールの西岸に位置し、シルクロードが西域南道と天山南路に分岐する要衝にあって、交易により栄えた。そこから、発掘された楼蘭の美女と呼ばれる美しいミイラ……彼女から発想を得ました。
読了目安時間:23分
生まれた時から病弱だった私は10歳を過ぎた位から病院の住人になって居た 今日は私の15歳の誕生日、いつものようにベッドで横になっている私。 病室に鳴り響く心停止の音。 私の15歳を祝う誕生日プレゼントは 最新のゲームでも 人気の玩具でもなく ユグドラスと言う異世界の、『魔王の身体』でした。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 基本的に戦闘は少なめですが多少は挟みます。 魔王様と次々増える仲間達とのやり取りを楽しんで頂く、そんな作品です。 ※基本的に人族はクズが多いです。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ プロローグ掲載日:2019/08/10 現在連載中
読了目安時間:6時間7分
災厄を呼ぶ少年はある日、魔王の少女エスカドールによって異世界へと召喚される。 魔王は少年に取引を持ちかける。それは、少年に取り憑いた災厄病神を取り除く代わりに混沌を極める人族と魔族を取り持つ存在になって欲しいというものだった。 少年アディンは災厄病神を取り除き、平凡な人生を歩むためーー、 少女エスカドールは人族と魔族が融和した世界をつくるためーー、 果てなき災禍と祝福に満ちた世界へと歩み出す。 ・『小説家になろう』『カクヨム』にて同タイトルで連載しています。 ・表紙絵と挿絵はTrinArtで作成したAIイラストになります。
読了目安時間:34分