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大きくて古い生き物がこしらえた円い箱庭、ゲイハナダンバの物語。 ある日、ヒトならぬ少女、ペコラは育った村を飛び出します。 わたしはヒトとは違う、強い生き物だ。 そう疑いもなく生きてきた彼女は。 そうして様々なヒトビトに出会います。 想像もつかない人生を歩んで来た女たち。 呪われたかのような運命に翻弄される男ども。 己の腕一本で己の生を切り開いていく強者たち。 到底理解出来ない結末を定められた生を喜んで生きるそのヒト。 残酷で醜悪な呪いを受けてなお美しく強く胸を張るそのヒト。 セカイを旅して、様々な体験をします。 自分の無力さを恥じ。 ヒトの強さを羨み。 好きになり。 恐れられ。 恨まれ、恨み。 出会いに喜び。 別れに涙します。 そうやってセカイを知った彼女を、旅路の果てに待つものがあることを、彼女は未だ知りません。 ──────────────────── ・第4章「クノワとセミオ」最終話、(5) セ・セミオ姫のふられ方が進行中です。 ・2023/4/1 蒼(あお)さん(@aooomi_ao) に描いていただいた扉絵を掲載しました。 タイトルフォントはDo-Font様 『手書きフォント「殴り書きクレヨン」』 (http://font.sumomo.ne.jp/font_2.html) を使わせていただきました。 ・蒼さんpixivには風景、キャラクター、クリーチャーとそれぞれに魅力的な作品が 沢山掲載されているので、こちらもどうぞ! https://www.pixiv.net/users/39691863
読了目安時間:13時間42分
本作は、キノハタさんの「見習い少年と傭兵男」を下敷きにした、「殺し屋男と台無し少女」の姉妹作です。 「見習い少年と傭兵男」https://novelup.plus/story/550566266 「殺し屋男と台無し少女」https://novelup.plus/story/627826842 キノハタさんと「見習い少年」について作品の作り方について雑談をしている中で、短編・1エピソードだけのこのお話が、自分の頭の中でえらく膨らんでしまい、じゃあいっそ書いてみようと言うことで出来上がったのがこちらの「小さな知る人ぞ知る小剣の店の物語」です。 ところがキノハタさんの方でも、それを契機に「見習い少年」の地続きである「台無し少女」を書いていて、お互いにそれを知らないまま書き進めてしまっていたのでした。 自分の「小剣の店」も掲載の快諾を頂いたので、書き上がったものをこちらで投稿します。 関連作品(「台無し少女」)、2次創作(「とある小剣の店」)の違いはありますが、同じ作品(「見習い少年」)を題材にした雑談を契機に生まれているため、同じようなモチーフ(殺し屋、小剣の二刀流)が登場したり、共通の登場人物やよく似た人物が登場しますが、それぞれ別のお話で、地続きではありません。 「見習い少年」「台無し少女」も心動かされる物語ですので、大変オススメです。 是非ご覧になってみてください。
読了目安時間:1時間22分
ノベプラ文芸部 小説勉強会 第4回お題:一人称か三人称の特性を踏まえてどちらかで書いてみよう
ちょっとズルやけどこんなんで許してーな
500
0
現代/その他ファンタジー
短編集
1話
1,373字
2022年12月23日更新
ノベプラ文芸部 小説勉強会 第3回お題:一人称と三人称を混在させるには?
混在とかそれ以前にやな、おい、こいつ話聞
600
0
現代/その他ファンタジー
短編
1話
1,891字
2022年12月7日更新
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ネタバレ
魔女が考える64の死に方2
2022/9/18 23:18
ネタバレ
恋愛マスターになってしまいました。2
2022/8/21 16:25
ネタバレ
終焉の幼女エルルと死なずのライザ2
2020/12/23 0:29
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雷王、大いに懊悩す~ラスボス魔王、使命を果たして元の世界に戻りたくない異世界転移チート勇者によって全力で延命させられるの巻~
勇者「俺は永遠に甘い汁を啜りたいんだ!」
40,450
85
異世界ファンタジー
長編
297話
855,563字
2023年5月30日更新
【HJ小説大賞2021後期2次選考進出作品】 「要するに、アンタには死なれちゃ困るんだよ。俺が、この異世界で幸せな一生を送って、天寿を全うするまで、な」 魔族を統べる魔王イラ・ギャレマスは、自身の城へと攻め込んできた“伝説の四勇士”の三人、ジェレミィア・ファミィ・エラルティスを、その圧倒的な力を以て圧倒する。 残るは、黒髪黒目の冴えない男――シュータ・ナカムラのみ。 だが……シュータは、魔法陣で三人の仲間を魔王城の遥か彼方へと吹っ飛ばし、ただひとりで魔王と対峙する。 ――そして、20分後。不様に大理石の床に這いつくばっていたのは、魔王ギャレマスの方だった。 シュータの繰り出す圧倒的なチート攻撃の前に為す術もないギャレマスは、自身の敗北と迫りくる死を覚悟するが、そんな彼に対し、シュータは不敵な笑みを浮かべながら、意外な提案を持ちかけるのだった――。 「なぁ、魔王。ここはひとつ、手を組もうぜ……!」 *小説家になろうにも、同作品を掲載しております。
読了目安時間:28時間31分
頼堂幸善が拾った黒い犬は言葉を喋った。 それは〝妖怪〟と呼ばれる、動物の姿を模して、その中に紛れ込む存在だった。 しかし、妖怪と話せる存在は他におらず、頼堂幸善はその調査も兼ねて、〝仙人〟による組織〝奇隠〟に出入りすることになった。 その中で、仙人としての素質を見せた幸善は、その力で人間と妖怪の仲を取り持つために、奇隠に所属し、仙人としての活動を始めることになった。 様々な妖怪と出逢い、その対処をしていく中で、幸善は妖怪と人間の関係を更に良くしたいと強く思うようになっていく。 そこで幸善の前に現れたのが、〝人型〟と呼ばれる人間の姿をした妖怪だった。 人型は〝この世界から人間を滅ぼす〟ために動いており、あらゆる妖怪と会話できる幸善がその障害になると判断し、捕まえるために姿を現したのだった。 圧倒的な力を持った人型に幸善は苦戦を強いられるのだが、その戦闘の中で幸善は偶然にも、〝仙術〟と呼ばれる、現在は数人の仙人にしか使えない力に目覚め、無事に人型を退けることに成功した。 そこから、本格的に人型が動き始めるのだが、妖怪と人間の関係を更に良くしたいと思った幸善はその存在に苦悩することが多かった。 奇隠が何とか人型の対処をする一方で、自分の気持ちとは裏腹の結果ばかりが出てくる。 幸善がその悩みに苛まれる中、新たに奇隠を襲撃する存在が現れた。 それが〝11番目の男〟と呼ばれる、かつて奇隠に所属していた仙人だった。 奇隠は11番目の男による急襲を受け、何とか対応しようとするのだが、そこで11番目の男は〝仙術〟を用いて圧倒してきた。 最終的に何とか退けることに成功するものの、11番目の男の目的は不明であり、その力は無視できないものだった。 人間を滅ぼすために動く人型。目的不明の11番目の男。 二つの大きな敵を相手に奇隠は――幸善は戦い続けるのだった。 ※「カクヨム」に投稿している同名作品と同じ内容です。
読了目安時間:71時間53分
「変身しないで、ありすちゃん」 かわいいものが大好きな、夢に生きる高校生、姫乃ありす。彼女はある日流星群にぶつかって、魔法少女に変身した。 世界を守るため、彼女は今日も魔法少女ピンクに変身して、魔法の力で敵を倒していく。 ――――と、思い込んでいるのは彼女だけだった。 黒い怪物の姿に変身する少女。恐ろしい獣の姿に変身する少女。ドロリとした触手の姿に変身する少女。異形の姿になった少女達は自身を『魔法少女』だと思い込みながら、世界を壊す。 街にはびこるドラッグ。ゴミ箱から見つかる人差し指。聖母様を崇める宗教団体。 昔見ていたアニメの魔法少女はただの幻だった。魔法少女達はゆっくりと現実に気が付きながら、副作用によって壊れていく。 本当の敵は誰なのか。 自分が本当は何者なのか。 ずっと夢見ていた願いは何だったのか。 これは、願いと夢と現実に壊れていく、魔法少女になった怪物の物語。
読了目安時間:32時間19分
黄金の髪にヒスイの目。魔法が存在し、忌み嫌われる世界で、リリー・ゴールドは何でも屋を経営していた。魔女であることを後ろめたく思わなくてもいいように。その一心で、彼女は仲間と共に依頼をこなす活動を続けていた。 ずっと探していた男イオニアスが見つかると、それと同時に不穏な影がゆらめき立つ。魔法によって様々な事件・災害が引き起こされ、自分と同じ魔女が敵となって立ちはだかる。それらを解決していくうちに、思いもよらない大きな陰謀が姿を現すのだった。 魔女たちは己の深いトラウマにさいなまれながら、かつてない苦境を切り抜けなければならない。 問題だらけの彼女たちが手にするのは、新しい光か。それとも過去への絶望か。
読了目安時間:6時間32分
戦前の物資を漁って生計を立てながら旅をしているスカベンジャーの少女・アリサ。 儲け話を聞かされて同業者たちと赴いた街は、戦時中の激戦区――今は無法者たちが占拠する廃墟都市だった。 差別や迫害にさらされながら過酷な戦いを続けるくず鉄拾いたち。 それでも生きる意味を求めて、少女は愛銃である散弾槍を手に取る。 ※作中のイラストは山桃さん(twitter:@yamamomoplank)に描いていただきました。 ※イラストを掲載しているお話はタイトル右に★マークを付しています。 ※★マークが山桃さんのイラスト、☆マークがStable Diffusionで生成したフレーバーです。
読了目安時間:8時間3分
冒険と英雄の時代は、リクが生まれたときにはもう終わっていた。 平和になった世界では、武器も魔法もすべて違法。 かつての英雄は、法律で牙を抜かれ、りっぱな社会不適合者と化した。 そんな世界で。 最強の勇者夫婦の子供として生まれたリク。 彼を監視する幼なじみの法律家アルル。 二人の合法的ファンタジー。 リクは絶大な潜在能力を持つ。 冒険と人助けにあこがれるが、理不尽な法律にしばられる。 彼の武器は「世界の半分を手に入れる」という「ある能力」。 アルルは違法行為をした勇者を完全に無力化できる。たとえ相手がどんなに強くても。 ただし戦う力はない。 彼女の目的は、リクが「ある能力」を自覚しないよう防ぐこと。 平和な日常が続くはずの世界に、消えたはずの過去の奇病がよみがえる。 リクはこの土地を救わなければならない。 かつての最強の英雄たちに接触し、 その中から犯人を見つけ、 倒すのだ。 しかも「合法的」に。
読了目安時間:14時間41分