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2021年2月27日更新
片山富嶽は身長202㎝、体重130㎏、あらゆる攻撃を遮る悪遮羅身を会得した頑強無比の大女(おとめ)。悪遮羅流剣術の秘宝・中道剣を授かる資格を得たものの、家格の低い者が所有することに不服な一派から追われる形で山へ籠城することに。そこへ悪遮羅流本家からの使者としてやって来た少年・伊良忠太が中道剣の所有に必要な条件を告げる。花すら翳む忠太の美貌に当てられた富嶽は、試練を乗り越え、彼を自分のものにすることを決意。本家が呼び寄せた凄腕たちを次々撃破、本家が折れざるを得なくなるのも時間の問題と思われたが……。
2020年8月10日更新
仲良しこよし(?)の五一と忠太は、探し物の依頼をするために探偵の住む町へやって来た。しかし、不審者と誤解されるだけあって探偵さんは今ひとつ頼りない。探偵さんは自分が信用できないならと“邪気眼ぱいせん”なる人物を紹介してくれるが……。
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追放×成り上がり小説 主人公大活躍です
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2021年2月28日更新
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語 主人公フライ。 仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。 フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。 外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。 しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。 そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。 「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」 最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。 仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。 そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。 そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。 一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
2021年2月28日更新
両親を洪水。祖父母を地震。妹を雷。 幼少期、災害によって肉親を全て亡くしたデスパイア王国のバキュラ王は、万物憎み、神を恨んだ。 朝になれば日が差し、夜になれば月が出る。雲が空を覆えば雨が降り、地盤が割れれば地面が揺れる。 望んでもいないのに勝手に与えられ、時に理不尽に奪われる。そんな生まれた時からの『当たり前』に疑問を抱いたバキュラ王。 王として暴虐の限りを尽くし、災害や自然といった、人間の人智を超えた存在ーーすなわち『神』と民から崇められる存在になることで、万物の神々を討つことを生涯の目標としていた。 一方、傍若無人な王ーーバキュラの暴君により、故郷と最愛の母を奪われたルキア。ルキアもまた神として人々から崇められている『バキュラ』という存在に疑問を抱く。剣の腕を磨き、バキュラへ復讐を果たすことを悲願としながらもそれを隠し、兵士として王都へと潜入を果たし、機を伺っていた。 二人の陰謀は多くを巻き込みながらやがて絡み合い、対峙する。 十六夜の月が絢爛と輝く空の下。バキュラはルキアを見つめて口を開いた。 「人間は神すら手にしていない物を、一つだけ持っている」 復讐の連鎖の渦の中で生きる、二人の男の物語の結末やいかに。
片山富嶽はでかいぞ固いぞ強いぞ