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刀を差すことを禁じられた廃刀令から50年。大正15年となった今。 帯刀せずとも、付喪神の宿った刀を召喚し死霊や妖怪と戦う巫女達がいた。 桜花神祇女学校では現在も、刀喚びの巫女を育成し、国家を守護している。 だが霊的な守護者の座を奪わんと、旧時代に刀を振るっていた存在、士族が再び現れ戦いを挑んできた。 なぜ江戸時代の武士の末裔が今になって動き出したのか。そしてなぜ霊的な力を扱うようになったのか。 夢見がちな巫女の候補生、夢想ゆめもまた、同級生やお姉様がたと戦いへ身を投じていくことになる。 学校には上級生から技を伝授される「姉妹弟子制度」があり、少女小説のように素敵な先輩と姉妹になることを期待したゆめだったが、あてがわれた高坂千代お姉様は一筋縄にはいかない人物で…… 大正ロマン伝奇百合アクション、ここに始まる。 毎週土曜日更新!
読了目安時間:40分
黒百合高校の電子巫女-Electric Shrine maiden-
オカルティック百合学園
94,800
795
現代/その他ファンタジー
完結済
長編
34話
41,413字
2022年6月5日更新
これは、憧れの先輩と絆を育むまでを描いたオカルト風味青春劇。 黒百合高校新入生の大戸留美は、弓道部のエースで校内の人気者の鳥居澪と出会う。 澪は昔、留美を悪霊から救ってくれた「巫女のお姉さん」なのではないか?淡い期待を持って近づく留美。しかし澪は極端に幽霊の話をされるのを嫌がり、留美から距離を置いた。でも今度は澪から接触してきたのはなぜ? 再会した二人を襲う悪霊。弓弦の音は聖なる力を帯び魔を祓うというが、澪の鳴弦では悪霊が退かない。 絶対絶命に思えたその時、悪霊よりもずっと邪悪な――エレキギターの音色が鳴り響いた。 恐い噂を解決するのは手芸部? エレキギターで除霊? たとえ怪異でも、お守りで繋がった少女たちの絆は断ち切れない。 1ページ2000文字以内でサクサクちょい読みOKかつ改行・スペース多めの読みやすいレイアウト! 表紙はサークルミラーイメージ様作の「少女組み合わせ立ち絵素材」を使用して制作いたしました。 エブリスタより「ノベプラ百合フェア2020」参加のため転載。 続編の短編連作「黒百合高校手芸部の怪奇日誌」やyoutubeでの動画作品も公開しております。
読了目安時間:1時間23分
黒百合高校手芸部の怪奇日誌-Electric Shrine maidenⅡ-
オカルティックゆりんゆりん学園
614,953
5,220
ホラー
完結済
短編集
70話
102,363字
2022年2月16日更新
公立黒百合女子高校の古い校舎は、怖い噂でいっぱい。 けれど先輩と後輩でお守りを交換すれば魔の手に狙われなくなるという風習が根付いている。 そんな黒百合高校でお守りを作り、怪異に立ち向かうのは手芸部だった。 新入生で霊感少女の大戸 留美(おおと るみ)は、お守りを交換したパートナー鳥居 澪(とりい みお)と手芸部に入部し、不思議な現象や様々な人間模様を目の当たりにしていく。 怖いプロローグからのハッピー/ほのぼのエンドが魅力の短編連作スタイル! 前作「黒百合高校の電子巫女」を読んでおくとよりお楽しみ頂けます。(4万文字程度でサクっと完結) 1ページ2000文字以内でサクサクちょい読みOKかつ改行・空行多めの読みやすいレイアウト!エブリスタでも同時公開。 表紙はサークルミラーイメージ様の「少女組み合わせ立ち絵素材」を使用して制作いたしました。
読了目安時間:3時間25分
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4
2021/2/23 1:56
ネタバレ
百合怪獣、地球に現る1
2020/4/28 22:28
ネタバレ
呪いのメイズさん2
2020/3/29 0:21
ネタバレ
呪いがおりなす科学と嘘の裏神話1
2020/3/19 15:33
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この物語は中世ヨーロッパに似た世界でかつて繰り広げられた戦いとそこに生きた人達のはるか昔の物語である。 タスタニア王国のティファニー・オブ・エヴァンスとロマリア帝国のセリア・フォン・フレーベル。 全く違う国に生まれた性格も正反対の二人を中心にし、物語は展開していきます。 時代設定は中世で西暦千から千二百年あたりとしています。 ただしそこは物語なので、一部それ以上に進んだ医学であったり遅れた兵器が出てきたりもします。 ・作中に一部差別用語を用いていますが、設定上のもので、特定の人たちを差別する意図は一切ありません。 ・あくまでも人間同士の戦いを描きたかったので、魔法、聖剣、怪獣、妖精などは一切出て来ません。
読了目安時間:9時間54分
【作品紹介】 これは、物語を考えないまま書き始めた物語。 最初は、ファンタジー世界を舞台にした短編のラブコメを書くつもりだった。しかし、そうはならなかった。 ラブコメが何たるかを知らず、そもそも、小説すら読んだことのない私が、小説など書けるはずもなかった。 しかし、書き進めるうちに、物語が浮かんできた。 このキャラクターは、どうしてこうなったのか? 彼らの過去には、何があったのか────? それらの疑問が積み重なり、繋がり合い、物語は構築されていった。 ラブコメを書くつもりだったので、当然恋が始まる。思いついたのは【絶大な力を秘めた女性が賢者に一目惚れをする】というものだった。 最初に思いついたヒロインはラシディアといった。 賢いが少し天然の可愛らしい魔女とした。 次に思いついたのが、ジュメイラという戦士だった。ラシディアとは対照的で、グラマラスで快活、しっかりした感じの女性だった。 あまり深く考える事もなく、ヒロインはラシディアとし、ジュメイラはその義理の姉とした。 次に、ラシディアが誰に、どういった経緯で恋に落ちるかを考えた。 今思えば、恋に落ちるまでも重要な物語であるはずなのだが、何しろ私は小説初心者。短絡的に【一目惚れ】という安直な方法を選んだ。 賢者との出会いはこうだ。 ヒロインたちが街へ来て、偶然出会って一目惚れ────。何とも捻りのない流れだ。よくこんな設定で話を続けようと思ったものだ。 しかし、当時の私にはそれ以上の発想は一切浮かばなかった。 ヒロインたちは街へとやって来た。なんの為に? そうだ。街へ行く理由が必要だった。 そこで咄嗟に考えた。それが、【めちゃ強い魔物を倒さないと手に入らない素材で作った特別な魔法薬を売りに行く】というものだった。 そして、その魔法薬の噂を聞きつけた賢者がやってきて出会う──。そうだ、それにしよう。 その程度の考えで物語は進められた。 しかし、私は思った。──ラシディアたちって、何故そんな力を持っているのだろう、と。 二章を書き終える頃、ようやくその答えが分かった。 太古の昔より続く忌しき宿業──。彼らには壮絶な過去があり、過酷な未来が待ち受けていた。 それを描く為、第三章から主人公たちの過去へと遡り、この物語は始まる────
読了目安時間:19時間11分
変人揃いの町、葉栖照(ぱすてる)町にある女子校、皐月(さつき)バレ女学園高校に通う“主人公属性”の少女、比楼院 依子(ひろういんよりこ)は、ある日の放課後、憧れの先輩に告白し、あっさりフラれてしまう。 そのショックのあまりフラフラと廊下を彷徨っていた彼女は、学園内に存在する謎の部活「悪の女幹部」に所属するという少女に目を付けられ、(やや強引な)勧誘を受ける。ヤケクソになり、勢いのままに入部を決意する依子。これまで存在すら知らなかった悪の女幹部。なんとそこでは、女幹部、ダークサイドに堕ちた魔法少女など、“悪役属性”の少女たちが集い、“ある活動”に勤しんでいたのだった! 「なら、その運命に背負わされた何もかもをかなぐり捨てて、貴方も……此方(こちら)側に、“堕ち”ましょう?」 主人公属性(を捨て去りたい)少女と、悪役属性の少女たちによる、悪堕ちドタバタ百合ラブコメ(?)、今ここに開幕!
読了目安時間:47分