作品(2件)
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2019年8月9日更新
エルド・フォルティスは無能であった。 正確には魔法がほとんど使えない魔導士であり、彼が魔法学院を追い出されるのは半ば必然だった。 そんなヲタクで外れスキルな彼を見つけたセリカという潜入中の王国軍人は、エルドの持つ隠れた才能――――最強スキル『魔力無限の紋章』に気付いた。 「あなた、ウチで働きませんか?」 縁は奇なもの妙なもの、彼は元勇者の率いる最強のパーティー......『王国軍』へ入ることとなった。
2019年7月21日更新
あらゆる成果がトップの勇者に搾取される闇ギルドで働いていた少女ティナは、その不幸体質からブラック過ぎる労働の末ギルドに見捨てられた。 そこにちょうど目をつけた王国軍がティナをヘッドハントし、安定した収入と誰も使えないデバフだけ付いたS級スコップを賭け半分で渡すことで彼女を軍に引き入れる。 ブラックな労働で鍛えられたティナは訓練をトップで修了、『バフをデバフに変えてしまう』彼女は、デバフだらけの勇者の剣(スコップ)を手にかつての古巣である闇ギルドを圧倒的な力で制圧しに向かった。 これは、なにも恵まれなかった少女と誰にも選ばれなかったスコップによる痛快ファンタジー。
装備もパーティーメンバーも圧倒的廃課金