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2021年1月25日更新
その日、小野寺綱吉は親友である阿部の結婚式に出席していた。 親友の晴れ舞台、本来であれば大手を振って祝うべきはずなのに、小野寺の顔はどこか浮かない顔をしていた。 それもそのはず、小野寺は阿倍のことが好きなのだから。 チャペルで愛しの花嫁を待つ阿部を見つめながら、阿部との出会いに想いを馳せる。 思えど思えどその思いは救われず、しかし打ち明けることもできない。 その気持ちの行く末はどこか。 ノベプラBLフェアの2作品目です。 全4話構成ですが、文字数に合わせて分けて投稿します。 少しでも皆さんで楽しんでいただければ幸いです。
2021年1月24日更新
※第1章 鬼ごっこ編 完結 ※第2章 学生大戦編 完結 奇怪な能力を持つ同級生たち。 僕はそんな彼らの力を“特質”と呼んでいる。 僕らの母校である吉波高校には何故かそういう生徒が一定数、存在していた。 そんな異質な能力を持つ学生たちが送る非日常な物語。 そして……… 今、僕らは神の力を手に入れて暴走している友人を止めなければならない羽目に…。 「一体、どうやって止めるのよ…」 神という壮大で漠然とした力を持った敵に焦る彼女。それに対して僕は冷静だ。 『こっちには特質と言う異能力を持った仲間がたくさんいる』 「た、例えば…?」 僕は両手の指を折りながら、仲間の能力を軽く紹介していく。 『オナラで空を飛び、臭いで敵を気絶させる者。よだれを自在に生成し操ることができる者。巨大なブロッコリーを量産し、場を制す者………他にもたくさんいる』 「……………」 強大で奇天烈な能力のオンパレードに彼女は目を細める。 『疑う気持ちはわかるが、どれも本当だ。これから、みんなを集めよう』 僕の言葉を聞いて彼女は大きく首を横に振った。 「いや、疑ってるんじゃなくて…! 無理よ…。ブロッコリーが神に勝てるわけないわ…」 ______________________ 中学校のとき、友達が身内がそのまま登場する学園物ファンタジーみたいな話を休み時間とかにしていて、身内同士ではかなり面白かったので内容を覚えてるうちにここに書いていこうと思います。 学園物で変な能力バトル系(まともな能力もある)でギャグもありみたいな内容です。 身内が登場すると言いましたが、ここでは本名ではなく、架空の名前を使います。
2021年1月24日更新
子爵家の跡取り息子である相内柾樹は些細な理由で癇癪を起こし、駿河台の屋敷から家出した。たまたま向かった元門番老人の長屋で、湾凪雪輪という奇妙な娘の世話を頼まれる。やむなく娘を連れて転がり込んだ先は、悪友二人が下宿している両国の古道具屋『数鹿流堂』。見えない何かに引き寄せられるように、この世ならぬもの達と、四人の不思議な同居暮らしが始まった。 時は世事変遷と呑気悠長が折り重なっていた明治の中頃。帝都のとある片隅で宿命の針は動き出す。 ※時代設定上、現代では不適切とされる単語や語句がありますが、差別や偏見を肯定助長する意図はありません、あらかじめご了承ください。 ※小説家になろうで完結済み。改稿投稿中です。更新は遅いです。 ※軽めのミステリー的なノリで始まりつつ、そのうち神・妖怪的なモノが登場してくるジャンル迷子です。
2021年1月24日更新
ある事件をきっかけにVRゲームの世界はどこも荒れ、犯罪が横行していた。荒れたVRゲームの治安を守るためVR警察特務課が発足する。 特務課の仕事をするサンとルナは剣と魔法の世界で冒険するVRMMOドラゴンナイトオンラインにダイブしていた。彼らは他のゲームの武器を使えるという、チートを使って違反者を逮捕する。 仕事にも慣れてきた頃、上司である猫のアバターの寂丸司令官から、新しい任務を言い渡される。それは、ドラゴンナイトオンラインでAIのドラゴンが行方不明になったというものだった。 サンとルナは調査を始める中、ドラゴンに乗った竜騎士が町を襲うという事件が起きる。 カクヨム・小説家になろうにも公開しています。
ほっこりと謎解きと