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人見知りの中年作家・小槻健司は、年中自宅に引きこもって小説を書くだけの生活を送っている。彼にとって「作家」は職業というより、もはや生き方といえた。 ある日、「たまには......」というほどの気持ちで外に出てカフェに入った彼に、大学生の野上萌が声をかける。偶然にも彼女は作家・小槻健司の大ファンだった。健司は咄嗟に自分の正体を隠すが、自作の小説を読んでほしいという萌の強引な頼みを断れずにUSBメモリを受け取る。 萌との関わりを億劫に感じながら、「実は作家・小槻健司その人である」という秘密を守ろうとする度に意外な一面を発揮する健司......。 唯一の親友であり恩人でもある玉置恭介、その息子の幸一など、周りの人々を秘密保持のために巻き込みつつ、彼は人生のターニングポイントを迎える。 書くこと以外には趣味も楽しみもない、ある意味で人生の終局までを見通せてしまっているような男が、一つの出会いをきっかけにして過去と向き合い、新たな境地に挑んでいく。そして秘密に関わる人々もまた、各々の置かれた立場で人生を懸命に生きていく。 互いに影響し合いながらそれぞれの失敗、苦手、弱み、課題、壁に立ち向かい、答えを探していくヒューマンドラマ。
読了目安時間:14時間7分
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(物理的に)不器用な神様の子とその周囲の人々がわちゃわちゃする、90年代ライトノベル風味の現代ダークファンタジー。 スプラッタや、稀に同性愛表現が含まれます。 ****** 人間の両親と聖獣“朱雀”のミトコンドリア置換で生まれた『試験管ベイビー』の主人公、翔。そんな彼は不器用で、能力の扱いはイマイチ。痛覚が鈍く、しかし痛いのが大好きで、自傷癖持ち。一番の友だちは、百舌鳥の寒太。 ふわふわの薄栗色の髪の毛には太いアホ毛。とても目立つワインレッドの眼は、いつも眠そう。顔付きは可愛くもなければ、男前でもない。 特性だらけのモブ。 成り行きで婚約者となった未来の嫁は魔女らしく、超絶美人な日本×ドイツのハーフ。その嫁の使い魔は、自分が殺してしまった父親。 だが、翔は婚約者がどうも苦手だったりする。 そんな彼らに忍び寄る、他組織の影。 時に爆発を起こし、時に自分を刺したりしながら、家庭内や、自らが所属している組織内でマイペースに成長していく。……のかもしれない。そんな話。 ================ ☆小説家になろうからの転載 ☆週1~2回更新 ☆ブックマーク、感想、スタンプなど頂けると踊って喜びます!(ただし、作者はおぼろ豆腐のようなメンタルの持ち主です) ☆挿し絵も自作 『ウサギ印の暗殺屋~13日の金曜日~』(完結済)の、ちょうど二年前の話(『ウサギ印』の親的なお話)になります。 (連載開始は『ウサギ印』より早かったのです……) キャラ多過ぎ! をコンセプトに書いてるお祭り小説なので、キャラが多いです。
読了目安時間:15時間54分
ドキドキしたり、きゅんとするような句を毎日投稿しています。 読んだ人それぞれに思いを馳せて頂きたいので、短歌の説明はあえて書いておりません。 「詩/短歌」のジャンル別累計1位ランクイン(2021年3月11日) ブックマーク数100を突破(2021年6月26日) 「詩/短歌」のジャンルで、五冠を何度もとっております。 10万PV達成(2022年8月5日) いつも応援してくれている方、読んでくださってる方、本当にありがとうございます。 これからも、言葉を磨いていきます。
読了目安時間:1時間14分
たとえ君を忘れて、悲劇を繰り返しても。
1,036,470
2,082
ミステリー
長編
119話
469,658字
2023年9月24日更新
もしウィンクだけで人を殺せる力を手にしたら、貴方はその力、何に使いますか。 誰かを守るため? 自分を守るため? それとも――憎い相手を、殺すため? ☆★☆ 別れたはずの元恋人に殺されかけ、死の間際にあったある一人の女子高生。 彼女が手に入れたのは、右目を瞑ることで人を殺めてしまう事ができる、wink killerと呼ばれる死神の力だった。 「この力は、大切な人を守るために使う」 彼女はそう誓い、大切な者を守るために生きると決めた。 ――はずだった。 ※同一作品を「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。 ※素敵な表紙絵は瑞樹くりむ様(@773_cream)に作成していただいたものになります。著作権は瑞樹様にあり、画像は小説表紙として使用許可を頂戴しておりますので、無断使用・無断転載はお控えください。 ※この作品には、本編ラストにハッピーエンド保証が付いています。
読了目安時間:15時間39分
小説を書く力を取り戻す為のリハビリとしてTwitterに投稿を始めたのが、この作品を創るきっかけになりました。タイトルも含めて、100文字完結型の短編集です。誰もがやったことがあるだろう日常の失敗、勘違い、自慢などを100文字にまとめてみました。皆さんにクスッと笑ってもらえる作品を目指します。 ※モバスペBOOKというサイトにも掲載しております。 ※以下の本を参考文献に使わせて頂いております。 「アレの名前を言えますか?」博学こだわり倶楽部 「伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本」西沢泰生 「トリのトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ」川上和人、マツダユカ 「答えられそうで答えられない語源」出口宗和 ※2023/9/7 3万PV突破。
読了目安時間:3時間15分