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「掌編小説」の名義で、140字小説を毎日Twitterで公開しています(https://twitter.com/l3osQbTDUSKbInn)。 同じシチュエーションを、朝夕で視点を変えて投稿しています。 先日、1人の男の子をめぐる、元カノ、今カノの小話を投稿しました。 投稿後、「男の子はどう思っているのだろう」と考えて、ノベプラで書いてみることにしました。 単独でも話がわかるようにしています。 「元カノの矜持」が朝の投稿、「今カノの陥穽」が夕方の投稿です。それぞれ本作の前後に貼っておきます。 イラストはイトノコさん(https://twitter.com/misokooekaki)の作品です。
読了目安時間:13分
「掌編小説」の名義でTwitterで140時小説を投稿しています(https://twitter.com/l3osQbTDUSKbInn)。 2022年12月24日のクリスマスイヴにあわせて、550字弱の超短編を投稿します。 イラストはノーコピーライトガールさんの作品です(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)。 12月25日から過去のTwitter投稿を原案にした縦読み漫画の連載が「booklistaSTUDIOweb(https://studio.booklista.co.jp/)」さんで始まります(毎月2回、不定期)。
読了目安時間:1分
悦史は妻の茜を病気で亡くす。「死ぬまで嘘はつかない」。高校時代につきあい始めた、それが二人の約束だった。茜の死から三年過ぎた。悦史は会社の後輩・恵美に「先輩を異性として意識してます」と打ち明けられる。茜が死に際に言った台詞について、悦史はもう一度考える。どんな想いで茜はあんな言葉を口にしたのだろう――。あえて「テンプレ」だけで構成してみました。 ※「掌編小説」の名義でTwitterに140字小説を投稿しています(https://twitter.com/l3osQbTDUSKbInn)。イラストは絵師・漫画家のミカスケ(イトノコ)さんの作品です(https://twitter.com/misokooekaki)
読了目安時間:22分
「血の繋がった姉妹なのに」。幼いころから幸代は一つ上の美香と比べられてきた。勉強も運動もできる美香。対する幸代は何一つとして誇れない。必要とされたい。他人から求められたい。渇望を抱えた幸代は思春期に差し掛かり、あることに気づかされる。自分の容姿と肢体は男たちを引きつける――。平凡な顔立ちの美香との違いは、心の穴を埋める武器だった。必要とされる必要を求め、幸代は多くの異性に抱かれていく。ある日、幸代は美香が恋をしていることに気づく。やっと見つけた自分の領域まで、美香に侵されてはたまらない。幸代は決める。お姉ちゃんから奪い取ろう、と。 ※イラストは絵師・漫画家のミカスケ(イトノコ)さんの作品です(https://twitter.com/misokooekaki)。 ※普段は「掌編小説」の名義でツイッターに毎日140文字小説を投稿しています(https://twitter.com/l3osQbTDUSKbInn)。この作品も140文字小説がベースです。
読了目安時間:2時間1分
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人見知りの中年作家・小槻健司は、年中自宅に引きこもって小説を書くだけの生活を送っている。彼にとって「作家」は職業というより、もはや生き方といえた。 ある日、「たまには......」というほどの気持ちで外に出てカフェに入った彼に、大学生の野上萌が声をかける。偶然にも彼女は作家・小槻健司の大ファンだった。健司は咄嗟に自分の正体を隠すが、自作の小説を読んでほしいという萌の強引な頼みを断れずにUSBメモリを受け取る。 萌との関わりを億劫に感じながら、「実は作家・小槻健司その人である」という秘密を守ろうとする度に意外な一面を発揮する健司......。 唯一の親友であり恩人でもある玉置恭介、その息子の幸一など、周りの人々を秘密保持のために巻き込みつつ、彼は人生のターニングポイントを迎える。 書くこと以外には趣味も楽しみもない、ある意味で人生の終局までを見通せてしまっているような男が、一つの出会いをきっかけにして過去と向き合い、新たな境地に挑んでいく。そして秘密に関わる人々もまた、各々の置かれた立場で人生を懸命に生きていく。 互いに影響し合いながらそれぞれの失敗、苦手、弱み、課題、壁に立ち向かい、答えを探していくヒューマンドラマ。
読了目安時間:14時間7分