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作者のおすすめ作品
堕ちた神父と血の接吻 ― Die Geschichte des Vampirs ―
盗賊×神父の血濡れた恋愛譚、R15版
197,800
851
恋愛/ラブコメ
長編
43話
163,114字
2023年3月9日更新
舞台は近代ドイツのとある地方。大戦の気配が近づく時代。 美しく、心優しく、誠実だと謳われた神父コンラートは、教会への襲撃によって辱められ「殺された」。 彼を慕っていた盗賊ヴィルに救出されたものの、コンラートは自らの遺伝的な特性により吸血鬼へと変貌。信仰を抱いたまま、「怪物」として追われる身になってしまう。 吸血衝動に苛まれ、信仰と現実の軋轢により荒んでいくコンラートに、たった一人、ヴィルだけが手を差し伸べる。 憎悪を抱え、追い詰められていくコンラートを、ヴィルは「護る」と誓った。 盗賊は自分を救った神父に惜しみない愛を捧げ、吸血鬼と化した神父は悪夢から逃れるよう盗賊に縋る。 刺客から身を隠し、時に共闘するうち、二人の絆は誤魔化しが効かないほどに固く、強く結ばれていく。 奪わなければ生きられなかった彼らの行く先に、果たして救いは訪れるのか……? これは、人殺しの盗賊×吸血鬼化した神父の血濡られた恋。 口付けるたび、血の味が滲む……そんな、歪んだ恋愛譚。 ※ガッツリBLです。苦手な方はお気を付けて! ※倫理的にまずい表現もそれなりにありますが、作品の雰囲気を鑑みてのことです。ご了承ください。 ※R15程度の描写ではありますが、性行為を匂わせる表現はございますのでお気を付けください。なお、R18版(ヴィル視点)はアルファポリス、pixiv、ムーンライトノベルスに掲載しております。 ※この作品には殺人などの暴力表現、吐血などの流血描写、モブによる陵辱の匂わせ、首ポロや欠損などの要素が含まれます。 ※素敵な表紙イラストおよび挿絵は鳴上月さんに描いていただきました! 鳴上さん、ありがとうございます!
読了目安時間:5時間26分
※この作品は「敗者の街 ― Requiem to the past ―」の続編になります。 第一部はこちら。 https://novelup.plus/story/443041701 イギリスの記者オリーヴ・サンダースは、友人ロデリック・アンダーソンの著書「敗者の街」を読み、強い関心を示していた。 死後の世界とも呼べる「敗者の街」……そこに行けば、死別した恋人に会えるかもしれない。その欲求に応えるかのように、閉ざされていた扉は開かれる。だが、「敗者の街」に辿り着いた途端、オリーヴの亡き恋人に関する記憶はごっそりと抜け落ちてしまった。 新たに迷い込んだ生者や、外に出ようと目論む死者。あらゆる思惑が再び絡み合い、交錯する。 オリーヴは脱出を目指しながらも、徐々に渦巻く因縁に巻き込まれていく…… ──これは、進むべき「現在」を切り拓く物語。 《注意書き》 ※記号の後の全角空白は私が個人的にWeb媒体では苦手に感じるので、半角にしております。 ※過激な描写あり。特に心がしんどい時は読む際注意してください。 ※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。ちなみに、迂闊に真似をしたら呪われる可能性があります。 ※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。場合によっては復讐されるような行為だと念頭に置いて、言動にはどうか気をつけて……。 ※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。 ※表紙画像はCanvaというアプリを使用して自作しました。使用画像も許諾された画像です。
読了目安時間:4時間12分
これは、異なる歴史を辿った世界の物語。 熟練の狩人ランドルフは呪いによって魔獣と化し、森をさまよっていたところを美貌の騎士ディアナに救われる。 「私を殺してもらいたい」 月光の下。 微笑みを浮かべ、「彼女」はランドルフにそう願った。 自らも「魔獣」であり、不死の「呪い」を受けた存在である、と…… かくしてランドルフはディアナと共に「魔獣狩り」の任務を引き受けながら、自らの内側に残った「呪い」の制御を学び、ディアナの「呪い」を解く方法を探ることになる。 彼女は人か。獣か。 それとも…… それ以外の「何か」か。 これは、獣と人の狭間で揺れる、二人の恋物語。 痛みを背負った者が、再び歩み出すためのお話。 ※HJピックアップコン、①異世界×女主人公×動物ファンタジーに応募するため投稿しました。女主人公というよりは男女でW主人公といった感じですが、何卒よろしくお願いします。 ※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。 ※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。 ※特殊性癖や一般的でない性的指向および嗜好が登場します。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。
読了目安時間:3時間35分
時は22世紀。 第三次世界大戦が勃発した後、人類はひとつの決断をくだした。 この世界に、多様な価値観など必要ないのだと。 皆が同じ思想なら、争いなど生まれないのだ、と…… かくして脳に埋め込まれたICチップによって、全人類の思想統制が行われた。 体質上洗脳電波が効かず、「処置」を行っても洗脳されなかった者達は、焦土と化した土地にて「処刑」されたと言う。 ……やがて時が経ち、一人の青年が、ある手記を手に取ったことで洗脳状態から抜け出すことに成功した。 政府の手から逃れ、焦土内の研究所に辿り着いた彼は、そこである存在と出会う。 人智を超えた能力を持つナニカは、自らをこう名乗った。 「『強欲』を司る悪魔、マモン。それが、世界連合がつけてくださった便宜上の呼称でございます」 歪んだ世界に抗うため、青年は、「悪魔」と呼ばれる異形達を味方につける役割を担うこととなる。 この物語は、世界に排除された者たちの足掻きであり、叫びである。 *** ※過激な描写あり。 ※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。現実には第三次世界大戦は起こっていませんし、起こらないで欲しいです。 ※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。 ※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。 ※表紙画像はCanvaというアプリを使用して自作しました。使用画像も許諾された画像です。
読了目安時間:1時間46分
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第三次世界大戦は、究極の生物兵器ゲヘナにより終結した。 地球上から国家が消失し環境が激変した世界で生きるのはキメラと呼ばれる獣人達だった。 そんなキメラ達が生きる世界を書いたオムニバス小説。 かたつむりの観光客(完結) 遺伝子操作技術によって進化した元人間と人造人間達の総称『キメラ』 キメラ技術の発見から発展した第三次世界大戦終結後、大陸の形すら変えられた地球に新たに七つの大都市が出来た。 そんな世界を謎の美女プリデールと『なんでも屋』のスゥが旅行する話。 人類の終わり、ヒトのハジマリ(完結) 人類が生み出してしまった最終生物兵器ゲヘナの暴走で滅んだ人類文明が新しい形へと再生するまでの話。 殺人鬼の作り方(完結) キメラを兵隊として運用していた第三次世界大戦の頃。 元々気が弱い犬の頭を持つキメラ兵『ジャック』が殺人鬼に墜ちる。 甘いマイアズマータ(完結) 違法な人造人間を造り、それを売って暮らす男の下に娘を名乗る少女が訪れる。 男は娘の正体を察し、殺そうとするが……? くろいながれぼし(完結) 荒野で見つけた焼死体を埋葬しようとしたら、それは鉱物生命体だった? 鉱物生命体クオリアの少女オニキスと、熟練の傭兵ガレスの奇妙な旅。 ほしをみるひと(完結) 第三次世界大戦が勃発する少し前、田舎育ちの冴えない少年マーカスが出会ったのは不思議な喋る石だった。 激動する世界の中、一人と一個は生きていく。 不実の湖(完結) くろいながれぼしでの戦い以降、行方不明になっていたクオリア・パールの反応が確認された。 依頼を受けて現場に向かったクオリア達を待ち受けるものとは? 森と追手とアルバイト(完結) ノアから送り込まれる追手から逃げつつも、世界中を旅している少女、ニレ。 追手はなんとか撃退するものの、路銀が尽きてしまう。 仕方なくニレは危険なアルバイトを請ける事になる。 新月の月時計(完結) トロメアの隠れ住む森での任務からノアへと帰還した二人……しかしストラの身体に異常が…… 評価応援ブクマ、宜しくお願いします。
読了目安時間:18時間45分
2020/10/10 200話記念により表紙がつきました。 志茂塚ゆり様、ありがとうございます!! 基本は書き手の私ですが、自分に足りないものを補うため、色んな思いやその中に隠されたものを理解しくみ取る能力を身に着けたくて隠れた名作を読んで学んでいきたいと思っています。正直者ゆえ、酷評になってしまいがちな可能性はありますが、それでもいいですよ!という心優しい方の作品をお待ちしています。もしかすると、勝手に読んで勝手に感想の時もあるかもですが、そのへんは許してくだされ…… 皆さまの素敵な作品をお待ちしています。よろしくお願いいたします。 *** ※200話以降のエピソードは「次へ」のボタンを押さないと開けません。 201話以降のエピソードを探す際はお手数ですが次のページを開いてくださいね! ※何度か自主企画の運営をお手伝いor企画を立ち上げる、といった回数が多くなりましたので、読書順番票の次のエピソード、『4話』に参加する企画、主催する企画などのお知らせを残していくようにいたします。終わった際はお礼を述べた後に<非公開>させて頂きます。 作品紹介と共に、よろしければチェックしてみてくださいませ。
読了目安時間:12時間46分
未完成のままの世界で人は自由に過ごしていた。徳(カルマ)を積んだり落としたり、国王がいて国を納める法治国家において犯罪に手を染める者や、冒険者というフリーターになる者もいた。青き星からの来評者は制御システムに保護されている。その世界の一般人よりも寿命が長く「死」を決めることがその保障された自由の中に含まれてもいる。ある意味、不死身である。これは、そんな世界から現代世界の山奥で、次元の狭間に囚われた食堂とその従業員たちの話である。 故郷で起きた魔力の暴走による空間のひずみ、時空のひびに中途半端に引っかかっている食堂があり、「異世界食堂」という。異世界から現代世界へ食堂ごと転移せざるを得なかった、四人は現代世界で、ジビエ料理が流行していることに気づく。そこで営業を決意する。店の奥には通常の人には見えない魔法陣が二つある。その部分だけ、故郷とつながっている。銀行と、食材通達人(ハンター)たちの協会(ギルド)につながっていた。現代世界と故郷でもある異世界を行き来したかったが、この現代世界には魔力素(マーナ)が極端に少なく、魔法が使えない状態であった。 ところがある事件を境に、故郷と同じぐらいの魔力素の濃度になる。その原因を探ろうとしていると、ここには存在しないハズのモンスターの目撃情報が相次ぐ。四人はやじ馬に混ざって様子を見にいくと、そこにあったものは時空門(ゲート)であった。四人の中で一番魔力が高いアルが人工的に築いたものだ、という。その日から少しずつ、異変に見舞われていく。アルが呪歌(じゅか)の標的にされたり、戦士のパタが死にかけたり、シェフ自身も過去に受けた腕の傷あとからくる痙攣に悩ませたりする。食材とお金専用に使っていた店の奥の魔法陣前には、小型のモンスターが出現していた。魔獣遣い(テイマーメイジ)のピットが使った魔法により、火事となる。店を再建後にはピットの消えた記憶の謎も判明していく。 ※ほかのサイトに重複投稿しています。
読了目安時間:1時間47分