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フツーの高校生の俺が、魔剣なんて造って人に与えた覚えは1ミリも無いんだけど… 異世界行ったら、俺を、前世の俺が与えたという魔剣を持った4人の超絶美形刀剣男子が迎えに来た! そして…俺には、本当は角がある?! 男✕男の恋と愛、血と剣のプレッジ(盟約)を巡る和風異世界転移BL譚です! 麻耶優は、現代日本の… 生い立ちの割にのんびりDK。 ある日、川で子供を助けたら自分が流された。 着いた先は、歴史で習ったものとは全く別の異世界の江戸時代。 そして、そこで優を待っていたのは、優を主(あるじ)と呼び、自分達は臣下だと言い、前世の優から魔剣を授かったと言う4人の男達だった。 男達から向けられる、熱い視線。 そして、巻き込まれる戦い… 異世界譚、恋愛中心のストーリーですが、時折、性的表現があります。 その部分は、他サイトに投稿している一部同作品より幾分か表現を抑えておりますが、どうかお気をつけください。 表紙作画 ささべ様
読了目安時間:5時間34分
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制服の色は海の色。大好きなあの子が金色の海を見たいと言うなら、僕は君のためにデザイナーになると誓う。 海は宇宙船そのものであり、進行に必要なエネルギーでもあり、人の生活を支える糧でもある。海を司る七歳から十八歳の女の子を『ワタツミ』と呼び、大切にしている。男は女のために制服を縫うのが仕事だ。 しかし数十年に一度、海の平和が脅かされ、海を守るためにデザイナーという職が必要となる。 デザイナーになるために必要なのはワタツミへの愛。愛するあの子のために、僕は新しい制服を捧げよう。 GENSEKIコン参加作品です。 黒い背景が宇宙、灯台の上部がUFOに見えたのでSFになりました。
読了目安時間:13分
「今日からコネで諸君らの上司になった|幽雅正継《ゆうがまさつぐ》だ。言っておくが私は幽霊や妖怪の類を信じてはいない。だが、怖いものは怖いから私の前では可愛くオバケと言うように!!」 ──これが、俺の初めての相棒との出会いだった。 人に害をなす『悪鬼』を退治する『幽特』に現れたのは、幽雅グループ会長の孫、幽雅正継。 幽特のボスである灯屋善助は、勝手にボスよりも上の地位をつくり無理矢理上司になったユウガが嫌いだ。しかもユウガは悪鬼が見えないと言う。 命懸けの危険な現場に役立たずで邪魔な存在はいらないとアカリはハッキリ伝えるが、ユウガは全く気にする様子は無い。 幽雅には能力が二つあった。一つは呪いで繋がった相手の外傷を肩代わりする『贄の神子の呪い』、もう一つは悪鬼は見えないが、どんな悪鬼でも気配を感じる事ができる『探知能力』だった。 普段から部下を危険に晒さないよう、無理をして現場で怪我を常に負っているアカリのために呪いをかけるユウガ。 会長からユウガと相棒を組むように指令を受けたアカリは、自らの『消滅』の能力とユウガの二つの能力によって無傷で悪鬼退治を達成する。 しかし、アカリは突如襲ってきた人間からの攻撃によってトラウマが刺激され何もできなくなってしまう。オバケに怯えていたはずのユウガは人間には滅法強く、あっさりと制圧してみせた。 初めて人から守られた事で、アカリはユウガに好意を抱き、猛アタックを開始する。 突然の変化に驚くユウガだが、長年アカリを見守っていた愛着があるため邪険にもできずに絆されていく。 急速に仲が深まるアカリとユウガだが、好きだからこそ危険な現場へ出て欲しくないという思いが湧いてくる。 オバケ嫌いなユウガのために、アカリは自らの能力を使ってユウガの能力を消す事を提案する。 ユウガはそれを聞いて激怒したのだが、アカリの能力が万能過ぎる事が気になり、いつもアカリが能力について相談しているという“友人”を調べるのだが……。 イラスト:はゆるふ様
読了目安時間:4時間37分