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2021年1月13日更新
都内で、ピアノコンクールエントリー者が駅のホームから突き落とされるという事件が発生する。音楽雑誌ライターの成田は胸騒ぎを覚え、独自に事件について調べ始める。 ともに語られる思春期の物語。北国のとある高校。水泳部所属の飯塚は放課後に偶然聞いたピアノ曲、ドヴォルザークの「ユモレスク」の演奏者を探し出そうとするが。それはすべての元凶だったのだろうか? 「才能は諸刃の剣となる。 過去は現代に復讐する。」 才能がなくて苦しい。才能があってもつらい。大人に振り回される子供たち。嘘の甘さと真実の苦味。それぞれの想いが個々に曲を奏でだす。
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2020年12月25日更新
二〇二〇年の春、ぼく(十九歳)と狐少女のハンナ(十四歳)は出会った。 金色の髪とふさふさした尻尾をもち、頭頂部のけもみみがぴくぴく動いていた――。 「影が二つになる奇病」が世界中に拡散して久しい今日この頃。 ひょんなことから「もどき」の影をはがす能力を手に入れた「ぼく」。 この奇病の原因は何か? どうしてぼくは影をはがせるようになったのか? そんな疑問をよそに、同時並行的に進行するクーデレ狐少女ハンナとのほのぼの同棲生活。 この物語は、とりあえずそんなところから始まります。 では、どうぞ。
2020年12月12日更新
859年、清和天皇の御代の春先。天皇即位後の大嘗祭の宴に藤原北家の娘、藤原高子が五節の舞姫をつとめることになり、当代一の美貌で純潔の巫女姫と名高い彼女を一目見ようと人々はどっと大嘗祭の舞台へつめかけた。 その群衆の中から彼女を見つめる妖しい美貌の男がいた。 彼の名前は在原業平。 彼には秘密があって……。 訳あり在原業平と藤原高子のジレジレ?悲恋?平安恋歌(ラブソング)の物語。 ※アルファポリス、マグネット、エブリスタ、カクヨムにて同時掲載。 ※表紙はますこさんにいただきました!
ようこそ、100均万華鏡の世界へ。