kiri
Lv
34
称号
入門者
ジョブ
ひよこ剣士
アバター
邪気眼ぱいせん(締め切り前ver)
作品数
33
レビュアーポイント
0pt
「DragonRider」は改稿完結してます。かなり文章を削りましたので少しはすっきりしたかなと思いますがどうでしょう?一話ずつ公開しますのでごゆっくりどうぞ。 リライト前のもの → 総合:累計274位 ジャンル: 累計114位(リライト版公開時) 今だこの順位にあるのは読者の皆様のおかげです。ありがとうございます! 申し訳ありませんが、混乱するので改稿前のものは非公開とさせていただきます。 「風姿花伝 偽の巻」は短編集になります。 脳や歌舞伎、狂言などなど、現代語でお話にしてあります。どんな話かな?と思ったものだけでもお読みいただけます。 令和版本朝画人伝的なお話 第一弾は菱田春草です。「つきが世界を照らすまで」 第二弾は「群青の雲」、冷泉為恭のお話です。 第三弾「俵屋 ―風神 雷神―」俵屋宗達。 第四弾「雁金屋 ―紅梅 白梅―」尾形光琳。連載中です。 三、四は琳派のシリーズになります。 一話ずつ公開しますのでゆるりとお楽しみくださいませ。
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改題 春草→春草―しゅんそう―→つきが世界を照らすまで~春草伝え話~→つきが世界を照らすまで ▽▽▽▽▽ 明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。 「私は総領だから、お前が代わりに画家になってくれたら嬉しいんだが」 兄、為吉(ためきち)の思いを胸に、彼は美術学校で日本画の教育を受けることになる。 そこには横山大観(よこやまたいかん)や下村観山(しもむらかんざん)など、後に日本画の大家と呼ばれるようになる人が多くいた。 岡倉天心(おかくらてんしん)を始め名だたる指導者の元、彼らは切磋琢磨し成長していく。 「面白い絵が描けると思うんだ。今考えてるのを描けたらすごいことになるよ」 彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。 それは岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え出されたものだった。 伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術。 しっとりとした情景を思わせるぼかしの技法、琳派に傾倒した装飾的な絵画、線ではなく色を主体とした手法。 革新的であるゆえに、それは常に酷評に晒された。 それでも常に一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。 その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。 その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。 ▽▽▽▽▽ 各話の後書きを脚注で使用しています。 読まなくても問題ありません。 ▽▽▽▽▽ 本文の右上「Aa設定」から縦組みを設定してくださると読みやすいかもしれません。 お好みですが、よろしければお試しください。 ▽▽▽▽▽ 参考文献 本文末に掲載します。 ▽▽▽▽▽ カワウソうーたん様に表紙を作っていただきました。 ▽▽▽▽▽ 夜見ベルノ様、如何屋サイと様、早乙女宵様に読書実況していただきました。
読了目安時間:3時間58分
酒井(さかい)抱一(ほういつ)は、ゆくゆくは自分も姫路藩主になろうかという身分だった。幼い頃の名は栄八(えいはち)という。 大名家の次男らしく武芸一般、能楽、書画、和歌俳諧と武家の嗜(たしな)みを身につけていく。 だが御家の事情により、出家し市井(しせい)に生きることになった。 大名の嗜(たしな)みというには過剰すぎる才能は、吉原に遊びやがて下谷金杉に流れ着く。 浮世絵から水墨画、そして尾形光琳(おがたこうりん)の絵に出会い、抱一の絵は優美で洒脱な都会的作風へと変わっていく。 終(つい)の棲家(すみか)、雨華庵(うげあん)へ辿りつくまで。 江戸を巡り、人の間に生き、絵を描き続ける。 ▽▽▽▽▽ 諱(いみな)である名前そのままのところは、わかりやすくするためです。(同じ字を使っているのでわかりやすいというか、わかりづらいというか笑) すみません、諸々含めてご了承ください。 ▽▽▽▽▽ 琳派の流れでシリーズ化できたらいいなあと思います 俵屋宗達→尾形光琳→酒井抱一←new ▽▽▽▽▽ 本文の右上「Aa設定」から縦組みを設定してくださると読みやすいかもしれません。 お好みですが、よろしければお試しください。 ▽▽▽▽▽ 参考文献 本文末に掲載します。
読了目安時間:29分
徳川幕府二百六十年の歴史の中で、もっとも絢爛豪華な文化の時代が元禄だっただろう。 俳諧の松尾芭蕉 歌舞伎、坂田藤十郎 浮世草子は井原西鶴 浄瑠璃、近松門左衛門 少なくともひとりは聞いた名があるのではないだろうか。 また分限の者と言い、 江戸の紀伊国屋文左衛門、京の中村内蔵助、大阪の淀屋辰五郎 彼らのような町人が経済の力で成り上がる。そんな時代だったのだ。 この時代に尾形市之丞は呉服商、雁金屋の次男として生まれた。能楽を愛し絵画を好んだ市之丞は、雁金屋の没落に直面することになる。 華やかさを忘れられない貧窮の底で、市之丞は絵筆を持つことを決めた。 その時、名を尾形光琳と改める。 リズミカルな構図、余分を削ぎ落としたデザイン性、鮮やかな色彩と共に彼の絵は心を惹きつけてやまない。 ▽▽▽▽▽ 似非京都弁なので直してくれる方を希望します。もしくはご寛恕くださいませ。 ▽▽▽▽▽ 琳派の流れでシリーズ化できたらいいなあと思います 俵屋宗達→尾形光琳 ▽▽▽▽▽ 本文の右上「Aa設定」から縦組みを設定してくださると読みやすいかもしれません。 お好みですが、よろしければお試しください。 ▽▽▽▽▽ 参考文献 本文末に掲載します。
読了目安時間:1時間25分
第1回空色杯に参加します
読了目安時間:1分
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埼玉県熊谷市の片隅で平凡に暮らしていたはずの大学生・相田雅之。 取り柄は車の運転。あと大食い。昔取った杵柄も、今や活かす機会など無い。 だが、七年前に姿を消した一つ上の幼馴染・網屋希が地元に帰ってきたその日、状況は一変する。 網屋の手には銃。命を狙われる三人のワケあり医師。迫る謎の車両。 先輩が帰ってきた理由。それは、この医師達の警護だった。 運転担当、相田雅之(あいだまさゆき)。 元・NYの賞金稼ぎ、網屋希(あみやのぞみ)。 情報収集を得意とする中川路正彦(なかかわじまさひこ) 近接格闘特化型、目澤朗(めざわあきら)。 精神操作ができる塩野鎮鬼(しおのしずき)。 彼らの生き残りを賭けた戦いが、田舎町の片隅でひっそりと火花を散らす。
読了目安時間:15時間34分
クーナは偉大な大賢者を曾祖父に持つ、魔法使いの少女。 曾祖父のかつての仲間であり、今はクーナの相棒であるエルフの青年サークとは、互いに意識し合いながらもなかなか一歩が踏み出せない状態。 魔物退治を生業とする冒険者の二人は、とある依頼をきっかけに、この世界を我が物にせんと狙う異世界の神の暗躍を知る。 恋の行方に世界の行方。二つを背負い、クーナは今日も戦う。 ――これは、一人の少女が、恋と世界の未来を掴む物語。 補足: 本編→クーナ視点一人称(面倒な人はここだけ見ればOK) 閑話→クーナ以外のキャラ視点一人称(本編の補足) 幕間→三人称 (小説家になろう、カクヨムでも連載しています)
読了目安時間:10時間26分
とある王国の舞踏会にて「貴様との婚約を破棄する!」という王太子の声が響く。 物語ではよくある婚約破棄の断罪劇、しかしその場に居合わせた新聞記者クラークは違和感を感じ、そして小さくつぶやく。 「こいつは事件の臭いがするぜ」と。 目の前で繰り広げられる王家の醜聞という大事件の、さらにその裏にある事件の臭いを嗅ぎ取ったクラーク。 『真実』を何よりも重んじる彼は事件へと踏み込み、その過程で婚約破棄を受けた公爵令嬢エリザベスと出会った。 住む世界が違いすぎる二人の出会いは、やがてクラークを様々でありきたりな事件の裏に潜む陰謀の真相へと向かわせることになる。
読了目安時間:2時間2分