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これは、此処ではない場所と今ではない時代の御伽話。 滅びゆく世界から逃れてきた放浪者たちと、楽園に住む者たち。 二つの異なる世界が混じり合い新しい世界が生まれた。 そこで起きる、数多の国や文明の興亡と、それを眺める者たちの物語。 「彼」が目覚めたのは見知らぬ村の老夫婦の家だった。 過去の記憶を持たぬ「彼」は「フェリクス」と名付けられた。 優しい老夫婦から息子同然に可愛がられ、彼は村で平穏な生活を送っていた。 しかし、身に覚えのない罪を着せられたことを切っ掛けに村を出たフェリクスを待っていたのは、想像もしていなかった悲しみと、苦難の道だった。 自らが何者かを探るフェリクスが、信頼できる仲間と愛する人を得て、真実に辿り着くまで。 完結済み。ハッピーエンドです。 ※2023年3月1日追記:7話以降でサブタイトルに「◆」が付いているものは、主人公以外のキャラクター視点のエピソードです※ ※2023年2月23日追記:表紙付けてみました。当作品に使用している挿し絵は全てクリップスタジオペイントで描いた自作です※ ※2023年1月24日追記:当作品は「性表現を主な目的としたもの」ではありませんが、保険として「性的表現あり」設定も追加しました※ ※2023年1月24日追記:タイトル一部変更しました※ ※詳細なバトル描写などが出てくる可能性がある為、保険として「残酷描写あり」「暴力描写あり」に設定してあります※ ※固有名詞や人名などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※ ※昔から脳内で温めていた世界観を形にしてみることにしました※ ※あくまで御伽話です※ ※この作品は「小説家になろう」様、「カクヨム」様、「アルファポリス」様でも掲載しています※
読了目安時間:5時間59分
かつて高度な魔法文明を誇り、その力で世界全てを手中に収めようとした「アルカナム魔導帝国」。 だが、ある時、一夜にして帝都は壊滅し、支配者を失った帝国の栄華は突然の終焉を迎えた。 瓦礫の山と化した帝都跡は長らく忌み地の如く放置されていた。 しかし、近年になって、帝都跡から発掘される、現代では再現不可能と言われる高度な魔法技術を用いた「魔導絡繰り」が、高値で取引されるようになっている。 物によっては黄金よりも価値があると言われる「魔導絡繰り」を求める者たちが、帝都跡周辺に集まり、やがて、そこには「街」が生まれた。 どの国の支配も受けない「街」は自由ではあったが、人々を守る「法」もまた存在しない「無法の街」でもあった。 そんな「無法の街」に降り立った一人の世間知らずな少年は、当然の如く有り金を毟られ空腹を抱えていた。 そこに現れた不思議な男女の助けを得て、彼は「無法の街」で生き抜く力を磨いていく。 ※「アストルムクロニカ-箱庭幻想譚-」の数世代後の時代を舞台にしています※ ※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※ ※固有名詞や人名などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※ ※当作品は「性表現を主な目的としたもの」ではありませんが、保険として「性描写あり」に設定しました※ ※詳細なバトル描写などが出てくる可能性がある為、保険として、「残酷描写あり」「暴力描写あり」に設定しました※ ※あくまで御伽話です※ ※この作品は「アルファポリス」様、「カクヨム」様、「小説家になろう」様でも掲載しています※
読了目安時間:1時間46分
由良辺みことさん(https://novelup.plus/user/752769160/profile)とのシェアワールドによる創作です。 ※本文にリンクあり 突然現れた「クマ」のぬいぐるみが言った。 「これから、世界は滅ぶんだ。その然るのち、きみはどうする?」 目覚めた時、九重宗佑(ここのえしゅうすけ)の記憶にあったのは自分の名前と、誰かに会わなければならないという焦燥感のみだった。 荒廃した世界に放り出され、意図せず与えられた「力」を用いて、襲いかかる異形と戦いつつ、「会わなければならない誰か」を探す宗佑。 別の場所で目覚めた羽澄寧人(はずみねいと)は、自分を平凡な「持たざる者」と思っていたが、突然、強力な「癒しの力」を与えられる。 否応なく「持つ者」となった寧人の望みとは。 これは夢なのか、現実なのか。仮に現実だとするのなら、世界に、この身に何が起こったのか。 生き残るため、真実を知るため、「滅んだ」世界であらがう者たちの物語。 サブタイトルに◆が付いているものは宗佑視点、◇は寧人視点のエピソードです。
読了目安時間:18分
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2023/8/23 16:15
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無限なる闇の空。 水色に光り輝く、川な海。 マス目状に敷き詰められた 正方形の庭が延々と続く。 住まうは遺伝子を持たない、 生物ならざる奇怪な生物。 思い生きるは人ならざる人間が2種。 宗教ならざる宗教を、 根本的な社会通念とした 類いのない社会。 宗教ならざる宗教の 奇怪で悍ましき信仰は 思い生きる1種の人間を 非人間的たらしめる。 そう、異なってる。 何が? 全てが、世界が。 そう、異世界。 全てが根本から異なった世界。 そんな世界に1人の少年がいた。 少年はその社会通念に 強い疑念を抱きながら、 疑念を覚える自分の正気すらも疑い、 孤独に苦しんで生きていた。 ある日、少年は、 不思議な色の瞳を持つ少女と出会う。 少年は少女にある想いを告げ、 少女は少年にある事実を告げた。 そして、2人は社会を捨てて、 新しい世界に行き、 この世界について知る為に、 2人きりの旅に出る。 この世界は一体、なんなのか? 2人はどうなるのか? 2人は白い天使に出会うだろう。
読了目安時間:7時間25分
犯罪者や職がないものなど、虐げられた人々が暮らす街、貧困街。 無秩序の無法地帯である貧困街で幼少期を過ごし育った少年、ルーク・ロジャース。 地位や名声、富や権力、様々な力の形は人々を魅了し、時に人を狂わせる。 静かに渦巻く陰謀と策略の数々がやがて六つの大国を巻き込み世界を崩壊へと向かわせる。 ルークもまた、その陰謀や策略に巻き込まれていく。 ”呪われた子”そう呼ばれた少年ルークは、どんな成長をし、どんな世界を生きるのだろうか。 ※色んな表現を含む可能性があります、ご注意ください(察して?!) 毎週金曜日、夜21時更新予定です。 よろしくお願いします。
読了目安時間:1時間25分