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螢火学園高校、木造の旧校舎。 その3階に位置する探偵部の部室には、なぜかいつも摩訶不思議な怪事件が舞い込んでくる。 あくびをしながら赤髪を掻き乱す、部長で私よりもひとつ上の先輩・綺田冴子さんは興味が湧いた事件を見つけるたびに、私や他の部員を使って調査をさせる! 粗暴だし、人使いは荒いし、自分ではほとんど働かない冴子さんに不満を抱く私だが、彼女は間違いなく天才だ。 怪事件の裏にも必ず真相あり。 華麗な謎解きで全てを明らかにする綺田冴子が織り成す、五つの探偵物語。連載中!! 『投稿頻度』 二週間に一度 『表紙イラスト』 寿司なぎさん 『執筆状況』 【第一部】 登校前の黒猫事件 全7章(予約投稿済み) 【第二部】 緋の幻想曲 全19章(予約投稿済み) 【第三部】 紫???? 全50章(プロット練り直し中) 【第四部】 青???? 全60章(構想中)
読了目安時間:3時間12分
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それが造られた華だとしても2
2021/11/20 14:55
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藤ヶ咲北高校の曰く付きとされる二年E組には、不幸を振りまく『呪い人』が存在する──というのは十年前の話だ。 西暦二〇一九年、六月。二年E組に在籍する望月渉は、梅雨の時期を憂鬱に過ごしていた。そんなとき、クラスに転校生・橘芽亜凛がやってくる。容姿端麗・頭脳明晰、学校中から歓迎される転校生が優先するのは、渉の幼馴染の百井凛。 だが、彼女と凛の距離が縮まる一方で、凛と関わる友人たちが次々消えはじめる。 途絶えたはずの呪いの復活。それを願う人々の企み。そしてはじまる事件の数々。 梅雨の檻に囚われた子供たちの、塗り替えたい悲惨な運命と結末を描いた、サイコサスペンス学園ホラー。 ◇この物語はフィクションです。登場する人物、団体、事件、地名などは実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。本作は一部の性的指向を含みます。 (イラスト:自作)
読了目安時間:35時間46分
【2023年後半まで休載中】寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証 第1部 ━1989年 サウンドノベル編━
本当の真実は、どの真実?
57,795
233
ミステリー
長編
41話
138,835字
2023年3月5日更新
この物語は選択式のミステリーとなっています。 ただし、ジャンルとしては”アンチミステリー”という、いわば従来のミステリーを否定するかの様な話になっております。 普通のミステリーがパズルのピースをはめていき、二次元的な完成図を唯一の真実とするのに対し、 本作品は積み木を自分で組立てていき、三次元的な完成物を組み立てることを目指します。 話の真実はあなた自身が考え、あなた自身が選んで下さい。 ただしその真実が、本当の真実である事を保証しません。 この話は主に1989年の話を本筋に1945年の話、2005年の話を合間にはさむ予定です。 1989年の話のあらすじ 本当の真実は、どの真実? 大学生の本間鐘樹は、大学の夏休み期間を利用して新潟県佐戸ヶ島の寒村、寒戸関村の旅館でアルバイトをする事になった。慣れない旅館の仕事をしながらも、次第に村人や宿泊常連客との親交を温めていく鐘樹だったが、寒戸関村にはある秘密が隠されていた。胡散臭い埋蔵金の話。過去の失踪事案、次第に目撃者数を増やしていく女の子の幽霊、そして殺人。 あなたの選択は血生臭い結末を迎えるか、皆が幸せな未来をつかむ理想的な結末を迎えるか・・・。 2005年の話のあらすじ 真偽不明、情報過多 合川高校の二年生女子生徒で寒戸関村の北隣に位置する願河原集落の住人、岩谷希とそのクラスメイトたちは学校の課題テーマ、郷土史の研究を進める内に、図書館の郷土史のコーナーから一風変わった資料を発見する。タイトルは「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証」。著者名は本間鐘樹。 小説風の文体に関わらず、資料には余りにも多くの実在の人物が登場することから、岩谷希達は何らかの事実が含まれると推測し調査を開始する。しかし、寒戸関村の当事者達は、「そのような事件は無かった」「本間鐘樹という人物は知らない」と口をそろえる。 調査に行き詰った一行は本間鐘樹と、その期間寒戸関村に滞在していたはずの宿泊客、北輝久、佐藤創名、3名の情報を得るために「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証」をインターネット上に公開。 拡散する情報。ネット掲示板に寄せられる多数の考察や真偽不明の目撃情報、証言そして・・・本間鐘樹とハンドルネームで名乗る人物から、「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証 完全版」と題されたファイルが岩谷希達の元に届けられるが、果たして・・・
読了目安時間:4時間38分