少年時代に自由を奪われ、半世紀に渡って才能を搾取され続けてきた“大賢者”。 僅かな希望も踏み躙られ、人生の全てが虚構の産物であると知った時、男の凄惨な復讐劇が始まる…… (※物語の主な舞台はエロトラップダンジョンです)
読了目安時間:6分
高校生の佐崎裕太(ささきゆうた)はある日、予想だにしない理由で連れ去られて囚われの身となる。 犯人たちから自分を取り巻く平穏な日常が欺瞞に満ちたものであることを知らされ、裕太は愕然とするばかり。 絶体絶命の状況から裕太を救ったのは、異常な回復能力と脅威の戦闘能力を有する謎の全裸少女。 それはルナこと春奈京(はるなみやこ)――かつて裕太の目の前で殺されたハズの人物が、改造手術を受けて生まれ変わった姿だった。 とある秘密結社が推し進める陰謀に巻き込まれた裕太とルナは、襲い来る怪人を相手に死闘を繰り広げることとなる――
読了目安時間:4時間8分
※この作品は史実を脱線させて妄想をしこたま混入した歴史フィクションアクションです 本能寺の変による信長の死後、その権力を継承した秀吉は天下統一の事業を推進。 服従を拒む紀伊・四国・九州を制圧し、最大の敵対者であった家康を臣従させ実質的な天下人となった。 そして天正18年(1590年)、秀吉は自身の覇業の総仕上げとして関東の大部分を支配する北条氏の討伐を開始。 しかし、圧勝が約束されていた合戦は、北条方の頑強な抵抗と豊臣家内部で起きた予期せぬ事件によって失敗に終わる。 この事態に焦った秀吉が失政を重ねたことで豊臣政権は不安定化し、天下に乱世へと逆戻りする予感が広まりつつあった。 凶悪犯の横行や盗賊団の跳梁に手を焼いた政府は『探索方』と呼ばれる組織を設立、犯罪者に賞金を懸けての根絶を試みる。 時は流れて天正20年(1592年)、探索方の免許を得た少年・玄陽堂静馬は、故郷の村を焼いた賊の居場所を突き止める。 賞金首となった仇の浪人へと向けられる静馬の武器は、誰も見たことのない不思議な形状をした“南蛮渡来の銃”だった―― 蹂躙された村人と鏖殺された家族の魂、そして心の奥底に渦巻き続ける憤怒を鎮めるべく、静馬は復讐の弾丸を撃ち放つ!
読了目安時間:3時間54分