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2021年2月25日更新
どこにでもいる女子大生、四条一二三は父の死をきっかけに自身が天才占い師赤崎サチヱの孫娘であることを知る。 そしてサチヱも死に、一二三は親族が集まる会議のためにサチヱが所有している島、『俯瞰島』へ行くことになった。 その道中で全身真っ白な少女、赤崎樹里と出会う。 一二三は樹里に一目惚れに近い感情を覚えるが、そんな彼女の気持ちとは裏腹に島では親族たちのドス黒い感情が渦巻いていた……。 赤崎サチヱの持つ莫大な遺産。親族たちはそれぞれ遺産を欲する理由があった。 一触即発の雰囲気の中、突然事件が起きる。 孤島という名の密室、犯人は親族たちの中にいる。 そして犯人の目的は、遺産なのかそれとも……。 次章は3月6日更新予定です。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています
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2021年2月21日更新
太古の昔から存在する忌まわしき呪い『散りぬる陽』によって、『現し世』と呼ばれるその世界は人知れず破滅へと近づいていた─── 神出鬼没に出現する散りぬる陽から現し世を守る為、数少ない仲間たちと各地を奔走する大賢者セルシアスは、絶大な魔力を有する麗しき女魔導師ラシディアと出逢う。この出逢いによって現し世の運命が大きく動き始める。 『散りぬる陽』とは何なのか? 何故魔導師ラシディアはそれ程までに強大な魔力を持っているのか? 滅び去った狂信の宗教国家、謎に包まれた古代文明───物語は過去へと遡り、謎は少しずつ紐解かれて行く。 多くの登場人物それぞれに焦点を当てて描かれる、壮大なスケールのファンタジー群像劇。
2021年2月20日更新
魔王復活の兆しを受け、再び始まるであろう闘いに、初代勇者は憂いていた。 魔王は何故この世界に生まれたのか、勇者は何故その度に異界から召喚しなければならないのか。 繰り返されるこの戦いは、何故終わらないのか。 救えなかった<あの人>への罪を背負ったまま、年老いて前線を退いた今も、何を持ってすればすべてを救うことが出来るのかを模索していた。 一方、この世界に生きる人々は、それぞれの悩みを抱えながらも日々を懸命に生きていた。 ある者は、世界を護る為に。 ある者は、真実を知る為に。 ある者は、傍らで見守る為に。 ある者は、罪を贖う為に。 複雑に絡み合う彼らの関係は、とある人物を廻り、やがて一つの事実へと繋がって行く。 ****** パズルピースのように、それぞれのキャラ視点で、現在・過去の物語が少しずつ明かされながら進んで行きます。 何の変哲もない日常的な話が点在し、全ての断片を拾い集めつなぎ合わせれば、少しずつ世界が見えて来ます。 受け取り方は読み手次第。 人の数だけ違って見える「万華鏡」、是非お楽しみください。 基本一話完結の群像劇型、ほぼ繋がってます。 ※十年程前に書いたものを今風にリメイクしているので、拙い上に表現が古臭いかも知れません ※時々こっそり加筆修正していたり、気が向けば挿絵が入っていたりすることもあるかも知れません。 ※異世界に召喚された勇者の活躍はあまりありませんので悪しからず。むしろ元々いる住人の話が主体です。
2020年8月25日更新
――魔法少女は、生々しい現実を包み隠す砂糖菓子の幻想。 人々は知らない。魔法少女の変身に人間の命がいることを。 人々は知らない。大好きな魔法少女のために人殺しになった女の子がいることを。 人々は知らない。世界が滅びかけていることを。 魔法少女は知っている。この世界に希望がないことを。正義がないことを。救いがないことを。もう、どうしようもないことを。 それでも生け贄の魔法少女と人殺しの女の子は懸命に生き続ける。 血にまみれた手を握り合って。 絶望の果ての未来を夢見て。 終わりが二人を分かつまで。 ※イラストは山猫シガク様(@Lynx_shigaku)より頂きました。 ※総合ランキング日間1位 7/29 総合ランキング週間1位 8/2 総合ランキング月間1位 8/17 最終話投稿日に日間 週間 月間総合ランキング同時1位ランクインしました。 皆様の応援のおかげです。心より感謝をこめて、ありがとうございます!
今日もどうでもいいことで病む!