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【連載版】お飾り妻は離縁されたい。「君を愛する事はできない」とおっしゃった筈の旦那様。なぜか聖女と呼んで溺愛してきます!!
番外編スタートです💕
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恋愛/ラブコメ
連載中
短編
39話
67,585字
2022年6月26日更新
同タイトルの短編を連載化しました。 よろしくお願いします。 「君を愛する事はできない」 新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。 貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。 元々貧乏男爵家の次女のシルフィーナに、良縁など望むべくもないことはよく理解しているつもりで。 それでもまさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。 決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。 それもあって本人の希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ両親と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。 何かを期待をしていた訳では無いのです。 幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。 貴族女性の人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。 だから。縁談の話があったのも、ひとえに彼女のその魔力量を買われたのだと、 魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。 それなのに。 「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」 とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。 まさか世継ぎを残す義務さえも課せられないとは、思ってもいなくって。 「それって要するに、ただのお飾り妻ってことですか!?」 「何故わたくしに白羽の矢が立ったのですか!? どうして!?」 事情もわからずただただやるせない気持ちになるシルフィーナでした。 それでも、侯爵夫人としての務めは果たそうと、頑張ろうと思うのでしたが……。 番外編スタートです。 終わったら第二部も行きますね。
読了目安時間:2時間15分
転生したら前世の恋人が兄でした。〜前世聖女のあたし、今世で悪役令嬢と呼ばれようとお兄様に近づくヒロインの邪魔をいたしますわ!!
とりあえず一話目デス💕夏にかけてゆっくリ
8,800
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恋愛/ラブコメ
連載中
長編
1話
2,834字
2022年6月25日更新
公爵令嬢、セシーリア・ヴァインシュタインは極度のブラコンだった。 どこに行くにも兄の後をついていき、離れると泣くわ喚くわ両親にも手がおえなくて。 そんな妹に兄デュークフリードは常に優しく接してくれていた。 それが当たり前だと思っていたのだ。 そう、あの時までは。 それは、セシーリア七歳の誕生日。 来年には貴族院初等科に入学する。 日中もいつもお兄様のそばにいられる、と、希望を胸に迎えたその誕生パーティでそれは起こった。 主役はわたくしなのに。 なんで? あの女、誰? フローラ・マウアー男爵令嬢? そんな女がどうしてお兄様のそばにいるの!? セシーリアの前世は聖女ツェツィーリア 勇者アレクと共に魔王を倒した(封印した)のち、魔力枯渇を起こしているところを魔王の配下の手にかかり死亡。 このまま輪廻の輪に還るのだな、と、大霊に溶け混ざりあたしとしての記憶は消えてなくなっちゃうのだなとそう思ったけど、 諦めきれなかった。嫌だと。この恋を忘れたくないと、そう思っただけなのに。 どうして大好きだった恋人の妹として生まれてこなきゃいけなかったの!! どうして! 神様!!
読了目安時間:6分
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」 その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。 ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。 その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘厳な祭壇と神楽舞台が設置され。 その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。 「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」 「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」 「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」 いったい全体どういうことでしょう? 殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。 ♢♢♢ この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。 そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって? それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と呼んで蔑んだレムレス王太子。 いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。 でもです。 お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません! 絶対に許容できません! 聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。 でも。 事態はもっと深刻で。 え? 禁忌の魔法陣? 世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!? ※アナスターシアはお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。 ※楽しんでいただけると嬉しいです。
読了目安時間:53分
「陰険ブス」と貶されて婚約破棄されたあたし。おバカな王太子なんかこっちから願い下げです!! 真実の愛? 騙されてるとも知らないでほんとダメなんだから。
文芸部第2回の課題分、トゥルーエンド版💕
3,250
5
恋愛/ラブコメ
完結済
短編
1話
4,751字
2022年6月7日更新
「このわたし、ライゼリード・フォン・ヴァインシュタインの名に置いて、アーリシェ・ラ・ローエングリーン公爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!!」 それは、よりにもよってこのヴァインシュタイン王国建国記念祝賀パーティーの真っ最中、来訪してくださった諸外国のご来賓の目の前で。 その主役となるはずであった王太子の口から高らかに語られたのだった。 っていうか、なんで今? こんな場所で国家の恥を晒してどうするのこのぼんくら頭が! 「アーリシェお嬢様、これ、片付けてもいいですか?」 耳元でそんなふうに囁く側仕え件護衛のリリム。 ああ、国王陛下まで顔を真っ赤にされて怒っていらっしゃる。 もうしょうがないわね、速やかに御退場願いましょうか。 それなのにぼんくら王子はなおも続ける。 「ふん。突然のことで言葉も無いようだな! どうした、理由も聞かないのか!?」 「はは、知りたいだろう、聞かせてやるよ。わたしは真実の愛を見つけたのだ!」 そういうと、ライゼリードは手招きをする。「パーシャ、おいで」 てとてとと走り寄ってきて彼の腕にしがみつく頭の悪そうな貴族令嬢。 着ているドレスは既製品それも去年の流行りのもの。 子爵? それとも男爵? ひょっとしたら騎士爵のどなたかの御令嬢かしら? お会いしたことありませんよね。 見覚えの無い娘《こ》です。 でもそうですか、この娘がそうなのですね。 「お前はこのパーシャ・マルガリッタをいじめていたそうだな」 はあ? 「ドレスをよごしたり、切り裂いたり。あげくに階段から突き落とそうとしたそうじゃないか。わたしはおまえのような陰険ブスと結婚するなんてまっぴらなんだ。ほら、どうだ、この場で宣言してやれば、父上とて婚約破棄をみとめざるを得ないだろうさ。そうしてわたしはこのパーシャと結婚する。彼女を王太子妃にしてやると誓ったのだ!」 ああ。 もういいわ。 もうほんと、こんなおバカな王太子、こちらから願い下げです!
読了目安時間:10分
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食育勇者の三姉妹~美味しく楽しく食事ができれば、絶対できる最強奥義!~
少女は食べて、強くなる!
362,199
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異世界ファンタジー
連載中
長編
204話
555,976字
2022年6月29日更新
※夜中に見ると、お腹が絶大に空く危険性がございます。お気を付けくださいませ。 俺は引き籠りの高校二年生、天城 翔(あまぎ しょう)。コンビニへと昼飯を買いに行った帰りに異世界転移してしまった。 異世界の森で不思議な化け物に追い掛けられる最中、空腹で倒れていた女剣士に遭遇する。 持っていた弁当を食べさせると、彼女は突然人が変わったように化物へと立ち向かう。多彩で不思議で、強力な技の数々を駆使していった。 どうやら、彼女は食物の特徴、調理法、風習、言い伝え、イメージに関係して様々な攻撃ができるようになるらしい。 気が付くと、俺は何故か元の世界に戻っていて。元の暮らしをしているうちに二回目の異世界転移。また女剣士に逢うこととなる。 彼女の世界で紹介されたのが、森で逢った女剣士レディアを次女とする食育勇者の三姉妹。 三人は、この世界を支配する魔王を倒せる唯一の存在だったのだ。 魔王討伐を目指すため、俺は援護。三姉妹は化物を、食物が成せる奇跡の技で倒していく。 今話題、テイクアウトが炸裂! 時に涙あり笑いありの日帰りファンタジー! 表紙は海乃エメ様に描いていただきました。
読了目安時間:18時間32分
(物理的に)不器用な神様の子とその周囲の人々がわちゃわちゃする、90年代ライトノベル風味の現代ダークファンタジー。 スプラッタや、稀に同性愛表現が含まれます。 ****** 人間の両親と聖獣“朱雀”のミトコンドリア置換で生まれた『試験管ベイビー』の主人公、翔。そんな彼は不器用で、能力の扱いはイマイチ。痛覚が鈍く、しかし痛いのが大好きで、自傷癖持ち。一番の友だちは、百舌鳥の寒太。 ふわふわの薄栗色の髪の毛には太いアホ毛。とても目立つワインレッドの眼は、いつも眠そう。顔付きは可愛くもなければ、男前でもない。 特性だらけのモブ。 成り行きで婚約者となった未来の嫁は魔女らしく、超絶美人な日本×ドイツのハーフ。その嫁の使い魔は、自分が殺してしまった父親。 だが、翔は婚約者がどうも苦手だったりする。 そんな彼らに忍び寄る、他組織の影。 時に爆発を起こし、時に自分を刺したりしながら、家庭内や、自らが所属している組織内でマイペースに成長していく。……のかもしれない。そんな話。 ================ ☆小説家になろうからの転載 ☆週1~2回更新 ☆ブックマーク、感想、スタンプなど頂けると踊って喜びます!(ただし、作者はおぼろ豆腐のようなメンタルの持ち主です) ☆挿し絵も自作 『ウサギ印の暗殺屋~13日の金曜日~』(完結済)の、ちょうど二年前の話(『ウサギ印』の親的なお話)になります。 (連載開始は『ウサギ印』より早かったのです……) キャラ多過ぎ! をコンセプトに書いてるお祭り小説なので、キャラが多いです。
読了目安時間:6時間54分
【第一部】オレはワクワクできるファンタジー世界へ行きたい! ナッセの奇想天外な大冒険!
好きに書きましたw
16,400
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現代/その他ファンタジー
連載中
長編
15話
51,618字
2022年6月29日更新
現実世界にファンタジー要素が混ざってくる奇妙な現象が起こるローファンタジー。 主人公ナッセは自分が抱える重大な運命を知らずにアニマンガー学院に入学して、物語は始まる……。 謎の洞窟から異世界へたどり着いたり、数々の強敵と必殺技を撃ち合ったり、数多の並行世界に転生を繰り返したり、確実に訪れる世界の終末に苦悩したり、数々の運命に翻弄されながらナッセは多くの仲間と一緒に成長しながら自分の夢を叶えようと奮闘する。 「オレはワクワクできるような異世界へ行きたい!」 果たしてその夢は叶うのだろうか……!? インフレ待ったなしのバトルてんこもりのミステリーに満ちた摩訶不思議な冒険の始まり~!
読了目安時間:1時間43分
雷王、大いに懊悩す~ラスボス魔王、使命を果たして元の世界に戻りたくない異世界転移チート勇者によって全力で延命させられるの巻~
勇者「俺は永遠に甘い汁を啜りたいんだ!」
33,750
85
異世界ファンタジー
連載中
長編
184話
541,639字
2022年6月28日更新
【HJ小説大賞2021後期2次選考進出作品】 「要するに、アンタには死なれちゃ困るんだよ。俺が、この異世界で幸せな一生を送って、天寿を全うするまで、な」 魔族を統べる魔王イラ・ギャレマスは、自身の城へと攻め込んできた“伝説の四勇士”の三人、ジェレミィア・ファミィ・エラルティスを、その圧倒的な力を以て圧倒する。 残るは、黒髪黒目の冴えない男――シュータ・ナカムラのみ。 だが……シュータは、魔法陣で三人の仲間を魔王城の遥か彼方へと吹っ飛ばし、ただひとりで魔王と対峙する。 ――そして、20分後。不様に大理石の床に這いつくばっていたのは、魔王ギャレマスの方だった。 シュータの繰り出す圧倒的なチート攻撃の前に為す術もないギャレマスは、自身の敗北と迫りくる死を覚悟するが、そんな彼に対し、シュータは不敵な笑みを浮かべながら、意外な提案を持ちかけるのだった――。 「なぁ、魔王。ここはひとつ、手を組もうぜ……!」 *小説家になろうにも、同作品を掲載しております。
読了目安時間:18時間3分