2020年4月9日更新
家本 乃亜はある日突然両親を失った。乃亜の両親は幼い頃から仕事漬けで、最後まで親らしいことをできていなかったことを悔やんでいたようで、せめて食うに困らないようにと遺産は全て乃亜へという遺言を遺していた。莫大な遺産が手に入った乃亜だったが、それを目当てに親戚一同が押し寄せてきて大変嫌になったある日、こう思った。 そうだ、夜逃げしよう。 そして夜逃げ同然に引っ越した乃亜はしばらくの間起きて食って寝て起きて食って寝てを繰り返していた。 ある日ネットサーフィンをしていた乃亜は、【世界にただ一人しかいない貴方だからこそできる冒険を――――第二の人生を今、始めよう】という謳い文句に惹かれ、『インディヴェルト.ed Ark』というVRMMOゲームを手に入れる。 暇を持て余し現実世界に嫌気をさしていた乃亜はのめり込み、一風変わったプレイスタイルをする乃亜はその可愛らしい容姿も相まって一部プレイヤーの注目の的となり――――。 サービス開始してからしばらく経っているので主人公非最強です。しかし条件を満たせば上位プレイヤーにも善戦する程には成長する予定です。基本主人公目線でのんびり自由に遊んでいき、時々他プレイヤー視点、掲示板回も設ける予定です。 のんびり更新していくのでよろしくお願いします。
2020年4月3日更新
自分の名前も忘れ、子どもであることと男であること以外を忘れてしまった彼は神殿の様な場所で目を醒した。 おろおろしながらも辺りを探索すると、いつの間にか側にいた金髪青眼イケメンに声をかけられ、天子様と呼ばれる。そしたら契約だのの話となり、詳しく聞こうとすると化物が現れ――――。
2020年4月1日更新
果たしてTSは現代ファンタジーに入るのかどうか。悩みに悩んでこのジャンルにしました。TS、transsexual。ジェンダーに対して様々な用語が世間一般に浸透してきた今日この頃です。浸透してきたことによって、腫れ物に触るかのような扱いをする方も少なくないと思います。現実の『TS』と創作の『TS』。同じ言葉ではありますが、私は後者の『TS』はファンタジーであるとこれを書きながら思いました。 ある朝目が醒めたら異性になっていた。このシチュエーションは新海誠監督の『君の名は。』を思い起こされますね。そして、あの作品はファンタジーにジャンル付けられていることから、私も創作における『TS』はファンタジーであると考えています。というわけでこの作品のジャンルは現代ファンタジーです。はい。 書いているうちに何を言いたいのかわからなくなってきましたが、兎にも角にもこの作品は普通の男子学生である少年が、目が醒めたら体が女性になっていた! というお話です。 初投稿の記念に見切り発車の勢いだけで書ききった作品ですので、苦手な方はご注意ください。お好きな方は御照査ください。
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ボクっ娘がVRMMOをするお話です