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うた─う【謳う】:人の注意や興味を引くために長所・効果などを強調すること。 女には『言って欲しい言葉』というものがある──。 恋人にこっ酷くフラれた俺を、親友がそう言って慰めてくれた夜に、俺はトラックに突っ込まれて死んだ。 俺は空気が読めない。感情の機微が分からない。告げられてもいないのに『言って欲しい言葉』なんて気づけない。 じゃあ、気づける力でもあれば、人生変わったのか? 勝手にトラック突っ込ませて、俺の現世での余生を奪った女神は何か『チートスキルあげるから魔王を倒せ』だの言ってたが知ったことか! 俺はこの『言って欲しい言葉が分かるスキル』で百人斬りをするっ! その先に、親友の言っていたような幸せと安らぎが本当にあるのか確かめる為に── 俺は、この異世界の果てで愛を謳う。
読了目安時間:2時間11分
もしあなたが、一生涯を賭けてでも叶えたい夢に、破れてしまったらどうするでしょうか? 二度と、とまではいかないものの、すぐには立ち上がれない程のダメージを負うことでしょう。 さらに、生き甲斐をなくし、それでも死んでいないからなんとか生きている、と言えてしまうような状況で、そこで畳み掛けるように「あなたはもうすぐ死にます。自殺します」などという予言を受けた場合、その人はどうなるのでしょう。 これは夢破れ、生き甲斐をなくした所への自殺宣告。よりによってクリスマスイブなんかにその全てを受けた主人公「戸山秋色(とやま あきいろ)」の物語です。 自分の人生とはなんだったのか。あの時、選択を誤らなければ、もう少しマシな人生を歩めたのか。そして、どうして自分は自殺などに至ってしまうのか。 大人しく死を受け入れることを条件に、予言をもたらした少女は秋色を現在の記憶を持ったまま過去へと送る。 まだ自分が輝いていた時代で自分に気のあった女子を相手に狙うは脱童貞!! そこで彼は友情、恋愛、トラウマ。様々なものと向き合い、挑戦していく。自分の人生に決着をつける為に。 人生やり直し系、目指せ脱童貞タイムリープファンタジー! 第一回ノベプラ大賞・二次選考突破作品!
読了目安時間:21時間13分
ネネコとレアの契約~地味子と呼ばれるスクールカースト底辺の私に、頂点美女の自殺を止められるのだろうか~
目で追ってしまうのは、妬ましいから。
22,300
800
恋愛/ラブコメ
完結済
長編
17話
39,238字
2020年3月19日更新
高校生になっても、特に何の楽しみも見出せずにただ流されるまま生きていたネネコは、ある日自分とは対照的な、人生に何一つ不満などない存在であると思っていたスクールカーストの頂点にいるはずの美少女、レアが自殺しようとしている現場に立ち会ってしまう。 レアの自殺を止める為、ネネコは彼女とネネコ自身すら見出せていない『彼女がまだ知らぬ人生の楽しみ』を教える契約を結んでしまう。 美少女に振り回される地味子。 地味だけど内心では結構ずけずけ言う彼女の心理描写を楽しんで頂けたらと思います。 ノベルアッププラス百合フェア2020参戦。 こんな方にオススメしたいです。 ・リアリティのあるキャラの心に惹かれる ・思考回路に無理のある、頭のぶっとんだキャラに萎えてしまう ・話の為に作られた舞台装置のようなキャラが苦手 ・最初は恋愛を意識していない百合が好き ・じっくりそのシーンを大切に感じたい
読了目安時間:1時間18分
世の中には、手を繋いでデートまでした異性に告白したらフラれたヤツがいるそうですよ。誰とは言いませんが。スマホなら少し上に、PCなら下の方にそいつの名前が書いてあるとか。 男女の仲というのは当人達以外にはワケが分からないものです。 いや、当人達ですらワケが分からないこともあるようです。 周りから見たらどう見てもカップルなのに、実は違ったり、日によって恋人のつもりになったり、友達の気分になってしまったり。 友達以上、恋人未満? いちいちカテゴライズすんなと文句を言いつつも、肩書きがないとそれはそれで不安だったりへこんだり。ああ青臭い。 異世界でもない、転生でもない。そもそもファンタジーですらない。 今時、奇を衒わな過ぎて逆に誰も描いてなさそうな、WEB小説じゃ無謀なラブコメです。 ある一組の男女のお話。 少女漫画の背表紙に書かれていそうな陳腐なあらすじではございますが、似たような体験をしてきた方の心には、懐かしい気持ちを甦らせることができればと願いを込めた物語。共感していただけたなら幸いにございます。 ハーフノンフィクション! ……いや、クォーターノンフィクションくらい? いずれにせよ。作者の恋の供養になることには違いない。
読了目安時間:2時間23分
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こんにちはです。 無口で地味で恋愛経験どころか友達すらもゼロ…… 友達とはしゃぎ青春を謳歌しまくる周りのこ達とは違い、誰からも認識されずに平凡な毎日を1人過ごしている私は、教室の角でぼんやり1日を過ごすだけがお似合いな16歳の女子高生。 陰キャという言葉は私の為にあるかのように思うのです。 しかしながら両親からこよなく愛されているので、私は今のままで充分花の学園生活を満喫しているつもり。 だけどそんな私には、誰にも知られていないもうひとつの秘密の顔があるのです。 普段の平凡で地味で影の薄い私からは想像もつかない事でしょう、むしろ知らたらヤバい気も…… その秘密とは、実はガチガチにエモいロックが大好きで、時折派手なメイクや衣装を身につけロックボーカリストになりきって一人カラオケで熱唱する事が密かな楽しみだという事。 それは平凡な日々の繰り返しの中での唯一誰にも邪魔されない自分だけの楽しみなのです。 だから、それを誰にも知られる事なく私はこのまま平和な日々を貫いてみせるのです。 だけどある日、ひょんな事からそんな秘密をとある私と同じ学校の制服姿のギター男子に見られてしまってさぁ大変。 しかも何故か、本当の私の姿を知らない人たちに勘違いされたままバンドを組む事に…… ヤバい、マジで超絶ヤバイ。 そして、どうなる私⁇ これはそんな私が普段の平凡な陰キャ生活の裏で、最高に過激でイカしたロックボーカリストとして成り上がっていってしまう物語なのです。 「お前ら、最高にエモい夜にしてやっから私についてきな!」 うわああああぁぁ、つい言っちゃったぁあああ。 ヤバイヤバイ、本当はビビりの陰キャのくせに私、勢いでぇぇぇ
読了目安時間:1分以内
肉屋の俺が前世の記憶を駆使してA5ランクの美女パーティに入った結果、○○しました!
大人のBildungsroman
28,450
164
異世界ファンタジー
連載中
長編
20話
79,091字
2022年7月2日更新