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世界の文明は後退の一途を辿っていた。 人類は神秘なる力である魔法を用いて繁栄をしていたが、人類の生存圏外から魔族と呼称する生命体が人類の前に現れたことにより、繁栄は終わりを告げる。突如始まった魔族との戦争により人類側は追い詰められ、その生存圏を奪われつつある状況が続く日々である。 この世界で生きている主人公・黒羽出雲は、武器から手紙まで多種多様なモノを届ける配達人として活動をしている16歳の少年である。 出雲は配達人としての仕事に誇りを持っており、日々の仕事に満足をしていた。時折配達の仕事を馬鹿にする人に腹を立てながら、手紙などを配達し続けている。 そんな充実した日々を過ごしていた出雲はある日、普段は自身には回ってこない特別な依頼を受けたことにより波乱の日々を過ごすこととなるのである――。 他サイト様にも掲載しております。
読了目安時間:35分
魔法それは超常の力であり、奇跡を可能にする夢の力である。だが、その超常の力は全ての人々に備わることはなかった。全世界で10%。たったそれだけの人々にしか超常の力である魔法を扱える力を宿してはいなかった。 主人公・黒羽出雲は魔法を扱える力を有していた。出雲はその才能を活かすために魔法教育を専門としている高等学校に入学したいと考えていた。その一つが国立中央魔法高等学校である。出雲がその学校を目指す理由は、魔法騎士団の一員として活動をしたいと考えていたからである。 この世界には各国に一つ、魔法を用いて人々を守る組織がある。その組織の名は魔法騎士団。魔法騎士団は武器と魔法を併用して人々を危険から守るいわば魔法を用いる警察組織として活動をしていた。 出雲は魔法騎士団の一員として働くために、魔法学校の一つである国立中央魔法高等学校に入学を希望していた。その夢を叶えるために、出雲は魔法使いの楽園と呼ばれている魔法学校に通い始める。 他サイト様にも掲載しております。
読了目安時間:3時間21分
太陽の光が眩しい早朝。高等学校1年生の黒羽出雲は窓から降り注ぐ光によって目が覚めた。その日は出雲が楽しみにしていた音楽グループのライブ当日であったため、気持ちが高揚しているようである。出雲はライブ会場に到着をすると、突然巨大な地震と思える揺れが発生してしまう。ライブ会場にいた出雲を含めた人々は揺れの激しさから立っていられず、地面に手をついて揺れが収まるのを待つことにした。 突然発生した揺れが数十分間続き、周囲の建物の外壁が崩れる程の揺れが収まるとライブ会場から見える空の空間が割れた。その空間からは異形な姿をしている人型の怪物が数十体出現し、その中には言葉を発する怪物も混ざっていた。 ライブ会場にいた人々は、その怪物を見ると悲鳴を上げてその場から逃げていく。人を押し退けて逃げる人、その場に蹲ってしまう人など様々である。出雲はライブ会場の外にいたためにすぐに逃げることが出来た。出雲がライブ会場の側に交差点に逃げた時、一台の黒塗りのトラックが猛スピードで到着する。黒塗りのトラックから出て来た少女は一振りの刀を手にして怪物と対峙をし始めた。出雲と少女が出会った時、出雲の運命が動き出す。 他サイト様にも投稿をしています。
読了目安時間:57分
新たな世界で少年は生きる目的を見つけた。
4,900
100
現代/その他ファンタジー
連載中
長編
84話
147,687字
2020年7月29日更新
黒羽出雲十五歳。 少年は一年前の十四歳のある日、親に捨てられ路頭に迷ってしまう。突然捨てられたことに戸惑う暇もなく、出雲は一人で生きていかなくてはならなくなった。家を失い、親から捨てられ、行く当てもなく町を彷徨っているとどこかの町の河川敷に辿り着いた。 そこでは初めは雨風を防ぐ段ボールもなく濡れたまま過ごしていたが、耐えきれなくなりホームレスの人に話しかけて頼ることにし、段ボールや食料をもらうものの、成長期の少年には足らなかった。日に日に痩せていく少年はある日、河川敷にある橋の下で段ボールに包まっていると、目の前の景色が突如見えなくなってきた。 何が起きたかと出雲が考えていると、それは衰弱死する前兆であると察することが出来た。出雲はやっと死ねる、やっと楽になれると考えて次の人生は楽しく毎日を過ごしたいと思った。 立ち上がるのさえ難しくなった痩せ細った足で辛くも立ち上がると、霞む景色を頼りに川の中に入って死のうと歩き始める。そして、震える足で歩いて行くと、足元にあった小石に躓いて倒れてしまう。倒れたまま顔を上げて、身体が震えながら起き上がって見た景色は、いつも見ていた景色とは違っていた。 他のサイト様にも投稿しております。
読了目安時間:4時間55分
主人公黒羽愛理が生きる現代より数百年前、世界の理はある日突然崩れた。 いつもの日常生活を送っている空に亀裂が走ると、その亀裂を割って未知の怪物が出現した。 未知の怪物が現れた瞬間よりこの世は地獄に変化してしまう。 しかしその地獄の恐怖に怯えながらも怪物に立ち向かう人々が現れるのだが、怪物相手に効果はなかった。 絶望に世界が嘆き平和な世界が危機に瀕した瞬間、空から光の柱が世界中に降り注ぐ。 その光の柱は日本にも多数降り注ぎ、降り注ぐ光の柱の中から世界を救う救世主が現れた。 その現れた救世主は光の柱から男女一組で現れ、逃げ惑う人々を怪物の脅威から救っていく。 救世主たちによって世界は救われ、救世主たちは自分たちのいるべき場所に帰っていくが、その救世主たちは嬉しいことに地球に置き土産を残してくれた。 それは、地球の人々が魔法を扱えるようにしてくれることであった。 現代武器に魔法が加わったことや、人間が単独で魔法を扱えるようにある種の進化を果たしていたのである。 そして、黒羽愛理が生きる現代。 人々は当たり前のように魔法を扱い、日常を生きていた。 だが、その日常の崩壊が近づいていることは誰も知る由もなかった。 他サイト様にも本作品を投稿しております。
読了目安時間:4時間37分