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時は江戸時代の初期辺り。場所は大江戸浅草浅草寺(せんそうじ)そこから、物語は始まる。 古き月の他に新しき月があらわれ、江戸の町に不安があふれる。月詠という新しい月から生まれ落ちた存在に、里を抜けた伊賀の天才忍者才蔵は命を救われる。 次々と現れる個性の強いキャラクターたち。柳生家の双子、宗冬(むねふゆ)と宗春(むねはる)。天才陰陽師、土御門泰誠(つちみかどやすまさ)。そして、何処からか現れた古き四神(ししん)……青龍、朱雀、白虎、玄武。 彼らが時に競い合い、時に対立し、時に力を合わせて、襲いかかる様々な怪異に立ち向かっていく。 月詠が持つ抗いようがない力、仲間が増え、やがて……それは、大きなうねりとなる。 歴史伝奇ファンタジーです。 史実とは明らかに異なります。あくまでも伝奇ファンタジーとして、お読みくだされば嬉しいです。 イラストは桜の木の上で昼寝する才蔵です【芳乃カオル様よりいただきました】
読了目安時間:35時間14分
アカツキを震撼させる大乱、ヒノミヤ事変を解決してから数ヶ月、新羅辰馬は本懐通りに怠惰な生活を送っていたが、帝紀1817年正月、姉貴分・牢城雫が本家である覇城家からの手紙を受け取って以来、なにやら様子がおかしい。覇城家当主・覇城瀬名の誘いと雫のすすめで南海のリゾートアイランド・鶯谷にやってきた辰馬たち。そこでなぜか雫は辰馬から身を引こうとし、それに焦慮する辰馬の前に現れる異形の魔族と海底を統べる魔王格の魔神ユエガ、そしてユエガをすら顎で使い、辰馬を弟と呼ぶ自称・魔王継嗣の女魔族クズノハ。第一幕・ヒノミヤ事変のメインヒロインは神楽坂瑞穗でしたが、第二幕のメインは牢城雫お姉ちゃんになります。
読了目安時間:6時間34分
9つの国が覇を競う、アルティミシア大陸。 その南東の国、アカツキの冒険者育成校「蒼月館」の学生、魔王オディナと聖女アーシェを両親に持ち、魔王殺しの勇者・新羅狼牙に育てられた少年、新羅辰馬は、1816年初夏6月のある日、山賊に襲われる一人の少女を救う。 少女は宗教特区ヒノミヤの巫女の筆頭、斎姫・神楽坂瑞穗。大神官・神月五十六の策謀にかかわったために凌辱粛正された彼女は、かろうじてヒノミヤから逃れたのだった。 魔王継嗣と斎姫、のちにアルティミシアの歴史に名を残す皇帝と后妃の出会い。暴虐の創世神、竜の魔女との闘争を経て、アカツキ最大の宗教独立国家ヒノミヤ打倒へと至る、アルティミシア9国史「白の書」開幕篇です。
読了目安時間:9時間19分
【絶対に受け取りたくない!】クラスでいちばんの人気者の俺が、バレンタインにイケメン男子からの告白を断ったら殺されかけた件。殺らなければ殺られるので、拳で抵抗しようと思います。
恋愛の皮を被ったギャグ小説です
7,850
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恋愛/ラブコメ
短編
1話
9,427字
2021年3月5日更新
高校生の久我秋人はファンクラブができるほどの人気者。 今年も大量のチョコレートをもらえると期待していた。 だが、結果は0個。 なぜなら、同じぐらい人気でイケメンの二階堂一樹が、久我にチョコを渡そうとしていたから。世紀のBLカップル爆誕のため、女子たちは一斉に身を引き、ふたりの恋愛成就を見守る。 バレンタインの昼休み。久我は、一樹に屋上へと呼び出される。 そこで、チョコレートを渡されてしまうのである。 そっちの趣味のない久我は断ったのだが、あきらめきれない一樹は『ぼくが勝ったら受け取ってもらう』と実力行使に出る。 格闘技経験のある久我は、軽い気持ちで了承したのだが、この日のために仕上げてきた一樹の凄まじい筋肉量に圧倒されてしまう。 絶対に受け取りたくないと、ギブアップを拒む久我。 絶対に受け取らせると追い詰める一樹。 バレンタインの甘々しいイベントが、徐々にバイオレンスな戦いへと変貌を遂げる。 あまりの惨劇を見かねて、久我の憧れだった生徒会長の春日部香織が介入する。 彼女のおかげで、一命を取り留めるのだが、久我の本当の地獄はここからだった。 恋愛というよりもバトルコメディです。 BLの皮を被ったギャグ小説です。バトル小説です。 ノベルアップ様のバレンタイン企画のために書きました。
読了目安時間:19分