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地球は青かった。そう、青かったのだ、本来ならば。しかし今は違う。灰色の惑星、それが今の地球である。 地球が灰色となってしまったのは、異世界から突如地球に襲来した人型の怪物にあった。その怪物達は、色を喰うのだ。 色を喰われたもの達は、人であれ、植物であれ、建物であれ、全て色が抜けて落ちていき、最後には灰となって散った。 人々はその侵略者を特撮番組の敵役になぞらえて、恐怖と共に『怪人』と呼んだ。 もちろん、各国は怪人達に対抗するも、しかし『色の力』という不可思議な能力を持つ怪人達は強く、どうにもならなかった。 それは、人類最後の希望と言われた虹の戦士アルカンシエルも例外ではなかった。 彼は怪人達よりも強力な七色の力を自在に操り、たった一人で多くの怪人を倒し、人々を救った。 だが、彼は首領との最後の戦いで敗北してしまった。そして怪人達の手に落ちた地球は灰色の惑星となったのだ。 それから十年。絶望的な状況の中で、それでも諦めず戦う者達が居た。 レジスタンスの少年、アキラもまたその一人だった。彼は父が遺した言葉を信じ、残されているという『希望』を探し続けていた。 少ない物資をやりくりしながら怪人達と戦う危険な日々。 そんなある日、アキラは遂にその希望と出会う。それは、力を使い果たして石像となっていたアルカンシエルであった。 石像となったアルカンシエルから力と想いを託されたアキラ。 敵は余りにも強大で、そして状況は絶望的。 それでも、少年はその証たる虹色のマフラーを強く握り絞め、覚悟と共に叫ぶのだった。 「変、身っ!!!」 いつか地球に色と平和を取り戻す、その日を信じて! ≪作者からのご挨拶≫ まずは、本作に興味を持って下さりありがとうございます! 本作は作者の趣味を大量に煮詰めて煮詰めて好き勝手に書いた作品です。 筆者の好きが、皆様の琴線のどこかに引っかかってくれることがあれば、これ程の喜びはありません。 それでは、逆境を覆す王道ヒーロー物語を、どうかお楽しみ下さい!初めからフルスロットルで行きますよ! ※なお、本作はMAGNET MACROLINK様、カクヨム様でも公開中です
読了目安時間:7時間31分
「うむ、そうじゃな。旅に出よう!」 誰からも忘れ去られてしまった日本の国津神がいた。 彼は永年見守ってきた山間の村がダムに沈んでしまったのを機に、旅に出る事を決める。 長い白髭を丁寧になで付け、腰には八掴剣を佩き、背に大太刀を、雑嚢に愛用の梓弓を携えて。 向かうは、昨今の現世で何かと題材にされる異世界へ。 数々の異世界を物見遊山に見て回っていた国津神は、やがてある世界の元へと導かれる。 そこは、他の世界で不要とされた様々なものや悪しきものが流れ着く、吹き溜まりにあるような異世界であった。 そのあまりの有様になんとかしてやりたいと感じた国津神は、この異世界に居を移すこととする。 そして国津神は、一人の生贄に捧げられた少女と出会うのであった。
読了目安時間:3時間10分
本作は中村尚裕さん原案の小説企画「失敗世界のやり直し」参加作品です。 夜を溶かす事で有名な某ゲームをプレイしていたしがないWEB小説家の穂波じんは、いつの間にか何もない不思議な空間に迷い込んでしまっていた。そこで出会ったのは一人の少女。曰く、新米の神様なのだと言う。 ロリっこ神様の言うことには元の地球へ戻すことも可能らしいのだが、その為に一つ条件を出されてしまう。 「という事で、穂波さん! わたしが世界創造に成功するまで、ここで付き合って下さい! 無事に成功したら、元の時空にちゃんと帰してあげますから!」 かくして、世界創造に失敗してばかりの新米神様の、その原因究明に付き合わされることとなったのであった。 「参考までに、これまでの試行錯誤にかけた時間はどの位です?」 「ええと、何秒になるでしょう? ……那由多くらいですかね?」
読了目安時間:39分
『このアンドロイドは重大なバグを抱えている可能性があります。 なお、本アンドロイド購入後に、バグが原因で返品をご希望されたお客様には、保障として新品と同等の金額をお支払い致します』 ◇ 仕事や家事を、アンドロイドが人間の代わりに行うことも珍しくなくなった近未来の日本。 事故によって両親も、将来の夢も失ってしまった子安咲那は、退院してからも学校にも行かずに空っぽな日々を過ごしていた。 そんなある日、咲那はある理由からアンドロイドを購入するため、とある企業のホームページを見ていた。 そこで咲那は、商品として売られている中に、次のような警告文の書かれたアンドロイドを見つける。 『このアンドロイドは重大なバグを抱えている可能性があります』と。 元々アンドロイドが欲しくて買おうとしている訳では無かった咲那。バグが理由なのか非常に安価なこともあってそのアンドロイドが購入することに決めた。 こうして彼女と重大なバグを抱えたアンドロイドの一ヶ月間が始まるのであった。 ◇ なお、本作に登場する『ロボット工学三原則』はアイザック・アシモフ作『われはロボット』からの出典です。 その全文は、以下の通りです。 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。 また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。 ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、 自己をまもらなければならない。 (出典:アイザック・アシモフ『われはロボット』小尾芙佐訳、早川書房)
読了目安時間:37分
ここは王道ヒーロー物語「灰のアルカンシエル」関連の頂き物や資料置き場です。 本編URLはこちらになります。特撮好きなら、是非是非! https://novelup.plus/story/614254159 以下、本編中キャラクターによるアレな説明が始まります。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ふっふっふ……ようこそ「灰のアルカンシエル ~色彩館~」へ。私が色彩館館長の白亜のヒメノカリス様だ。 ……え? 農家の採れたて新鮮野菜は何処かって? ああ、それならあちらのコーナーにございます……って、ここは道の駅じゃねえよ! そう、ここは、特撮系王道変身ヒーロー物語「灰のアルカンシエル」に関する頂きモノや設定資料などを展示する場所である! 出来れば俺様が超活躍する本編を読んで欲しいが、だが安心して欲しい。本編を読まなくとも楽しめるものも、用意している。ふっふっふ、このスーパーな白の怪人ヒメノカリス様の計らいに感謝して咽び泣きつつ、俺様の武勇伝を……おっと、すまない、電話だ。 ……はい、はい。ああ、これは七彩将の! ……はい、はい、いいからさっさと館内に案内せよ? は、はい! 直ちに! ごほん、えー、お客様、大変長らくお待たせしました! 「灰のアルカンシエル ~色彩館~」只今より開館致します! お足元にはお気をつけ下さい! 入場料はお客様のお心のままに。本編の方でもお待ちしております、 また、一階のお土産コーナーには、このヒメノカリス様が選び抜いた地元農家の新鮮野菜が(後略)
読了目安時間:9分
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「僕は、君のヒーローになる」 なろうとノベルアップにて連載中です。 過酷な運命を背負った金髪の少女ヒルアは、変わりゆくことの無い世界で10年前の事で冤罪をかけられ、薬剤師である叔母とひっそり暮らしていた。絶望的な状況で祈りもしない、救いも求めない。ただ10年前の真実が知りたい。そう彼女は、部分的記憶消失で何故冤罪をかけられたか覚えていない。でもその思いを隠し生きていくことを決めた。そんなある日、彼女を運命を変えたのは、魔法が使えない青年ユージンだった。 魔法が絶対的な世界で様々武器を自由自在に操る千武族は、迫害され差別対象の1つだ。 絶対的不利な状況で彼らは、声上げ、その声は、雑音と言われようが関係ない。 この行動が世界を変える?救う?そんなのわからない。あたしは、大切な人を守る為に仲間を守る為に戦っている。 過酷な運命を背負う者達が織りなすハードファンタジー····。 金曜日に更新する予定です。 ブクマ登録や感想をよろしくお願いします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
読了目安時間:10時間19分
2020/10/10 200話記念により表紙がつきました。 志茂塚ゆり様、ありがとうございます!! 基本は書き手の私ですが、自分に足りないものを補うため、色んな思いやその中に隠されたものを理解しくみ取る能力を身に着けたくて隠れた名作を読んで学んでいきたいと思っています。正直者ゆえ、酷評になってしまいがちな可能性はありますが、それでもいいですよ!という心優しい方の作品をお待ちしています。もしかすると、勝手に読んで勝手に感想の時もあるかもですが、そのへんは許してくだされ…… 皆さまの素敵な作品をお待ちしています。よろしくお願いいたします。 *** ※200話以降のエピソードは「次へ」のボタンを押さないと開けません。 201話以降のエピソードを探す際はお手数ですが次のページを開いてくださいね! ※何度か自主企画の運営をお手伝いor企画を立ち上げる、といった回数が多くなりましたので、読書順番票の次のエピソード、『4話』に参加する企画、主催する企画などのお知らせを残していくようにいたします。終わった際はお礼を述べた後に<非公開>させて頂きます。 作品紹介と共に、よろしければチェックしてみてくださいませ。
読了目安時間:12時間46分
田舎町のよろず屋魔術師アミュウは、義理の姉から彼女の縁談相手を見定めるよう依頼を受ける。 ところがその縁談相手というのが胡散臭い牧師で、見合いの日、彼は姉を連れ去ろうとする。 姉を取り戻すため、アミュウは二人に縁切りのまじないをかけた。 「わが四方に五芒星は燃えて、柱の上に六芒星は輝けり。因縁を断ち切れ!」 しかしまじないの思わぬ副作用で二人の記憶の一部が失われ、さらにアミュウは不思議な夢を見るようになって……? 絡まり合う因縁の糸。 アミュウたちは運命に抗い、糸を解きほぐすことができるのか。 ◆異世界が現地、昔ながらの王道ファンタジーです。美味しい料理にハーブティーが登場。5話から物語が動き始めます。 ◆伏線と描写もりもり。設定ははじめチョロチョロなかパッパ。恋愛要素はビターかつサワーです。 ◆筆者の描いた挿絵がございます。苦手な方はお手数ですが非表示設定にしてください。(右上「表示調整」から「挿絵表示中」をクリック) ◆最新話は「小説家になろう」にて連載中。 三部構成予定のうち、第三章にて第一部(カーター・タウン編)完。 第四章より第二部(ソンブルイユ編)突入! 現在七章執筆のため休載中。2022年冬に連載再開予定です。 ◇第一章ではアミュウたちと聖輝の出会いが語られます。 ◇第二章では新たな登場人物ジークフリートも加わり、過去へと伸びていく運命の糸はますます絡まっていきます。 ◇第三章ではアミュウと聖輝の関係に緩やかな変化が訪れ、教会内部の勢力抗争が垣間見えます。 ◇第四章は舞台を王都の玄関口、ラ・ブリーズ・ドランジェに移し、調香師の恋物語をお届けします。 ◇第五章、一行は精霊鉄道に乗って王都ソンブルイユにたどり着きますが、アミュウは大切なものを失います。 ◇第六章、消沈するアミュウは故郷カーター・タウンへ一時帰郷を果たそうとしますが……? ※ Twitter企画「第二回いっくん大賞」文章力部門受賞。ありがとうございました。
読了目安時間:26時間9分
美風慶伍が創作に関するつぶやきやお知らせを掲載します
読了目安時間:1時間5分
「なぜ日本経済は絶対に破滅しないのか?」について宇宙戦艦ヤマトの世界観を使って、イヤになるほど説明する!
日本が破綻するわけ「ない」(# ゚Д゚)
3,786,019
27,822
エッセイ/評論/コラム
長編
116話
682,651字
2022年11月23日更新
対GDP比200%もの債務を抱えているとされる日本。もう日本は破滅するしかないのか? …という不安に対し、 「実は全然大丈夫なんですお(≧∀≦)」 …という事実を、世界各国の現状と過去の歴史から詳述しています。 キーワードは『国債』。 国債には意味があり、無駄に発行している訳ではないということと、日本に比べて世界の方が遥かに危険だという真実、なによりも日本の債務総額は、日本の純資産3,300-兆円(うち現金資産で1.800兆円。そのうち半分は即金出来る流動資産)に比べても小さいので「増税覚悟なら、そんなに心配ない」だけでなく、「他の国は既に債務超過」で死にかけている…という2020年以後の世界の債務と破綻について検討していくつもりです。お楽しみにね。 なお日本を含めた世界各国の現状について、全く情け容赦なくぶった切っていきますので、表現上、不愉快で不適切に感じる場合もあるかもしれません。しかし、こういう場所は自らの確信と信念を披瀝する場だと認識しており、以って偽善や綺麗事を排除し、正確かつ切迫感を持たせるために「政治的に正しい表現」は致しません。ご理解を頂きたく思います。合わせてコメントには可能な限りレスを付けます。コメント数が(嬉しいことに)多数頂いていますので、もしかしたら確認ミスからレスが付いていないコメントもあるかと思います。もし抜けがあったらご報告ください。 なお、この内容は別のWeb投稿サイト「カクヨム」でもUPしていますが、内容は少し異なります。相互に補完する関係にあるのですが、乖離が大きくなりましたらその都度、内容を修正していくつもりでいます。常に新しいのが良い…ということです(^^) がんばりますので、皆さん、よろしくお願いいたします…m(_ _)m ちなですが、「なぜ〜ヤマト」はCXの「カノッサの屈辱」のオマージュです…m(_ _)m 意外と本気でイグ・ノーベル経済学賞を狙いに行ってます(爆死
読了目安時間:22時間45分
旋風のルスト ~逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方国境戦記~
美少女傭兵ルストが困難な運命を切り開く!
1,397,334
21,318
異世界ファンタジー
長編
497話
1,056,745字
2023年1月29日更新
【お知らせ】【一二三書房WEB小説大賞金賞受賞!】 《新・旋風のルスト:公開中です!》 <⇩あらすじ>────────────────── 『私は家畜にはならない。たとえ飢えて痩せ衰えても、自らの意思で荒野を歩む狼の生き方を掴み取る!』 ■17歳の銀髪・碧眼の美少女ルストは重い病の母の治療費のために傭兵として懸命に働いていた。屈強な男たちと肩を並べて戦うが、女性としても小柄であり、実績も無く、名前も売れていないルストは傭兵として仕事を得るのも困難を極めていた。 だが、諦めない前向きな心を持つルストは、ついに未来へとつながる大きなチャンスを掴む。 『小隊長を任されたエルスト・ターナーです。よろしくお願い致します!』 ■そんなルストは、女の子故に腕っぷしや武力では屈強な男たちには敵わない。だが優れた洞察力と包容力と指導力、そして精霊科学『精術』を武器に困難な事態を次々に打ち破り、人々のために確かな明日へと繋がる未来を切り開いていく。 『みなさん! これは困難ではありません! 千載一遇のチャンスです!』 ■気高さに溢れた美少女傭兵が、精霊科学の残る悠久の大地フェンデリオル国で砂漠の大帝国と戦い、人々を幸せへと導く! 孤独な道を歩んでいた一人の少女が、傭兵となり救国の英雄となり、幸せの絆を取り戻すロマン溢れるサクセスストーリー! 《お知らせ》 【一二三書房WEB小説大賞金賞受賞いたしました、ありがとうございます! これに伴い書籍化されます!】 【新・旋風のルスト ―英傑令嬢の特級傭兵ライフと精鋭傭兵たちの国際諜報戦記―】 2月26日開始しました! ──────────────── 表紙画 ルストイラスト作画:三ツ葉きあ様
読了目安時間:35時間13分