作品(3件)
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2020年7月24日更新
齢九歳にして暗殺者になった少年「無神クロ」。 幼い頃に両親に捨てられ、三年間を山中で過ごし、弱肉強食だけを学び生き延びてきた。 七歳で孤児院に拾われた彼だったが、生まれてこの方日本語を話したことがなく、またもや孤立してしまう。 だが、そんな彼にも転機が訪れる。 可哀想な彼を迎え入れたのは名付け親でもあり、後の義姉になる少女「無神ゆり」だった。 言葉や感情、一般常識を彼女から学び、人間社会への復帰を目指し過ごしてきていた。 だが、そんなものは嘘で固めたシナリオであり……。 本職は日本最強の暗殺者。 日本政府公認の秘密組織「PARALLEL」秘密保持暗殺部隊「B3」に所属し、任務を遂行した数は千を超えている。 ———ただ、ある日。 彼が起こした、たった一つのミスにより「無神ゆり」は暗殺対象になってしまう。 最強の暗殺者は——無論。 命の重みとは、何なのか? そんな当たり前のことを学ぶ、少年の物語。 数百数千の死をもたらした死神の少年がたった一つの小さな死を境に成長する闇の成り上がりサイエンス・フィクションが今ここに! きっと、これを読み終えたあなたの「死に対する価値観」は変わるでしょう。 この物語はフィクションです。現実の組織、団体とは一切関係がありません。 《バットエンドなど壊してしまえ。》 編集作業中 編集作業中 著 ふぁなお イラスト ダイナマイト☆トモカズ Twitter>@dnmtmkz
2020年6月25日更新
僕の名前は、花咲輝也。 北海道札幌市にある有名進学校に最近入学した一年生。 そんな、あまりにも普通な僕のことを皆はいつもこう言うのだ。 「天才」と。 だが僕は天才でもない。 今まで努力だってしてきたし、勿論友達は参考書。大切な妹と二人の親友がいればそれだけでいい。聞き方によれば、あまり面白味のない15年の人生を歩んできた。 だからこそ、僕は天才ではない。 僕は中三の冬に親友、圧倒的陽キャの田中公平とショートカットの茶髪が似合う可愛らしい女の子の上坂林檎とある約束をしていた。 「三人で、同じ高校へ行こう!」 そう宣言したのも、今では過去の話。 神様は残酷だった。 その受験で、合格したのは僕と……公平だけだった。 僕は彼女が好きだった。 林檎が大好きだった。 ひたむきに努力する姿もちょこっとだけ抜けているところも、優しく純粋な性格も全部が素敵で美しい女の子で、だからこそ好きだった。 でも、そんな彼女ももういない。 そんな寂しさと悲しさに打ちひしがれる最中、僕は。 輝く漆黒色の髪を靡かせ、真紅の瞳に、小さな顔が美しく、大きな胸が目立つお嬢様属性全開、コスモスのように綺麗で可憐な少女。 「西村秋桜(にしむらこずみ)」と出会ってしまう。 「ねえ、どうしたの?」 彼女との出会いを境に変わっていく思春期の僕と、その周りの関係を描いた学園青春ラブコメディ! 笑いあり、涙あり、そしてエッチなシーンもあり! ロボロボノベル4月号から連載! 4月20日宿泊研修編完結! 思春期って不思議。 だから、今日から僕は大人になる。
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2020年7月18日更新
珈琲と紅茶の匂いが交じりあうある部屋の一室。部屋に響くのは優しいピアノの音色。その音は、とても優しい音。その音は思いと想いが交差して出来た美しい音。 その部屋には、一人の客がいた。客は、瞳を憂いに染めながら、彼女の演奏に耳を傾ける。 美しい音を聞く客に、それを紡ぎだす一人の少女。二人の気持ちを遠ざけ、近付けるものは ……〝檸檬〟の匂いだった。
圧倒的な戦闘とストーリーに溺れませんか?