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題名を見た時、あなたはコレをどういう話だと思ったでしょう。 実はホラー? いやいやギャグかもしれない。もしやラブコメ。まさかのファンタジーか。 どう思っても構いませんが、まあ、まずは座って下さい。お茶でも飲みながらのんびりと。椅子がないなら床に座って。床がないならいっそ空気椅子でもどうぞ! 「私が彼女に抱く感情に、名前をつけていいものか」 「例え彼女とわたしのことを、歪だと言われようとも」 「俺は彼女を殺したい。ただ、そう思う。 」 「これは僕と彼女の真剣勝負なのである!」 坂ノ下高校二年、唐洲世津那。主人公たる彼女を、彼女以外の4つの視点から見ていく青春百合ホラーミステリ(?) 立っていても歩いていても見えないものは、案外座ってみたら見えるのかもしれない。だからまあ、座れ。話はそれからだ。 ※挿絵は銀竹さんから頂きました、ありがとうございます!
読了目安時間:2時間52分
綺麗な満月の夜、妹は見るも無残な姿で見つかった。 腐った街、権力により妨害される裁き、碧い月明かりの下で笑うのは碧眼の殺人鬼。 両足義足の道化師は愛する妹のため復讐を誓う。 これは碧眼の死神に惑わされた物語。 ──道化師の復讐譚:第一部「夢幻の碧い月」 混沌と無秩序の無法地帯、最下層と呼ばれる橋の向こう側。 すべての歯車が狂ったのは貴族の街、一番街での出来事。 碧眼の殺人鬼が生まれた経緯を、彼自身はもう覚えていないけれど。 これは碧眼の死神に忘れられた物語。 ──最下層の群像劇:第二部「泡沫の碧い空」 天使の救済の手でも悪魔の堕落の手でもどちらでもよかったのだ。 ただ、その手に命を救われた。 それは白々と明けていく光のように。 これは碧眼の死神に救われた物語。 ──死神と奴隷少女:第三部「薄明の碧い光」 「橋の向こう側に行ってはいけないよ。あの街には化物がいる」 幸福と救済にまつわるCRACKPOTシリーズ、『碧』の三部作。 現在第三部『薄明の碧い光』準備中。 ※セルフレイティング全てにチェックが入る話です。 ※登場人物に常識と倫理が備わっていない描写が多いです。 ※各種犯罪行為の容認・推奨は一切しておりません。
読了目安時間:7時間30分
※この作品には暴力的表現・グロテスク描写がございます※ ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません※ カエルの国には侵入してきた異物を取り除いたり、表沙汰にしたくないことへの処理を担当する組織「21ェル駅」というものが存在する。 その組織に属する「駅員」は、この国の治安のために手段は選ばない。 それがたとえ命を奪う内容のものであったとしてもだ。 ある者は事務的に、ある者は狂気的に、ある者は狡猾に仕事をこなす。 駅員番号301番の黄泉は、今日も始末書を書く日々を送っていた。 彼はいわゆる「窓際族」であり、後輩のカエル達に馬鹿にされていた。 しかし、彼には他のカエルに言えない秘密があった。 これは黄泉という駅員を中心に語られるカエル達の物語である。
読了目安時間:55分