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2021年1月20日更新
高校入学と同時に親元を離れ、この春からひとり暮らしを送ることになった岡園 蓮(おかぞの れん)は、家事が万能なことから『オカン』と呼ばれていた。 そんな彼が出会ったのは、ミルクティー色をしたロングヘアと、透き通るほどの青い瞳が特徴的な美少女『天ノ川(あまのがわ) かのん』で、彼女は蓮を見るなり、突然抱きついて喜びの声を上げる。 「会いたかった蓮くん! ずっと……!」 「だって、私たち幼なじみだもの!」 突然の展開にまったく理解が追いつかない蓮。 これはそんな戸惑いの中から育まれていく、家事万能のオカンな男子高校生と、『自称・幼なじみ』な美少女が恋人同士になっていくまでのラブコメディ。
2020年10月31日更新
基紀 多諏玖(もとき たすく)、三十歳。普通のサラリーマンだった彼は、ある日の夜、突如として異世界転移をしてしまう。 いわゆるオープンワールドゲームと酷似した世界へ、着の身着のまま放り出されたのだ。 ゲームと異なり、極めたスキルも使えず途方にくれる彼だったが、最も初歩的で、最も重要な能力が、異世界でも使えることを発見し、一筋の光明を見いだす。 樹木や岩石など、確保した物体を加工し、素材に変える「再構築(リビルド)」。そして、その素材を加工し、道具などを作りあげる「構築(ビルド)」――。 二つの能力を駆使しながら、異世界で自給自足の生活を送ることに決めた彼の元には、忌み子の猫人族、ギャルのハーフエルフ、ふくよかなハイエルフなど、個性豊かな面々が次々に集まっていく。 これは、そんな男とその仲間たちによる、異世界開拓の物語。
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2021年2月3日更新
第一回ノベルアップ+大賞 最終選考作品→【コミカライズ決定】!!! 生活サイクルが夜型の大学院生、塔山うららは、ある真夜中の研究棟、刃物を持った女性と出くわします。 不審者と思われたその女性は、うららと同じく夜型生活の大学院生、鳥見川 氷彗でした。 彼女は研究棟の休憩室で、料理を作っていたのです。 流れで一緒にごはんを食べることになった2人は、それから少しずつ料理を通して仲良くなっていきます。 さて、今日の夜食は何でしょう? 以下のサイトでも連載しています。 カクヨム、小説家になろう
2020年9月21日更新
継母と義姉達にいじめられ耐えきれず、ついに家を飛び出した少年は、ひょんな事から母の形見である不思議な宝石を泥の中に落としてしまい……泥からゴーレムを生み出してしまう。 泥から生まれたそのゴーレムには、ゴーレムらしい強い力も、大きな体躯も無かったのだが……しかし、どうやらゴーレムが本来持っていないはずの『心』を持っているようで……? そうして『心を持ったゴーレム』という友人を得た少年は、ゴーレムと共に不思議に、ワクワクに満ちた世界を旅し、その旅の中で成長していくことになる。 どこかおとぎ話を彷彿とさせる……剣と魔法のファンタジー世界を巡る少年達の冒険譚をご堪能あれ。
2019年11月25日更新
【魔性】――人を惑わす性質。またはそれを持つもの。 趣味はゲームと漫画。得意なことはコーヒーを淹れる事と自炊。私立十代田高校に通う二年 烏羽陣 は燻ぶったまま日々を過ごしていた。 「俺は何でも出来て、誰も彼もを救えるヒーローじゃない。中途半端でみっともない灰色だ。白色とは例えば......そう、氷川霧華。彼女みたいな人間を差して使う言葉だ」 容姿端麗、完璧、絶世の美少女。挙句、瞳には【魔性】を宿している。向き合う人間は悉く魅了される、魔性を孕む魔女だ。 そんな住む世界の違う彼女が、ある日のバイト先へと向かう道中、雨曝しにあっているのを見つけた俺は放っておけず、手を差し伸べた。それが俺と魔女氷川霧華の数奇な邂逅である。 それからというもの、俺のバイト先『オリヴィエ』へ足繁く通う彼女。住む世界も日常も違うのになぜ――!? 「――烏羽がそう言うならば、私は魔女になりましょう。だから、貴方も私の使い魔になって。魔女・氷川霧華の......私だけの使い魔に」 ――これは、青い僕たちのちょっとだけ灰色な青春ラブコメだ。
自称・幼なじみとのラブコメディです!