一覧
この作品はドラゴンをメインに据えた、自身初の超大長編ファンタジーです。 約二〇〇〇年前、人類は滅びの道を選んだ。人類は核兵器と呼ばれる恐ろしい兵器を用い、自滅した。そして放射能により、恐ろしく巨大な化け物を生み出した。鳥たちの一部が変異を遂げたのだ。さらなる太古に存在していたとされる恐竜が、その姿を鳥へと変えて生き延びたように、今度は恐竜よりもっと恐ろしい怪物、ドラゴンへと姿を変えた。その結果人類は、その数をおよそ全盛期の一〇〇分の一以下にまで減らしてしまったのだ。 人類はドラゴンによって空を支配された。制空権を失った。 人類は異形の者によって海を支配された。制海権を失った。 ドラゴンが支配する空域”レムレース空域”には、ドラゴン達を束ねる強大な闇のドラゴンが存在する。 闇のドラゴンはドラゴン以外の種族を消し去ろうとした。しかしそれに反対したのが、四体の偉大なドラゴンだ。 光のドラゴン”レフレオ” 炎のドラゴン”エタンセル” 水のドラゴン”アルウェウス” 風のドラゴン”ブリューム” 彼ら四体の偉大なドラゴンは、闇のドラゴンの考え方に反対し、それぞれ地上に降り立った。そして彼らは地上の人間達を守護するため、空のドラゴンたちが地上にやってこないように、共同で結界を張った。地上と空をわけたのだ。 人類は四体の守護竜に守られながら、非常に長い時間をかけて四つの国を作り、それぞれの守護竜の名前をその国名とした。 そんな中、神話に登場する光の後継者の名を継いだ男、ハンス・ロータスは、守護竜の血を引く相棒、四足竜レフレオと共に、空と海の主導権を取り戻すための戦いに身を投じていく。 これは神話の名を継いだハンスと、守護竜の血を引くレフレオの、人類の存亡を懸けた冒険譚! 金土日の週3日更新でやっていきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
読了目安時間:22時間5分
毎年夏休みになると祖父母の家に帰省していた小学六年生の翔太。 幼馴染の美優がいつも通りについてくる。 長い電車の旅を終えてようやく到着したと思ったら、おじいちゃんは寝込んでいた。 おじいちゃんの邪魔をしてはいけないと、二人で裏山の神社に遊びに行ったとき、背後で何かが閉まる音が響いたかと思うと鳥居を潜れなくなっていた。 仕方なく神社の敷地内を探索していると、おじいちゃんが大切にしていた御神木が枯れているのを発見する。 そこには見た目がタヌキと栗のハイブリットのような謎の生物が……。 謎の生物に導かれるまま、この空間から脱出するために冒険を始める!
読了目安時間:1時間43分
とある病室。 美しい死神の目の前には、衰弱しきったある青年の姿があった。 世界の理によって、彼女は彼の命を刈り取らなければならない。 しかし死神は、初対面であるはずの彼のことをなぜか知っていた。 なぜか愛していた。 だから死神は、自身の存在を犠牲にして奇跡を起こす。 過去に行き、彼の音楽の才能を奪う。 彼の音楽の才能が、彼を孤独にした。 世界は孤独となった者から命を奪う。 天才ピアニストとして脚光を浴びていた彼は、しかしその才能に溺れて孤独となってしまった。 そうであるなら、音楽の才能を奪えば彼は普通の少年として暮らしていける。 そう確信して、死神は過去に戻り大鎌を振るう。 それが悲劇の始まりになるとも知らないで……。
読了目安時間:3時間22分
当作品はAmazonKindleで発売中の改稿前バージョンとなっております。 最初に投稿していた文章そのままですので、ご了承ください。 大陸を南北に分断していた10年にわたる戦争が終結して1年。蒸気機関が支配するこの国「グレーフェンズフェルト」では、人々は日常を取り戻し始めていた。しかし、戦争の爪痕はそう簡単には消えない。 普通の人には見えないはずの謎の生物?ドクトリンをその瞳に写すヒューイは、病院で出会った女性にとある組織に勧誘される。組織の名は「サヴァンロジック」世界を裏から調節している秘密の組織に加入することになったヒューイは、戦争が終わっても帰ってこない父親を捜しながらサヴァンロジックの指令をこなし、世界の秘密に巻き込まれていく。戦争が起こった本当の理由とは? 謎の生物ドクトリンの正体とは?
読了目安時間:5時間47分
一覧
【日間総合1位、異世界ファンタジー日間1位になりました!】 【HJ小説大賞2020後期、最終選考!】 ※現在小規模な改稿中です! かつて無限世界の構造に異を唱え、絶対者たちに唯一反旗を翻し、永遠の闘争に身を置いた戦士がいた。 神々の不都合を封じた『永劫回帰獄』の黒い炎を纏い、封じられた戦士たちの力と武器を揮う闇の存在、ダークスレイヤー。 しかし、いつしか彼は忘れ去られ、その戦いも伝説として忘却されつつあった。 一方、緩慢に滅んでいく無限世界の中で、唯一『永遠の地』と呼ばれる異世界ウロンダリアでは、八百年前の大戦を最後に訪れた長い平和に、不穏な退廃が漂い始めていた。 全てが漂着するとされるウロンダリアにおいて、ことさら特殊な漂着者とされる『眠り人』。 二十人を最後に永遠の平和が訪れるとされていた予言は破られ、二十一番目の『眠り人』とされる男が流れ着く。 彼を目覚めさせるのは『眠り女』と呼ばれるさまざまな種族の女性たち。 やがて目覚めた男は何を見、何と戦い、何処へ行くのか? 妙に多い美女たちの謎と、彼女たちとの関係は? 囁かれる『時の終わりの大戦』とは? これは、神と人の時代の隠された断絶と、我々が忘れた戦士の物語。 ※総文字数は350万字を超える予定です。 ※大長編なので、所々に単発エピソードを置いています。『※単発』とあるエピソードは話の進行に関係なく読めます。 広大な異世界ウロンダリアの沢山の物語の一つにして最重要エピソードである、『ダークスレイヤーの帰還』をピックアップした物語です。 政治・文化・言語まで設定された世界を舞台に、素敵なヒロインたちと硬骨な冒険が続いていきますが、やがて物語は多くの他の異世界や無限世界全域の問題を浮かび上がらせていきます。 ※各章話の予定はその項をご覧ください。
読了目安時間:44時間19分
天つ乙女と毛獣〜舞台は房総半島、天女となりしある少女の運命と絆の物語〜( #あまおと!)
羽衣伝説×古事記×ご当地のローファンタジ
1,095,405
31,496
SF
長編
205話
340,186字
2023年5月29日更新
「テンポ遅め、千葉館山を舞台に繰り広げられるご当地・和風ローファンタジーSFストーリーです」 千葉県館山、海と森などの自然に恵まれた街に広瀬百合子という女の子が住んでいた。 彼女は14歳で、君津にある私立中学校に通う""ごくふつうの中学生""だった。 しかし、ある時、学校から帰ろうと館山銀座商店街を歩いていた時、ゴリラのような獣の襲われ、迷子となっていた少女とともに拉致されそうになる。 百合子は、絶望の淵にさらされる中、突然発生した炎に包まれて茜色の衣を纏う天女タキリとなる。 それとともに、色違いで真紅色の衣を纏い、従妹と名乗る天女のトヨタマと協力し、獣やそれらを操る首謀者を館山の街から退ける。 このことをきっかけとし、彼女は天女として、ほかの6人の天女とともに獣と闘いゆく和風SFファンタジー小説です。 ※「1-2年ごとに、物語の舞台におもむき、現地調査を重ねて書いています」 より忠実で旅をしたような気分にもなれる作品です。 (弊作は、"第4回「マグネット!」小説コンテスト一次選考選出作品"となります。) (イラスト:PNねこ氏・そらぴかり氏作)
読了目安時間:11時間20分
十数年前、突如として現れ世界を滅亡の危機へと追い込んだ一人の能力者が居た。後に"最凶の能力者"と呼ばれるその存在と相討ちとなった一人の青年。「七瀬 鏐(ななせ りゅう)」。彼は後に英雄と呼ばれ未来永劫語り継がれる存在となった。 そして現代、英雄の弟である「七瀬 寥(ななせ りょう)」は兄の様な正義の味方になる夢を抱いていた。 ある日、寥は対能力者育成機関である「聖組織(エクスペリメント)」が運営する支部の一つへと”特別推薦”として迎え入れられる事となる。 しかし、それは世界を巻き込む壮大な戦いへの幕開けでもあった……
読了目安時間:9時間46分
日本という呼称がされなくなった時代、過去の過ちを繰り返すように政府の独裁体制が敷かれていた。 四咲 詩音《よつさき しおん》、十八歳。 反政府思想を掲げる一人の少女。五年前に政府に勤めていた両親が殺められ、それ以降、事件の真相を追い政府へのアンチテーゼを示し続ける。 ある日、詩音が一人の女性からの依頼遂行へと向かう最中、黒瀬 來奈《くろせ らな》と名乗る十八歳の少女に声を掛けられた。 彼女もまた政府に対する強い憎しみを抱いており、その目的は政府の息が掛かった者を皆殺しにすることだった。來奈には十三歳から十四歳に至るまでの記憶が無く、自身の中から抜け落ちた空白の一年に苦しんでいた。 政府に牙を剥く二人に立ち塞がるのは、政府直属掃討部隊レイスと呼ばれる武闘派集団。国の平和を謳う政府と反政府を掲げる二人。相反する思想を抱く双方が幾度と無く衝突する。 五年前の真相を知る為に政府と戦う詩音。 政府の連中を皆殺しにする為に戦う來奈。 たった二人で抗う彼女達は、先ず、政府が秘密裏に開発を進める違法麻薬『促進剤』についての情報を追う。皮肉にも、違法麻薬の真実が二人の過去へと繋がるとも知らずに。 大切だった存在は今、憎むべき存在へと変わる。 此れは──相反する白と黒。決して交じり合って灰色にはなれない物語。
読了目安時間:4時間13分
甲子園を目指せる逸材と、幼少期から騒がれていた青年、進藤新(しんどうあらた)。彼は高校時代に肩を負傷したことにより、野球の道を離れていた。 そんな折、高校時代に思いを寄せていた相手、霧島七瀬(きりしまななせ)から、母校で少年野球のコーチをしてみないか? と打診される。 渋々向かった母校である港北小学校で、男の子の中に混ざってプレーしている女の子、本上雪菜(ほんじょうゆきな)と新は出会う。 交流戦での勝利を目指しチーム改革に着手していくなか、雪菜との交流が、彼女の変化が、静かに、しかし確実に、新の心を変えていく。 ※表紙は、ゆゆ様のフリーアイコンを使わせて頂いています。
読了目安時間:1時間8分
日本のとある町、突然魔法が使えるようになる人間が現れたという噂で持ち切りの学校で、ハヤトはうんざりしていた。 理屈っぽい現実主義者の彼は、噂を信じていなかった。なぜなら、実際に魔法を使っている人物を見た者はいないからだ。 そんな彼がある日の夜、おとぎ話に登場する魔女のような恰好をした少女と出会う。ミドリと名乗るその少女は、言葉を話す黒猫のミウと共に空への道を探していると語った。 成り行きからミドリ達と行動を共にすることになったハヤトは、噂の真相を追っているうちに自らも魔法の世界に足を踏み入れる。 地獄と地球が繋がり、暗躍する悪魔と宇宙から来る天使が相争う中で、ハヤトと仲間達は過酷な運命に翻弄されながらも、自分達の未来を掴み取るため戦いを続けていく。 ※少々過激な内容を含みます。
読了目安時間:3時間45分