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一ノ瀬茜17歳は幼少の頃から人の後ろに不思議なものが見えた。それらは時々人の命を奪いに来る。やがて高校生になった茜は他界したおばあちゃんの机に隠してあった懐中時計を見つける。下校中によったビルのエスカレーター、友達の背中から異世界からの白い手が彼女の命を奪いに来た。茜がその手を振り払うと、懐中時計の針が動き出す!それはアカネの運命が動き出した証だった。なぜ友の命が狙われるのか?白い手の正体とは?ただ、親友の杏美ちゃんの命を守るためにアカネは、今、『時の狭間』を抜けて行く。たどり着いた場所は現世界と魂で結ばれるもうひとつの世界だった。時・運命・秩序の3主の力を世界は待ち望んでいた。しかし、それを阻む力もまた動き出した。
読了目安時間:4時間5分
リュウセイというラスボスを倒しアカネは現世で茜として高校生活を送っていた。だが修学旅行の最中、ひとりの青年が「天秤は釣り合った」と言うと世界は激しい白い光に包まれた。茜が身を起こし見渡すとそこは「審判の瞳」によって砂漠と化したデュバークと同じ虚無な砂漠となっていた。現世は消滅され天秤が釣り合ってしまった。叫び声をあげる茜は親友、杏美ちゃんに肩を揺さぶられる。幻覚?いや、これは何かの前触れだ。茜は自分の秩序の力を発動させ異世界の道を作ろうとするが、力が発動しない。異世界アーリーで何かが起こっているはずなのに異世界への道は閉ざされた。異世界と現世を繋ぐものはなくなってしまった..いや、まだあった。ひとつだけ残されていた。それはサイフォージュの香りがする赤ん坊の存在だ。 アカネは異世界アーリーへ旅立ち、現世消滅の危機を防ぐことができるのか!
読了目安時間:4時間36分
ここは魚たちが暮らすショコラ湾 ここにミナミギンポのミライが住んでいる。 彼はその飛び切りの笑顔で行き交う魚たちにあいさつをする。 そして過去の出来事から今でも悲しみにくれているメバルのメルを気にかけていた。 毎日、毎日ミライはメルを励まします。 ある日、ショコラ湾のみんながよだれをたらすほどのご馳走が天から降ってきた。 これは!!? 多く旅をしてきたミライはすぐに気が付いた。 「これを食べちゃだめだーっ!」 **この先品は私の小説「青葉書店開店します。参『玉川上水魚協くみあい』」で主人公・青井万理望が少年・少女たちと共同で作り出した童話として登場いたします。
読了目安時間:11分
アイスは甘く、すぐ溶ける。~あの夏、あの人はわたしの心の中に~
ちょっとノスタルジックで切ない夏の物語。
2,200
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現代/その他ファンタジー
長編
22話
34,160字
2022年12月22日更新