一覧
監視官の歪んだ愛情/またはボクは如何にして心配することを止めて『キミ』を愛することを決めたか
剣と魔法の世界は今は昔
0
0
異世界ファンタジー
連載中
長編
1話
5,455字
2022年6月14日更新
本格始動は8月より 【あらすじ】 剣と魔法の世界は今は昔。勇者も魔王も昔話に過ぎない。今は、陸に海に蒸気機関を搭載した乗り物が闊歩している世界。 これは、『錬金生物拡散防止協定』通称、キメラ協定を守るために日々活動する『監視官』達の物語。 ・灰色の習作 アトはとある潜伏任務中、『監視官』だと見抜かれそうになった。その学者をレディとともに殺した。 図らずも第一発見者となったふたり。街の警察官に質問攻めを、アトはのらりくらりとかわすと、新たに本部から任務がくる。 禁制の戦略型キメラと消えた吟遊詩人一行を探す任務だ。向かった山奥の街で、ふたりが見つけたものは…… 【登場人物】 ・アト=ミックス:監視官。魔法士。腕は立つが、精神年齢が低く装っている。中性の容姿。 ・レディ=レックス:監視官補佐。褐色の肌の美人だが、元殺し屋のためすべて『力』で解決しようとする傾向がある。 【世界設定】 その昔、人類は神のまねごとをして、人工生命体や合成生命体、さらには人体の組織の研究も行われた。そこであることに気がついた人がいた。 「これを兵器としてつかえないか」と。 誕生した錬金生物。通称、キメラは戦争により、歯止めのなく開発競争は怪物へと変えた。 キメラは魔法学の応用で火や雷を放ち、その皮膚は工学の応用で弾丸をも弾くまでになっていたのである。ついには、人のコントロールを離れ、敵味方見境なく、襲い掛かったのだ。 各国はこの教訓から、生物兵器の開発の制限、および戦地での使用中止を名目にした『錬金生物拡散防止協定』通称、キメラ協定と呼ばれる協定を締結。これにより、各国はキメラ協定の元、キメラの開発や保有は制限している……はず。しかし、未だ、一個人から国レベルまでもが、密かにキメラを開発、保有しているという噂が絶えないのが現状だ。それを暴き出すのが監視官の役目。
読了目安時間:11分
満州事変前後から、すでに海軍でも陸軍でも航空機の重要性は認識されていたが、足並みはバラバラだった。 しかし、若い将校達の間には、 「航空機の開発をバラバラで行っているのは非効率である」 「小国である日本国が一致団結すべきだ」 と言う意見があった。いわゆる第三軍……空軍の独立を唱えだした。 そこで誕生したのが、 『陸海航空機統合委員会』 憲法問題は先送りにして、とにかく空軍設立に向けた準備員会を創り、陸海軍バラバラで統一されていない航空機の事情を先に解決しようとした。しかし、航空機さえ統一されていない事情の裏側に、隠れた帝国全体の産業事態が混乱していることを思い知らされる。 これでは発展どころか阻害にしかならないと危惧したメンバーは、 「航空分野……ひいては帝国全体の産業事態の統一を成し遂げなければ帝国は守れないであろう。 憎まれようが、化け物になろうが、妖怪になろうが必ず成し遂げるべきだ」 そして、履き捨て場として放り込まれた『委員会』につけられた権限をたてに、彼らは結束し平家物語に登場した正体不明の異形の妖怪『鵺(ぬえ)』を自ら名乗り、統合準備委員会は通称『鵺組』として大鉈を振ったのだ。 2020年度にカクヨムにて、『同題異話』に連載していたものの再構築です。
読了目安時間:1時間27分
一覧
「いざ、暁のその日まで」 =君こそが、後の大サトーである!!=
現在新規応募者は第二期生となっております
15,800
0
歴史/時代
開催中
自主企画
20話
12,281字
2022年6月13日更新
皆様ご静粛に。この度開きましたる仮想戦記大会の協定をお伝えする。 作戦の協定は三つ。 一つ、最終的には日本が勝つこと。これは大日本帝国とは限らず、戦国乱世でも戦後日本でも、日本列島を主軸とする勢力の勝利を目標とすること。無論、これはドイツ第三帝国などが勝利するとは限らないわけで、同盟関係としては伍長閣下が敵だとしても、まあ最終的に日本が勝つのであれば問題はない。 一つ、概ね三万文字以内。概ね、と書いたのは三万文字を千字単位でオーバーするものは拙いが、まあ多くても五百字から六百字ぐらいまでであれば会話記号などもあるだろうし演出上やむを得ないものとして、ロスタイム扱いを行うと言う意味だ。無論、できることならば三万文字以内で収めていただきたいものではあるが。 一つ、あまりに遠い未来のものはお控えいただきたい。無論、やむを得ない場合は考慮するが、それだとしても西暦22世紀だの皇紀で28世紀だのといった、遠すぎる未来と言うものはご勘弁いただきたい。また、過去のもの、例えば先土器時代なども、できれば見送っていただきたい。概ね取り扱う時代は、皇紀1年から2700年、即ち西暦に直すと紀元前659年から紀元後2040年までとさせていただきたい。 三つと書いた通り、それ以外には何を行っても自由である。存分に歴史修正を行い、存分に問題提起に励んでいただきたい。 今宵、無味乾燥な歴史は諸君らの物語の材料となる。 アーレ、キュイジーヌ!
読了目安時間:25分
ある『出来事』から日常は一変する。 その出来事の後、 各地に現れた魔法を使える者たち。 それぞれの『属性』に応じて魔法を『呼ぶ』。 国は彼らに「魔法士」の資格を与え士業に列し、その管理下に置いた。 混乱した社会。治安の悪化。 各地の人々はそれぞれの地域の都市圏ーエリアーに強制的に移住させられる。そこでのAIに管理された快適な生活。社会は落ち着きを取り戻しつつあった。 都内私立大学法学部に通う大学1年生、羽田悠貴。 テニスサークルにバイトに、とそれなりに満喫しているもののどこか満たされない日々。 サークル同期での学年合宿へ向かう悠貴たち。 そこで起こった出来事が悠貴の運命を変える。 ※※※※※※※※※※※ 初めまして、秋真(あきま)と申します。 都内で司法書士として働いています。 仕事の移動中の妄想をふとした時に小説にしてみたいと思って書き始めてみました。更新は暫くは仕事の関係で不定期になるかもですが週に何回かは更新していきたいと思っています。 現役司法書士が移動中の電車で描く妄想世界。 皆様方の暇潰しに少しでもお役立て頂ければ幸いです。 若輩者ですが宜しくお願い致します! ※こちらの作品は小説家になろう様、NOVELDAYS様にも投稿させて頂いています。
読了目安時間:20時間51分
夏の五題小説マラソン参加作品です。 連作短編となっておりますので、お口に合いましたら通してお楽しみください♪ 【秘密基地】「自称魔法使いと怪しい洋館」 夏休み前、小学生のユウヤは図書室で古めかしい本を拾う。 持ち主に返そうと、挟んであったメモに従い辿り着いたのは怪しい洋館。 そこで彼を出迎えたのは外国人の小さな男の子だった。 【打ち上げ花火】「ライバルは自称魔法使い?」 幼馴染のユウヤを花火大会に誘いたいミユ。 小学校は夏休みでなかなか会う機会もなく、ユウヤがちょうど出かけるのを見かけて、ミユはこっそり彼についていく。 たどり着いたのは怪しい洋館だった。 【浜辺の漂流物】「自称魔法使いと魔法道具制作」 夏休み、小学生のユウヤは魔法使いを自称する子供、ケヴィンの屋敷によく遊びに行っていた。 ある日、ケヴィンが魔法道具を作るというので、その材料を集めに浜辺へと出かけることになった。 【アイスコーヒー】「自称魔法使いと再会の約束」 ユウヤの十六歳の誕生日にカフェデートに誘いだしたミユ。けれど、肝心のユウヤはどこか上の空でミユの話には生返事ばかり。 実は、彼の誕生日にはミユとのデートとは別に、忘れていたもう一つの約束があった。 【宿題】「僕様は自称魔法使い」 夏休み、山のように出された宿題から逃げ出すことはできないものの、気晴らしに遠くの国、日本へと羽根を伸ばしに行くことにしたケヴィン。 現地の人との交流をレポートにするため、居住場所に一番初めに訪れた人をその対象とすることに決める。 かくしてやってきたのは、小学五年生の男の子だった。 ※内容は短編として投稿しているものとまったく同じです。 ※企画では童話ジャンルが対象外だったので、短編投稿の際は現代ファンタジーにしていました。 素敵な表紙イラストはhakeさん(Twitter ID→@hake_choco)が描いてくださいました! ありがとうございます!
読了目安時間:41分