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『夏風 碧(なつかぜ みどり)』はどこにでもいるような一般人のOL。 ある仕事の帰り道、不思議な巡り合わせから見つけた一件の喫茶店。 そして店主である『青山 涼介(あおやま りょうすけ)』と出会う。 喫茶店『Bonheur(ボヌール)』を中心に始まる、ほのぼのな日常。 短編【小さな幸せシリーズ】に追筆を加え、お馴染みのメンバーから隠れ常連さんたちの新しい短編も追加予定。 アナタだけの『小さな幸せ』、ぜひ見つけてみませんか?
読了目安時間:1分以内
「おじいちゃん、今夜は嵐になるって」 突然、孫は目の前の海をさしてそう呟いた。 白波一つ立っていない、穏やかな海。 普段なら聞き流す祖父だったが、孫に対してどこか違和感を覚える。 そして祖父は、孫を連れて古い友人の家に泊まることにした。 友人との会話に、花が咲く祖父。 すると、ドアが『カタカタ……』と鳴り始めたかと思えば、雨も降り出し、どんどん悪化していく。 孫が言った通り、嵐になったのだ。 長年生きてきた祖父にとって、その夜の嵐はどこか気味が悪く、只々過ぎ去っていくのを待つしかなかったのだった……。
読了目安時間:4分
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人間、魔獣、亜人の三種族が支配する世界。人間は創造性を活かした発展を、亜人は本能によって生きる魔獣から人間を救う立場に、魔獣は生命活動のサイクルを回す役割に。全く別の役割を持つ存在たちは共利関係によって長き時を経て発展を行なっていく。しかし、発展による人間たちの総数が増加。増えに増えた人間は口減らしのため、亜人へ宣戦布告を開始。その結果、歴史に名を刻む大戦争「人魔大戦」が勃発する。亜人は全滅。高笑いをする人類を蹴落とすように目を覚ましたのは今まで亜人によって狩られてきた魔獣。亜人が死んでいったことにより魔獣は急激に繁殖を始め、亜人の怒りが乗り移ったかの如く活性化をしてしまい、今や人類の脅威と成り果てていた。 一方、世界を創った神の世界でも影響は起きている。亜人が全滅したことにより役割を失った亜人側の神は次々に死んでいった。役割を失った神は死ぬ、それが神の掟である。戦ノ神、マルスはその罪を一方的に被せられ天界からの追放を受ける。だがその人魔大戦はマルスの予想を遥かに越える大戦争の幕開けなのだった。堕落した戦ノ神が下界に降り、過去の因果に立ち向かう新たな神話。これは神より堕ちた戦ノ神の新約戦記、世界の均衡を保つマルスの戦いが始まる。
読了目安時間:37時間3分
この世界には『私』が眠っている。〜記憶喪失になった主人公と、一言も喋らないヒロインによる『記憶』が紡ぐ異世界ファンタジー〜
この世界の魔術は『記憶』が必要だった。
179,200
650
異世界ファンタジー
長編
150話
370,380字
2023年8月13日更新
記憶喪失になった主人公と、一言も喋らないヒロインによる『記憶』が紡ぐ異世界ファンタジー。 ※現在毎週月曜と金曜の20時半ごろ更新中。【四章まで完結 五章10月開始予定】 【第一章あらすじ】 忘却の通り魔。 魔術の盛んなとある街に、記憶を奪うとされる通り魔の噂が流れていた。 記憶だけを奪い去るという謎の通り魔。だがこの世界においては、記憶を奪うという行為はただ物事を忘れるだけに留まらなかった。 何故なら、人々の記憶には『魔力』が宿っていたのだから。 なぜ通り魔は人を襲うのか。なぜ通り魔は他人の記憶や魔力を必要としているのか。 人々がその存在を恐れる中、噂流れる街から少し離れた宿屋にて、とある男が目を覚ます。 「ここはどこだ? 私は、誰だ……?」 男は問う。目の前に佇む、無機質で儚げな少女に。 だが少女は何も語らず、ただジッと目覚めたばかりの男を見つめ続けるのであった。 「…………」 記憶と魔力を失った男と、言葉を失った少女による異世界ファンタジー、ここに開幕。 ※現在タイトル調整中です。 旧タイトル『この世界には私が眠っている。』 ※この作品は下記サイトでも掲載中です。 なろう https://ncode.syosetu.com/n1678gp/ ノベプラ https://novelup.plus/story/350117898 アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/novel/337904610/591433234 カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054944120041 表紙や挿絵は自作です。 少しでも面白い、期待出来ると感じたら、応援やブックマークを押して頂けると励みになります。
読了目安時間:12時間21分
長崎県のとある離島である〝瑠奈島〟には、古くから猫神信仰があり、猫は神々との縁を繋ぐ神聖な遣いとして大切にされてきた。 島で暮らす少年は、家族や友人達と穏やかな日々を送っていたが、変わらない島での暮らしにある種の閉塞感を抱いていた。 ある日を境に、平和な島に〝小さな黒い影〟の噂が流れ始める。 噂をきっかけにして、少年はとある少女と出会うが、その少女の頭には現実では考えられない〝猫耳〟がついていた。 少女との出会いが、少年の平穏な日常を破壊し、少年を〝鋼焔〟に彩られた劇的な運命へと誘う―― これは、〝異界〟に絡めとられた人々の想いと願いが紡ぐ――〝ボーイミーツガール〟。 美しくも儚い旋律が鳴り響くとき、新しい現代バトルファンタジーの幕が上がる――! 【注意事項】 著作権・著作者人格権ともに私、丹生壬月が所持しております。 内容物の無断複写・無断複製・無断転載・無断データ化、またはそれらに類似する行為を固く禁じます。
読了目安時間:5時間22分
【99冊集めると願いが叶う魔導書】 それは所持者に童話やおとぎ話の能力をもたらす摩訶不思議な本。 県立高校に通う女子高生の心坂碧依もまた、母から形見として1冊の魔導書を遺されていた。 その魔導書こそ、最強クラスの能力を秘めた【マッチ売りの少女】だったのである。 母の死の真相とは一体、そしてそもそも魔導書とは何なのか。 碧依は答えを見つけるために魔導書をめぐる戦いへと身を投じていく。 挿絵:山蕗みにゃも様 ※挿絵があるページには★マークをつけてあります。 ※序盤ちょっとだけシリアスシーンがありますので平にご容赦。
読了目安時間:52分