一覧
見捨てられた俺と追放者を集める女神さま 謎スキル回転砂の真価を見つけだし、リベンジ果たして成りあがる
理不尽な世界に仁義を貫き 復讐を果たす
25,700
60
異世界ファンタジー
長編
335話
1,011,800字
2023年3月25日更新
「この町のハンターで『パーティーから追放されたりクビにされた人』がいたら教えてくれませんか?」 町のギルドで不思議な質問をする一人の女性がいた。追放者を集めるという奇妙な行動をとる彼女を他のハンター達が馬鹿にして笑っていたが、ガラルドというハンターだけは彼女のことを真剣に見つめていた。 そんなガラルドは町一番の有名パーティーに所属していたものの能力不足を理由にクビになりかけていた。 「お前は役立たずだ、次の魔獣討伐任務の結果次第でクビにする」 リーダーからそう言い渡されたガラルドは任務中とんでもない状況へと追い込まれることとなるが……偶然にも『追放者を集めていた不思議な女性』と任務地で再会することとなった。 その女性は自らを女神と名乗りはじめ、名に恥じぬ美しさと優しさを持つ女性だったのだが、それらの要素が霞んでしまう程に凄まじいバイタリティーと個性を持つ女神だった。 そんな女神に無能スキル「回転砂」を発掘され、背中を押されたガラルドは少しずつ自分と仲間と世界を変えていくこととなる。 ※※以下今作の特徴です※※ ・爽快かつテンポの良いストーリーを心がけています ・最初は理不尽な目に遭い、底辺感がありますが、成りあがっていきハッピーエンドになる物語を書きます ・序盤の小さな山場は4話、大きな山場は13話です。最初の街の区切りも13話なのでそこまでで読み続けるかを決めて貰えたらと思います ・戦闘、成長、経営、伏線、人格的勝利や論戦的勝利の快感など、色々な爽快感を重視して描いていきます ・暗い話は最序盤と一部過去編以外ほとんどありません 明るい旅路を描くつもりです ・基本的に一日一話更新していきます(更新時間は16時~22時のどこか)最後まで構想と筋書きは出来ているので、もしかしたら一日複数更新の日もあるかもしれません 皆さんの応援で今後も執筆を続けていけるかもしれません、応援のほどよろしくお願いいたします。
読了目安時間:33時間44分
一覧
総合最高順位:日間1位、週間6位、月間9位 ジャンル別最高順位::日間1位、週間1位、月間2位 この物語には、淡い恋愛要素が男性視線でも気にならない程度(小学生レベルw)、微量に含まれますがメインセンテンスは経済です。 物語の舞台は中央アジア、時代は中世。主人公の女商人が護衛の騎士と共に旅をして、少しずつ人間的な成長をしていく物語になります。色々な敵に襲われたりするバトル要素もありますが、メインは社会情勢を利用した商人同士の虚々実々な駆け引き、つまり頭脳戦がこの物語の最大のウリになります。 最初は緩く始まっていき冒険譚てきなファンタジー要素が強いですが、11話から徐々に経済の話が入ってきます。それから、徐々に商人による頭脳戦の話がメインにシフトしていくという感じですので、経済が好きな人は前半ちょっと退屈するかもしれませんがよろしくお願いします。 また、この小説に含まれている内容のほとんどが「現実の理論」や「史実」を下敷きにしていますので、読了後、少しだけ経済がわかった気分になれる特典がついています。頑張ってできるだけ簡単にかみ砕いて説明してありますが、難しいことはやっぱり難しく、わかりにくい所があるかもしれません。その点はご容赦ください。 構成は、奇数章(1章、3章、5章、7章)が一般的な冒険もの。外敵と戦ったり、ヒューマンドラマ的な何かがあったりする物語です。 一方、偶数章(2章、4章、6章、8章)が経済的な話になります。含まれるコンテンツは、 ①金融工学/②投資家の心理学/③政治学/④戦争経済学/⑤地政学 等々の専門的で学術的な内容をギュウギュウに詰め込んでいまして、必要に応じて後書き等に解説をつけています。しかし、物語のストーリの中に自然に織り込んでいるので、読み進めているうちに「なんとなく理解」ができるようにしているつもりです。具体的にこの物語で取り上げている「史実」は、バブル経済の崩壊/リーマンショック/アラブの春/コロナ渦の原油価格の動き/ロシア×ウクライナ戦争の小麦価格の動き等々です。 また、中央アジア独特の文化財や料理についても、少しだけ説明があります。もし興味を持たれたら是非博物館にいってみてください。ここらへんの地域の文化財って、本当に素晴らしいですよ。 表紙絵:星埜銀杏さん
読了目安時間:6時間56分