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サントリナ王国とディアスキア王国で、資源をめぐる戦争真っ只中の世界。 高度な技術力を持つ、ディアスキア軍の機械兵士に押されつつあったサントリナ王国は、機械兵士に対抗する軍隊とは別の戦力【独立戦闘騎士団】を設立し、また騎士育成のための【王立騎士養成学校】を設立。 圧倒的な力で機械兵士をねじ伏せる力をもつ【独立戦闘騎士団】はディアスキア王国に悪夢を齎したことで【ナイトメア】と呼ばれるようになった。 こうして優勢となったサントリナ王国だが、本来の計画はまだ終わりを迎えていない。叡智の計画、【H計画】は始まったばかりなのだ。 王立騎士養成学校に通う、天才とよばれる青年レカム・スターチスもまた騎士を目指す、戦闘部隊の【騎士見習い】だった。 相棒のライラック・アイリスの発言でひょんなことから、指揮統括部隊の自称天才美女シオン・アングと出会う。 この出会いが、彼の運命を大きく変えていくことになる。 例えそれが仕組まれていた出会いだったとしても、君を忘れることはできない。 君の戦略的大勝利だ、俺は2度と、君には勝てない。 愛と悲しみの、儚く切ないふたりの物語。
読了目安時間:1時間44分
月の光が届かぬ闇の中、瘴気とともに現れる【怪魔】たち。 人や動物にも似つかない、怪魔の魔の手が忍び寄る静かな世界に、それは現れる。 人と妖魔が重なり、成せる【憑依霊装】 狐の半面に、輝く白銀の髪。覗く瞳は黄色く、鋭い。 それは何者かと問われれば、彼らは自らをこう答える。 我々は【妖魔師】であると。 風の町、春海の高校に通う東城寺の一人息子、東城 秋は普段の遅刻魔とは別の顔がある。 夜な夜な現れる怪魔と、相棒の白狐の大妖魔 白蓮とともに戦う妖魔師だった。 怒りと憎しみ……そして歪んだ愛とまっすぐな友情の物語。 【9/21第一部完結! 並びに第二部スタート!】 ※第一部において好き勝手書いたので、ルールに則り改稿中。 【AN/杏】様に表紙を描いて頂きました! ありがとうございます! 挿絵も募集してます!
読了目安時間:7時間31分
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ひよっこ錬金術師はくじけないっ! ~ニーナのドタバタ奮闘記~
素材をぽいぽい、お鍋をぐ~るぐるっ!
672,900
4,230
異世界ファンタジー
連載中
長編
184話
592,849字
2021年4月12日更新
──いまに見てろー! いつか絶対、みんなをあっと言わせる大発明をしてやるんだから! ニーナは錬金術師としての成功を夢見る15歳の女の子。目標は世界を揺るがす大発明を自らの手で成し遂げること。その夢を叶えるために、ニーナは毎日のように新しいレシピ開発に取り組んでいた。けれども── ぼふん! またしても上がる黒煙。もくもくと、煙突をくぐって青空を黒く染めるそれは、調合が失敗に終わったことを物語っていた。今日も失敗。昨日も失敗。その前の日も……。たまに成功したとしても、できあがるのは欠点だらけのガラクタ品ばかり。いつしかニーナは村の人たちから「ガラクタ発明家」と呼ばれ、からかわれていた。それが悔しくて、悔しくて。 ニーナは考える。錬金術に欠かせないのは珍しくて上質な素材だ。優れた発明品には、それ相応の優れた素材が必要なのである。それなのにこんな辺境の村では、まともな素材すら手に入らない。夢を叶えるには、この村でのんびりとチャンスを待っているだけじゃダメなんだ! ニーナは決心する。錬金術師なら誰もが憧れる街、工房都市クノッフェンに行こう。そこで錬金術の腕を磨いて、いつか偉大なる発明家たちと肩を並べられるような存在になろう。有名になって、「ガラクタ発明家」と馬鹿にしていた村の人たちを見返してやるんだ。そう心に誓ったニーナはもう誰にも止められない。親が反対するのを押し切って、クノッフェンへと旅立つのであった。 (イラストは与瀬さんに描いて頂きました。第一章の途中で出会うシャンテちゃんです。圧倒的感謝!)
読了目安時間:19時間46分
魔術の発達した世界。 人々の生活には深く魔術が関わっていた。 生活用水、照明、食料保存等に利用された魔術は安定した生活を人々に与え、保障していた。 国家間の争いの中でも、言葉や剣と並んで魔術は利用されていた。 魔術を専門的に扱う魔術師の存在は、国益を生み出す上でも、守る上でも、重要な存在となっていた。 魔術師の齎す魔術的利益によって、大国となった国家があった。 エアリエル王国。 大陸有数の大国であり、国家魔術師と呼ばれる国に認可された魔術師が国政に関われるほどに力を持った魔術国家だ。 その王国を治める国王とその王妃の間に一人の赤子が誕生した。 王子として生まれたその赤子は、その体内に膨大な魔力を有し、竜と並んで世界を滅ぼす力を有すると言われている魔王だった。 それから、17年の月日が流れ、王子として立派に成長した魔王に、一人のメイドが仕えることになる。 それは止まっていた歯車をゆっくりと動かす、始まりの出逢いだった。 ※「小説家になろう」「カクヨム」に投稿している同名作品と同じ内容です。
読了目安時間:19時間48分
〽とざい とーざい これに口上を勤めまするは華研えねこなる者にて候 とざい とーざい… お初にお目にかかります これなる物語で語りしは 今は昔 帝国暦がまだ百にも満たぬ 海の向こうの本朝諸島 野望に燃えた若き日の初代帝王、垣屋続成の前半生でござーいー さあさお集まりの皆々様 お楽しみあれー 戦国時代。それは勇猛果敢な猛将とそれを手駒として操る権謀術策巧みな知将、そしてそれをも飲み込む天運の持ち主が駆け抜けた日本史上でも類を見ないほどの荒れ狂う大海原。 だが、ほとんどの人は桶狭間から本能寺、良くて関ヶ原までしか知らないという方が大多数ではないだろうか?無理もない。戦国時代はある男によって終わったといっても過言ではないからだ。 織田信長、それがその男の名前である。 ここに一冊の書物がある。信長公記である。信長の家臣、太田牛一が書いた日記帳の一部であり、今日の信長像の建設の土台といっても差し支えない書物である。 だが、たとえ戦国を終わらせた君主、信長の一家臣といえど見える風景には限界がある。現に首巻とはいえ信長公記原本には桶狭間は天文年間とすらかかれている。 では、歴史は何も語らないのか?いやそうではあるまい。 もし、たら、れば。一見意味のない繰り言に聞こえるだろうが、これは思考実験や文学には欠かせない調味料である。いわば塩のようなものだ。IFのない作品など、この世にはありはしない。当たり前だ。IFのない文章はただの記録なのだから。 そこで当方では、このようなもしもを考えてみた。 「もしも、織田信長以前に天下取りや合理的思考、世界を相手取れるだけの大戦略を考えるだけの人物が存在したのなら?」 もちろん、そのような人物は歴史上にはいないと言ってもいい。しかし新武将を作るというのでは少々塩分過多だ。ではどうするか。未来から魂魄だけでも引っ張ってくればよい。ちょうど日本には著名な武将の子孫だと語る人物は結構な割合で存在し、その中でも結構な割合で本物は存在するからだ。 あとはそこから数十年ほど早い天下取りを仕掛けてしまえば信長がどう動くか、見物ではないだろうか。 斯くして、応仁の乱よりせいぜい数年しか経っていない「ある時期」にその起点を設置してみた。 皆々様のお口に合えば幸いである。
読了目安時間:14時間53分
少年レンは空の大地に!冒険生活の旅にでる
794,600
136,469
異世界ファンタジー
連載中
長編
140話
418,911字
2021年4月12日更新
ある日突然、アズマ=レンは異世界に転移すると、少女セレナに鍵を探して欲しいと伝えられる、転移した者は元の世界に戻ることは出来ない。レンは帰る気が無かったので異世界で生活する事にした! スライムのレム、メイドのミュウ、ギルドマスターのセレナと共にギルド結成!! レンはレベルアップして召喚石で召喚獣のライとアンジュをサモン!二人がスキルで人の姿に変身!? レン達は様々な大陸や時にだれもいったことがない未開の地に足を踏み入れる! 第ニ章アースクラウドを舞台に風と雲ともう一つの地上を冒険! この広い異世界で生活しながら冒険の旅に向かう! 感想やポイントなどもらえると小説の励みになります!
読了目安時間:13時間58分
何気なる雑記
読了目安時間:29分