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怪力女傑、奮戦する! ~女傑マルフィサが、好色な少年皇子の危機を救い帝都奪還を果たすまで~
アラブ風世界で筋肉娘が殴る!
363,950
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異世界ファンタジー
連載中
長編
69話
197,672字
2022年6月24日更新
流浪の女戦士マルフィサは、旧友の騎士アグラマンの頼みで、中東最大の帝国アルバスの都・マディーンを目指していた。 帝国内には近頃、人ならざる魔物の姿が多数目撃され、事態の収拾を手伝って欲しいとの事だったが……その裏では、帝国そのものを揺るがす簒奪の陰謀が蠢いていたのだ。 罠に嵌められた少年皇子ハール、異国の魔法使いの少女アンジェリカと共に、マルフィサは帝都を脱出する。 果たしてマルフィサたちは、敵の陰謀をくじき、帝都と帝位の奪還を果たす事ができるのか? これは後世「麗しき顔より下は、軍神の如き肉体」とまで謳われた、怪力女傑マルフィサの戦いの物語である! ※★のついている話は挿絵つきです。 ※「小説家になろう」でも連載しています。
読了目安時間:6時間35分
俺は歴史好きの高校生・下田(しもだ)一郎(いちろう)! クールな幼馴染・莉央(りお)ちゃんと共に、16~17世紀くらいの大航海時代にタイムスリップしていたぜ! 世はまさに大海賊時代! なんかどっかの有名漫画みたいなフレーズだが、マジで海賊たちが幅を利かせている時代だった。 破壊と略奪の限りを尽くし、男は皆殺し、女は犯し放題。バクチに酒とやりたい放題……そんなイメージのある海賊だが、その実態は意外と規律正しく民主的!? しかし彼らがそんな秩序を重んじているのにも、ちゃんとした理由があった。今回は意外と知られざる、海賊たちの真実に迫る! 短編シリーズ「莉央ちゃんとタイムスリップ!」第10弾。 ※参考文献:「海賊の経済学 見えざるフックの秘密」 ピーター・T・リーソン/著 山形 浩生/訳(NTT出版) 「世界史をつくった海賊」 竹田いさみ/著(ちくま新書)ほか
読了目安時間:30分
本当はこうだった? 日本武士の成り立ち ~世にも稀なるオールラウンドバーサーカー爆誕の真相~
世界よ、これが戦闘民族だ
28,900
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歴史/時代
完結済
短編
5話
8,909字
2021年5月8日更新
俺は歴史好きの高校生、下田(しもだ)一郎(いちろう)! クールな幼馴染・莉央(りお)ちゃんと共に、古代~平安時代の日本にタイムスリップしていたぜ! 「元寇の時にも見た、日本の武士の皆さんはハッキリ言って変態装備です。 馬に乗り、重厚な大鎧を着て、デカい和弓や槍や刀や、とにかく何でも使いこなします」 なぜ日本の武士は誕生したのか? 一人で何でもできる「ぼくのかんがえたさいきょうのへいし」でなければならなかったのか? 今回はどう考えてもポッと出の農民からは到底生まれ得ない、凶悪すぎる戦闘集団のルーツに迫る! 短編シリーズ「莉央ちゃんとタイムスリップ!」第九弾。
読了目安時間:18分
本当はこうだった? フランス革命 ~風評被害の犠牲者、ルイ16世の生涯~
「分からない」からこそ、恐怖に駆られる
24,600
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歴史/時代
完結済
短編
9話
24,243字
2021年3月29日更新
俺は歴史好きの高校生、下田(しもだ)一郎(いちろう)! クールな幼馴染・莉央(りお)ちゃんと共に、フランス革命前夜のフランスにタイムスリップしていたぜ! フランス革命と言えば、世界史でも必ず習う、超有名な市民革命の代名詞だ。 「何となく、圧政を敷く国王を民衆が打倒した『良いイメージ』があると思いますが……実際のフランス革命は、恐るべき悲劇です。 そしてギロチンで首を斬られたルイ16世も、世間一般で思われているような無能な君主ではありません。むしろ逆です」 もし莉央ちゃんの言う通りなら、血生臭い悲劇がなぜ、ここまで美談にされたのか? ルイ16世が無能じゃなかったなら、なぜ死ななければならなかったのか? 今回はいつもの倍以上のボリュームで、フランス革命の実態に迫る!? 短編シリーズ「莉央ちゃんとタイムスリップ!」第八弾。
読了目安時間:48分
本当はこうだった? ハイチとドミニカ ~どうしてここまで差がついた!?~
まるで独裁者のバーゲンセールだな……!
14,400
21
歴史/時代
完結済
短編
5話
8,266字
2021年3月18日更新
俺は歴史好きの高校生、下田(しもだ)一郎(いちろう)! 「中国が尖閣諸島を狙ってる! 日本の水資源も奪ってるし、ホントひでえよな! あっちの大陸じゃ環境汚染も進んでるし、やりたい放題だなあの国は!」 ……なーんて話をクールな幼馴染・莉央(りお)ちゃんとしていたのに、今回のタイムスリップ先は中国ではなかった。 「えーと……ここどこ?」 「イスパニョーラ島です。中南米はカリブ海――現在ではハイチとドミニカと呼ばれる国ですね」 一体なんだってまた、中南米の島なんかに!? 「多分、環境汚染がどうとか話していたせいじゃないですか? 西のハイチはとっても貧しい国で、クソ野郎の独裁者に支配されていました。逆に東のドミニカは経済発展しましたね」 「へー。そうなんか……じゃあドミニカはきっと、民主的で自由な経済を推し進めていったんだな?」 「……いいえ。ドミニカの支配者も、まごうことなきクソ野郎の独裁者でした」 「マジでどういう事だってばよ!?」 意味が分からねえ。同じクソ野郎の独裁者が支配してたのに、どうしてここまで差がついちまったんだ!? いまいちマイナー感のあるドミニカ共和国だが、その歴史を知れば環境問題の何たるかが理解できる、とは莉央ちゃん談。果たして……? 短編シリーズ「莉央ちゃんとタイムスリップ!」第七弾。 ※参考文献:「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの」 ジャレド・ダイアモンド/著 楡井浩一/訳(草思社)
読了目安時間:17分
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3
2020/12/18 18:58
ネタバレ
そしてふたりでワルツを【漫画版あり】3
2020/1/12 16:24
ネタバレ
狂人ダイアリー ~大正浪漫幻想活劇~7
2019/12/2 12:01
ネタバレ
新説サクヤイワナガ 白蛇伝3
2019/11/11 18:07
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時は江戸時代の初期辺り。場所は大江戸浅草浅草寺(せんそうじ)そこから、物語は始まる。 古き月の他に新しき月があらわれ、江戸の町に不安があふれる。月詠という新しい月から生まれ落ちた存在に、里を抜けた伊賀の天才忍者才蔵は命を救われる。 次々と現れる個性の強いキャラクターたち。柳生家の双子、宗冬(むねふゆ)と宗春(むねはる)。天才陰陽師、土御門泰誠(つちみかどやすまさ)。そして、何処からか現れた古き四神(ししん)……青龍、朱雀、白虎、玄武。 彼らが時に競い合い、時に対立し、時に力を合わせて、襲いかかる様々な怪異に立ち向かっていく。 月詠が持つ抗いようがない力、仲間が増え、やがて……それは、大きなうねりとなる。
読了目安時間:29時間55分
東岳情報専門学校の講師・東風 貴哉(こち たかや)は、少しばかり世話好きなだけの、どこまでも普通の一般人だ。 彼からどことなく漂う犬っぽさと苗字から、学生たちに付けられたあだ名は「ぽち」。20歳になる老猫の空(くー)と気ままな一人暮らしをしていた。 11月の冷たい雨が降る夜、コンビニに猫缶を買いに出掛けた東風は、その帰り道に通った公園で“彼”と再会した。 傘も差さず雨に打たれて一人立ち尽くしていた彼は、3年前に東専から巣立った卒業生・多麻 永(たま はるか)。 震える彼を家に連れ帰った東風は、細かい事情は聞かずに多麻を家に住まわせると決めた。 ……それは学生時代の多麻を、ある出来事から東風が気に掛けていたことと、無関係ではない。 多麻は、特殊な能力を持っている。 聴力と音声の異常な認識能力。それは、百メートルほどの範囲より届く雑音の中から、多くの人が話す言葉を同時に聴き取ることができる。 多少耳がいい程度、と周辺の親しい人物にのみ伝えられた異常な聴力。その真の能力を知るものは、誰一人としていない。 本人はしっかりしているつもりなのに、どこかにふらふら行ってしまいそうで、放っておけない多麻。 彼に向ける自分の感情の正体を理解できずに悩みながら、東風は今日も、逃げ回る猫のような多麻を追ってその名を呼ぶ。 名を呼べば、タマにはちゃんと聞こえている。 多麻を見つめる眼差しや不意に降りかかる災難を乗り越え、彼らは自身の気持ちに気付くことができるのか? *** 夏の5題マラソンで書いた『夏休みの宿題における、とある攻防』と『あったかくて、つめたいの』をベースにした長編作品です。 夏の5題マラソンでは、タマの性別を特定できないような書き方で書いていましたが、長編にするに当たってタマを男の子として記述しています。多少マラソンのお話とズレちゃってるところがありますが、そこはパラレルワールドだと思っていただければ幸いです。 表紙絵:ときの(Kamaneko) ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
読了目安時間:4時間8分