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2020年6月7日更新
死神、そう呼ばれた男が過去にいた。 彼は多くの人を殺め、その手を主が為に汚してきた。 「お前に頼みがある。息子を、守ってやってはくれないか。俺は今後どうなるかわからん。仮にどうなっても、息子だけは守って欲しい」 「それは、命令でしょうか」 「命令ではあるが、命令では無い」 「御意に」 死神と呼ばれた男は、もう一度その手に死を纏う。 主を守る。それだけの為に。 小説家になろうでも投稿中→ https://ncode.syosetu.com/n9441gd/
記憶、曖昧な物の中で私たちは生きている。