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主人公の大学生、“知念 誠人”は、ある日を境に頻繁に悪夢を見ることになる。 しかし、その悪夢はただの悪夢ではない。 夢の中身が正夢となる──“予知夢”だったのだ。 散々悪夢に悩まされ続けた誠人は、その苦悩を友人に打ち明けるが、そこで信じられないことが起きる。 集まった友人の全員が、誠人と同じように悪夢──予知夢を見ていた。 この面子から考えられるのものは、もう“あれ”しかない。 昔みんなで見た、大きな流れ星…… その時に起こった不思議な現象……きっかけは、この“流れ星”に違いないはず。 あの星が墜ちた夜から──物語はすでに始まっていたんだ。 基本シリアス、時々ギャグ。 ヒューマンドラマに、青春あり。 あわゆる要素を兼ね備えた──SFミステリー(サスペンス)作品、ここに開幕。 悪夢を未然に防ぐために、誠人達が立ち上がる。 ※こちらの作品は、小説家になろう、ステキブンゲイにも掲載しております。 タイトルロゴは、紅蓮のたまり醤油様に作って頂きました。
読了目安時間:5時間33分
現代の大学を舞台にした、『死神盗難事件』! 『日常の謎』なので、人は殺されません。 大学4年生の初夏。 渡貫 詳(わたぬき しょう)は、『お悩み相談サークル』に所属している。 気の強い後輩、角川 貴理(かどかわ きり)に振り回されながらも、他人の悩みや、持ち込まれる些細な謎を解決することで自尊心を満足させる、虚しい毎日を送っていた。 そんなある日、詳自身が盗難に遭ってしまう。 割引券、鑑賞券、小冊子という一見無価値なものが次々盗まれ、ウェブ新聞記事のコピーと思われる紙切れと、『死神』のタロットカードが残される奇妙な連続盗難事件。 いつも通り貴理に押し切られ、詳はその事件の解決に乗り出す羽目になる。 犯行の法則性は何なのか? 犯人は誰なのか? その目的は? 『人間は根源的に時間的存在である』 ハイデガーの言葉通り、人は過去からは逃れられない。 *この作品は『小説家になろう』、『カクヨム』でも公開しています。
読了目安時間:2時間53分