プロフィール

90年代に東南アジアでバイヤー業をしていました。タイのバンコクで土産物店を経営していたこともあります。当時の経験と趣味の空手を元に「空手バックパッカー放浪記」という小説を書きました。その他ミステリーから伝奇小説、SF、ファンタジーまでジャンルを問わず何でも書きますが、器用貧乏かもしれないのが悩みの種。。。

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  • 虚飾の処女神

    それは、継ぎ接ぎだらけの虚飾の処女神

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    2020年3月17日更新

    1947年、戦災孤児で溢れる上野では浮浪児の失踪が相次いでいた。 「失踪の前後、赤い外套の男が必ず現れる」という噂が浮浪児たちの間で囁かれていた。 一方、東京では及川が上司から見合い話を持ち掛けられ、それを相談しに佐原親子を訪ねていた。 佐原万智の友人で佐原薫の想い人、横浜の占い師・楊紅瑛と出会うが、彼女は数日後、惨たらしい死体となって発見される。 死の直前に聞かされた彼女の言葉は、殺されることが分かっていたかのような遺言めいたものだった…。 浮浪児の失踪、猟奇殺人事件、見合い相手から聞かされる山村の怪談話、そして“赤い女神”を信仰する山間に作られた不審な村…。 同時進行する謎は、やがて一つの真実に行き着く。 【2020年3月17日、一部手直しをしました】

    • 残酷描写あり

    読了目安時間:3時間35分

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