はじめまして、今福シノと申します。 現在の目標は長編小説の書籍化。 少しでも読んでいただけたなら、それに勝る幸福はございません。 ご感想など、遠慮なくいただければと思ってます。交流もぜひさせていただきたいです。 Twitterで更新状況等の情報発信や日々のつぶやきもさせていただいているので、お気軽にフォローなど、よろしくお願いします。 @Shino_imafuku_
一覧
【現在次章構成中のため休載しております】 「あんさんに、助けてほしいんや」 関西弁を話す奇妙な黒猫と出会った、魔法少女オタクJCの西村千秋。 そんな黒猫と契約した千秋が身を投じたのは、魔法少女になって敵と戦う運命――になるとばかり思っていたのに、実は悪の組織の一員になっていた!? 契約を破棄しようとする千秋。 だけど 「悪の組織を抜けたら、魔法少女オタクなことを周りにバラすで」 なんて脅されて、大好きな魔法少女の敵として戦う羽目に。 しかも悪の組織はブラック企業も真っ青になるくらいの労働環境。 果たして、悪の組織が魔法少女に勝てる日は来るのか? そして千秋は大好きな魔法少女を愛する日々に戻ることはできるのか!? 【表紙は江野ふう様(@10nights_dreams)に描いていただきました。ありがとうございます。】
読了目安時間:9時間39分
「生きるということは、諦めることよ」 天文部部長、東雲とばりはそう言って、部室で『諦め屋』を営んでいた。 『諦め屋』――そこを訪ねれば、なんでも諦めさせてくれると噂される場所。 だが、同じく天文部員であり後輩の宵山晴人は、天文部が『誰かを諦めさせる場所』として使われることを好ましく思っておらず、今後の部の在り方を決めるため、東雲とばりと『賭け』をする。 そんな時、晴人の幼なじみである星宮夕月が、ひとりの女子生徒を連れてくる。 彼女はここへ来た理由は『諦め屋』を訪れるためであり、『何かを諦めるため』だった。 東雲とばりは彼女の依頼を聞き、『諦め屋』の活動が始まる。 一人、また一人とやって来る依頼者。彼らが『何かを諦める』のを見ていくうちに、晴人は「諦めるということは何を意味するのか」、「諦めた先に何があるのか」を知っていく。 揺れ動く晴人の心。 東雲とばりはなぜ『諦め屋』をしているのか。 そして晴人たちは最後に何を『諦め』、何を『諦めない』のか――
読了目安時間:3時間20分