この世界には、人外しかいなくなった。 ある者は異形となり果て、ある者は異端な力を手に入れた。 この混沌の全ての始まりは、1年前の『壊理（アンチロジカル）』だった。 全ての条理や原理がぐちゃぐちゃに崩れ、代わりに1人1つ、狂った原理を与えられ、生きねばならなくなったのである。 ――その世界に耐えきれず、死を望む少女がいた。 しかし、狂った条理に支配され、ある条件でないと死ねなかった。 それは、恋をして××××××××ことだった。 異端に異端を塗り重ねた、ダークな恋愛ファンタジー、開幕。

適当に生きてきた秋山 勇太は、神たちの人類救済計画の救済者に選ばれてしまった。 問題ある人物を更生させるためのプログラムであり、試練を与えて人生をやり直させるのが目的である。 このプログラムで、更生できなかった者はおらず１００％の実績を誇っていた。 しかし、今、このたった一人の男によって完璧が崩されようとしている。 神たちは、ありとあらゆる手を使って更生させようとするが、果たして秋山を更生させることができるのか？ それは神ですらわからない・・・

ある日、ネメシスとバビは、レイとルークにクラン＜デス・ピリオド＞の拠点、決闘都市ギデオンにある中央大闘技場と十二の各闘技場の内の一つ 八番街にある第八闘技場の留守番を頼まれた。 しかし、そこには、忍び寄る影が………

初恋の人、ソウスケと別れたナツミ。2年が経ち、彼が結婚するという噂を耳にする。 もう返らない時が、どれほど幸せだったか気づく。