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【完結】結婚適齢期が過ぎた公爵家のメーラに突然結婚の話が浮上した。相手は兄の友人で、魔物の血が混じっているからと敬遠されていた男性だ。メーラの意思を無視して彼女の家族は結婚の手続きを済ませ、早々に辺境伯に嫁ぐことになってしまう。 彼女には誰にも知られたくない秘密があった。自宅で裸で過ごすという習慣だ。自宅裸族の趣味を知られたくないが為に、結婚相手に無理難題な条件を付けて避け続けていたのに、兄の友人レイオン・ゼストス・ディアフォティーゾ辺境伯は条件を全部飲むと言う。 結婚が決まりすぐに辺境伯領の屋敷に移ったメーラは彼が全て了承済みである事を知る。室内では裸で過ごし、外では室外犬のフォティアに懐かれ、一人と一匹でのんびりとした時間を過ごしていた。 しかし自宅裸族をレイオンに知られてしまい、二人の関係に変化が訪れた。メーラはレイオンの秘密を知り、徐々に二人の関係が深まっていく中でメーラはレイオンに心を寄せていき、最後にはフォティアの秘密も知る事になる。 表情に乏しい辺境伯と自宅裸族の令嬢が距離を縮めていくだけのラブコメ。 本音→自宅裸族を書きたい 前作~魔王でしたと同じ世界線、というか隣国エクセロスレヴォを舞台にしたものです。こちら単体で読めます。よくある氷の~と詠われる男性の心溶かす系もどきな話。 ※アルファポリス、小説家になろうにも投稿しています。※R15で想定し設定してますがあくまで保険です。
読了目安時間:5時間18分
【完結】偽の聖女と言われ処刑され、死に戻って三回目。前世二人分の記憶まで思い出した侯爵令嬢イリニは婚約者への想いを綺麗に失っていた。 イリニは「これからは自由に生きる。穏やかな老後をゲット」というテンプレな目標を立てる。前世の記憶でここがゲームの世界であることを、イリニはとっくに知っていた。テンプレな願いを抱いても問題はないはず。それが彼女の考え。 その為にはまず、聖女の祈りと魔法の力を精霊王に返さないといけない。なのに精霊王は、さらに祝福を与えてきた。 婚約破棄を済ませ、処刑から逃げ切ったイリニは魔物が多い山の上に城を立てて、精霊王との接触の機会を伺うことに。 元婚約者からの使者がイリニを処刑しようと来るのを力づくで追い返したり、魔物に好かれ城に住み着かれたりしてたら、聖女から魔王と呼ばれるようになる。 次に来たのは隣国の王太子エフィ。イリニを逃がす手はずを整えてくれた魔法使いアステリの友人。彼はどういうわけか城に住むと言い出した。 それは困る。なぜならイリニはパワーアップした祝福の一つに、人恋しくなる=淋しくなると、偶発的にえっちな状況を生んでしまう力・ラッキースケベがあるから。そんなしょうもない力を見られたくないのに、エフィはラッキースケベを鎮める=淋しさを解消する為のハグ係をやりたいと言い出す。 ※アルファポリス、小説家になろうにも投稿しています。 ※R15で想定し設定してますがあくまで保険です。
読了目安時間:5時間49分
【完結】婚約破棄に加え、無実の罪を着せられ平民落ちとなったにも関わらず、ヴィールはあっさり受け入れた。 寛大な措置で死刑を免れたのだから感謝しろ? 冤罪だっての。その言葉を飲み込み、彼女は婚約者の元を去った。 だって一度経験してるし。準備万端、継いだ父の生物研究を極められると大喜び。 なのに前と違う。両親の形見の簪(かんざし)を盗まれた。逆行できたのは簪があったからなのに。 死んだ両親唯一の形見をどうしても取り返したかったヴィールは、世話になっている商人の情報を元に貴族の裏取引に潜り込んで簪の行方を捜していた。その中で盗品を寄付したり、貴族達が扱う表沙汰に出来ないお金を回収していたら、怪盗として名を馳せる事に。 「なんで怪盗やってんだろ」 そんな中、ヴィールは潜入したとある屋敷で、若き公爵、ニウ・ヘルック・ブライハイドゥに怪盗だとバレてしまう。貴族間の汚職や闇取引を探っていたニウはヴィールの正体を隠す代わりに、自分の知りたい貴族の裏側を調べるよう持ちかけた。 最初は粗雑で身なりを気にしないヴィールが淑女として徐々に変わりつつも、本当の想いを隠したニウに対する気持ちも動いていく。 本音→怪盗ものとけんかっぷるが書きたい。 ※アルファポリス、小説家になろうにも投稿しています。 ※R15で想定し設定してますがあくまで保険です。
読了目安時間:4時間27分
クールで口数の少ない静くんはお風呂(特に湯船)が好き。 女の私より好きだし、隠れた情熱がちらほら見え隠れ。 そんな静くんのお風呂に関する発言を纏めました。 というノリの会話中心、かなりショートな1話完結型ストーリー。 現在連載中の「器巫女と最強の守護守」(https://novelup.plus/story/456198490)の合間の息抜きで書いてる不定期連載(ぜひ器巫女~も読んで頂ければと!)。 ほのぼののようなコントのような何か。 名前が(仮称)なのは最後まで名前が浮かばなかったので…途中名前を変えるかもしれません。 ※アルファポリス、小説家になろうにも投稿しています。
読了目安時間:5分
【本編完結】十八歳の誕生日を迎えた夜、前世の記憶が甦ったクラシオン。 六歳を迎える事無く亡くなった前世の記憶から、彼女は自身が子供向けアニメ、魔法戦士ラブリィブレッシングシリーズ、スプレンダーのキャラクターの一人だと気づく。 この世界は一期スプレンダー及び二期スプレンダーリミテと同じ。クラシオンは二番目の戦士だ。 そして敵幹部の一人が、自身の夫である事も思い出す。 アニメでは、洗脳された夫であるエスパダは、クラシオンと戦い、その中で自我を取り戻し、救われるという話だった。 夫婦というものの、日々関わりがない夫婦関係、所謂白い結婚状態である事を、敵の洗脳だと思い、クラシオンは戦士としてエスパダと戦い、洗脳を解くことを決意する。 夫婦が白い結婚から、(肉弾戦と言う物理的な)歩み寄りによって、本来の夫婦になる話。 かなりゆるめのコメディ、シリアス色薄めです。 ※アルファポリス、小説家になろうにも投稿しています。 ※R15で想定し設定してますがあくまで保険です。
読了目安時間:3時間43分
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ガチャガチャガチャ 〜職業「システムエンジニア」の僕は、ガチャで集めた仲間とガチャガチャやっていきます〜
異世界で織りなすガチャガチャファンタジー
225,317
1,400
異世界ファンタジー
完結済
長編
289話
870,049字
2022年5月22日更新
東岳情報専門学校の講師・東風 貴哉(こち たかや)は、少しばかり世話好きなだけの、どこまでも普通の一般人だ。 彼からどことなく漂う犬っぽさと苗字から、学生たちに付けられたあだ名は「ぽち」。20歳になる老猫の空(くー)と気ままな一人暮らしをしていた。 11月の冷たい雨が降る夜、コンビニに猫缶を買いに出掛けた東風は、その帰り道に通った公園で“彼”と再会した。 傘も差さず雨に打たれて一人立ち尽くしていた彼は、3年前に東専から巣立った卒業生・多麻 永(たま はるか)。 震える彼を家に連れ帰った東風は、細かい事情は聞かずに多麻を家に住まわせると決めた。 ……それは学生時代の多麻を、ある出来事から東風が気に掛けていたことと、無関係ではない。 多麻は、特殊な能力を持っている。 聴力と音声の異常な認識能力。それは、百メートルほどの範囲より届く雑音の中から、多くの人が話す言葉を同時に聴き取ることができる。 多少耳がいい程度、と周辺の親しい人物にのみ伝えられた異常な聴力。その真の能力を知るものは、誰一人としていない。 本人はしっかりしているつもりなのに、どこかにふらふら行ってしまいそうで、放っておけない多麻。 彼に向ける自分の感情の正体を理解できずに悩みながら、東風は今日も、逃げ回る猫のような多麻を追ってその名を呼ぶ。 名を呼べば、タマにはちゃんと聞こえている。 多麻を見つめる眼差しや不意に降りかかる災難を乗り越え、彼らは自身の気持ちに気付くことができるのか? *** 夏の5題マラソンで書いた『夏休みの宿題における、とある攻防』と『あったかくて、つめたいの』をベースにした長編作品です。 夏の5題マラソンでは、タマの性別を特定できないような書き方で書いていましたが、長編にするに当たってタマを男の子として記述しています。多少マラソンのお話とズレちゃってるところがありますが、そこはパラレルワールドだと思っていただければ幸いです。 表紙絵:ときの(Kamaneko) ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
読了目安時間:3時間32分